省力的な米づくりの方法として,「直播(ちょくは)栽培」が注目されています。5月11日に蔵王町の担い手部会が中心になり,播種と同時に病害虫防除の薬剤散布を行う技術の実演も含めた現地検討会を開催しました。
これまでは、播種と同時に肥料や除草剤は散布できましたが、同時散布できる病害虫防除剤がなかったため,別作業になっていました。今回の散布技術が普及できれば、肥料、除草剤、病害虫防除の薬剤を播種と同時に散布することができ、稲作作業の省力化が一層図られることになります。
普及センターでは,今後、担い手部会の方々と今回実演した圃場における防除効果などを確認し、技術の定着を図っていきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第1班
TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138