宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

古川農産加工クラブ連絡協議会の先進地視察研修会が開催される

2015年02月26日 15時47分43秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 去る平成27年2月24日(火),大崎市古川農産加工クラブ連絡協議会の先進地視察研修会が開催されました。この研修会は,大崎農業改良普及センターの「経営力と衛生管理において,これまで以上の高いレベルを目指してもらいたい」との考えから視察先を提案し,開催されることとなりました。
 視察先である農事組合法人仙台イーストカントリーの「おにぎり茶屋ちかちゃん」(仙台市若林区)では,6次化に取り組んだきっかけや,販路の開拓方法などを教えて頂きました。また,岡田生産組合(仙台市若林区)の味噌加工施設では,製造されている味噌「岡田産づくり」の品質管理方法や徹底した衛生管理を学びました。出席した会員11名全員から質問や意見が出されるなど,活発な意見交換もでき,有意義な研修会となりました。
 普及センターでは,経営力向上や衛生管理の徹底など,農産加工に取り組む農業者の活動を引き続き支援してまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白石農産物直売所連絡協議会・野菜栽培研修会を開催しました。

2015年02月26日 15時26分46秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
平成27年2月18日,白石市農林振興センターにおいて,市内の7カ所の農産物直売所で組織する白石農産物直売所連絡協議会の研修会があり,約50名が出席しました。

今回の研修会では,生産者にとって大きな課題である病害虫防除と消費者から求められる安全や安心に対応するための技術を取り上げ,「安全・安心の付加価値を高める野菜づくり」~最近よく聞くIPMってなに?~をテーマに普及センターから講習を行いました。

講習では,作物収穫後残渣の適正な処理や抵抗性品種の利用などの耕種的防除や,防虫ネットの利用などの物理的防除,生物農薬による生物的防除等,化学的防除のみに頼らない総合的な防除方法について説明しました。
放射性物質による林産物等の出荷制限やメンバーの高齢化もあり,売り上げが低迷している直売所もありますが,今後も研修会を通じて,切磋琢磨しながら市内の直売所を盛り上げて行こうと,気持ちを新たにする機会ともなりました。

普及センターでは今後も、研修会等を通じて、「安全で安心できる農畜産物生産支援」を行ってまいります。






〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班 
       TEL:0224-53-35191 FAX:0224-53-3138

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成27年度の加工トマトの栽培に向けて,栽培講習会が開催されました。

2015年02月26日 15時11分45秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
2月19日にJA加美よつば会議室においてJA加美よつば・JAいわでやま・JAあさひな合同の加工トマト栽培講習会が開催されました。関係者含めて40名程度の参加がありました。
 (株)渡辺採種場から「加工トマトの栽培方法について」説明があり,その後、コーミ(株)から「栽培のポイント」について説明されました。普及センターから実証ほの結果概要について以下のとおり情報提供しました。
①畝立て同時施肥機を使用し,その際の肥料については硫安と発酵鶏糞の基肥一発体系で,定植苗はピンで地上部を針金でとめた。実証試験の結果,試験区は慣行収量以上を確保できた。
②畝立て同時施肥機を使用しない場合,畝を立てる予定の場所に硫安と発酵鶏糞を施用して,畝立マルチをし,上記と同様に定植すると収量は確保される。
③マルチの上に水たまりがあると,水の雑菌により腐れ果が多くなり,減収の原因になるので,水たまりができないような「かまぼこ形畝」や「への字形畝」等の対応ができると腐れ果が少なくなる。
引き続き,普及センターでは現地実証等に取り組み,産地維持拡大に向けて支援してまいります。

<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農業未来塾(POP作成講座)を開催しました

2015年02月26日 08時43分35秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 石巻農業改良普及センターでは,平成27年2月19日に宮城県石巻合同庁舎を会場にして,農業未来塾「就農者コース~販売能力講座~」としてPOP作成講座を,農産物の販売やPRに係るコミュニケーション手法を学び,消費者への販売促進に関する資質向上を目的に開催し,4Hクラブ員や震災後設立した法人への雇用就農者など8名が参加しました。近年,生産から販売や加工といった農業の六次化への展開が求められており,直接,消費者と接して農産物を販売する機会も増えています。
 講師には,地方公共団体や各商工団体主催のPOP研修会などで多数講師を務める経営コンサルティング波多野事務所のPOP公告クリエイター波多野ゆか先生を迎えました。
 POPはお客さんとお店を繋ぐ大切な販売促進のコミュニケーションツールで,正確にしっかり伝えることが大切で,手書きはその思いを伝えやすいとのことです。また,POPは生もので,農産物と同じように鮮度が命で,色あせたり,季節が過ぎたものはいくら上手なPOPでもお店自体にマイナスイメージを与えるとのことでした。ペンは水性顔料マーカーを使い,バランス良く,ハネ/ハライはつけないで文字全体を同じ太さで書くと見やすい文字になります。受講者はペンの使い方も学びながら,文字をバランス良く書く練習を行い,実際にPOPを作成してみました。作成したPOPはさっそく直売窓口に設置して売上UPに一役買っているとのことです。
 普及センターでは関係機関と連携して,若手農業者や新規就農者等への支援を継続し,地域農業の復興に取り組んでいきます。

〈連絡先〉宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班 TEL0225-95-1435

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする