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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

青ねぎの作付けが始まりました!

2015年06月03日 17時44分21秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 現在,JAみどりの管内では加工業務用の青ねぎの作付けを推進しており,平成27年度は概ね4.5haの作付け予定となっています。普及センターではJAと連携して実証ほを設置し,品種比較試験などに取り組む予定です。
 平成27年5月12日からJAが導入した全自動移植機により定植作業が始まりました。初日の試運転では,実証ほにおいて,メーカーの技術担当者やJAの営農指導員,生産者を交え,定植機の植付深度や植付速度の設定等について検討しました。併せて普及センターで機械作業時の作業時間や作業効率についての調査も行いました。
 初めての機械導入ということで,ほ場条件に合わせた装置の設定等にやや時間を要しましたが,その後はほぼ順調に定植作業が行われ,手作業による定植と比較し,作業時間の短縮及び労働負担の軽減が図られました。普及センターでは,今後もJAと連携し,青ねぎの生産振興を支援していきます。


<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班
   TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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被災地の水田営農再開の強い味方!可変施肥田植機実証試験を開始。

2015年06月03日 14時55分42秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

平成27年5月14日,岩沼市の津波被災地で営農を再開している玉浦南部生産組合の水田ほ場で可変施肥田植機の現地実証試験を実施しました。

可変施肥田植機は水田の作土深と肥沃土(土壌EC)を計るセンサーが搭載されており,土壌データに基づく適正施肥量を精密に施用することができることから,津波被災地の水稲生産における収量・品質の安定化や,肥料の節減効果が期待されています。

この日,メーカーの説明のあと可変施肥田植機による田植えを行いましたが,走行しながら施肥量を自動調節することから,移植時のスピードは通常の田植機とほとんど変わらず,作業の効率が落ちることはありませんでした。

 玉浦南部生産組合の大村昌則さんは「ほ場の立地条件にかかわらず,高品質米を安定して生産できるようになれば,今後の経営にも弾みがつく」と期待を寄せていました。

今後は,県農業・園芸総合研究所と連携しながら定期的な生育調査と収量調査を行い,可変施肥田植機の効果を実証していきます。

 

 連絡先 亘理農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0223-34-1141


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身近なところでがんばっています! ~みやぎ農業未来塾~

2015年06月03日 14時21分04秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成27年5月19日(火)に山元町内において,亘理農業改良普及センター主催により新規就農者を対象とした研修会の一環として現地検討会を開催しました。

 亘理農業改良普及センターでは,就農しておよそ5年以内で主に葉菜類等の栽培に取り組む新規就農者(岩沼市内3名,山元町内3名)の技術向上と交流を目的に情報交換会や研修会を平成26年12月から開催しています。平成27年度からは座学に加え,新規就農者のほ場を巡回する相互視察研修会を開催しており,4月の岩沼市に続き今回が2回目の開催です。山元町の新規就農者のほ場を巡回しながら,各々の栽培状況や課題などについて話していただき,参加者で検討を行いました。

 特に新規参入した方がほとんどであるため,気候に合った品目・品種選定や農地の特性を考慮した肥培管理技術の習得が共通の課題であることが明らかになり,改善策についてきめ細かな指導を行いました。

普及センターでは,今後も新規農業者の経営安定に向けた支援を継続して参ります。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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今年も大きくて美味しい果実を目指し,りんご摘果講習会の開催

2015年06月03日 14時01分59秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成27年5月26日,亘理町逢隈神宮寺においてJAみやぎ亘理逢隈支所果樹部主催による,りんごの「摘果講習会」が開催されました。「摘果」は大きな実に育てるとともに,翌年の収穫量などを左右する重要な作業の一つです。

 JAみやぎ亘理逢隈支所果樹部では,大きくて美味しいりんご生産を目指し,各種研修会等を開催しており,例年5月下旬に摘果講習会を開催しています。今年も普及センター職員が講師となり,それぞれの木や枝の生育状況にあった摘果方法について,実演しながら講習を行いました。摘果作業に従事しているパートさんも参加し,これからの作業の参考にしたいと,熱心に受講していただきました。

 普及センターでは今後も果樹産地の維持発展へ向けた支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター      先進技術班 

 TEL:0223-34-1141   FAX:0223-34-1143


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