7月23日(水)に大河原合同庁舎及び丸森町において,県内の各農業改良普及センターの鳥獣害担当者等を対象に鳥獣害(主にイノシシ)対策研修会が開催されました。この研修会は,平成26年度普及活動情報基盤整備事業を活用し実施したもので,先進的に活躍している香川県の普及指導員より直接学ぶことを目的としたものです。
午前の講演では,講師の香川県東讃農業改良普及センターの矢木副主幹から,鳥獣害防止対策は普及技術の一つであり,普及指導員が得意とする「人材育成」である。対策の電気柵をきちんと設置することを中心として,追い払いや守りやすい圃場設計をすることが重要であり,これらのことをいかに生産者に理解・実践してもらうかが鍵となるとの話がありました。
午後は,丸森町農業創造センターに場所を移動し,当普及センター職員より,管内の被害状況や課題について説明した後,丸森町峠集落の実証ほを全員で確認しました。実証ほでは,ごく最近イノシシが複数立ち入った形跡があり,講師からほ場周辺の見晴らしを良くした方が良いとのアドバイスや,イノシシの足場が悪いのをいやがる習性を利用して,周辺に竹を敷き詰めてはどうかという提案が出されました。その後,創造センターに戻り,これからの鳥獣害対策についての総合検討会を行いました。
普及センターではこれからもイノシシ被害の軽減に向けて,情報収集や防除対策支援を行っていきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班
TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138
午前の講演では,講師の香川県東讃農業改良普及センターの矢木副主幹から,鳥獣害防止対策は普及技術の一つであり,普及指導員が得意とする「人材育成」である。対策の電気柵をきちんと設置することを中心として,追い払いや守りやすい圃場設計をすることが重要であり,これらのことをいかに生産者に理解・実践してもらうかが鍵となるとの話がありました。
午後は,丸森町農業創造センターに場所を移動し,当普及センター職員より,管内の被害状況や課題について説明した後,丸森町峠集落の実証ほを全員で確認しました。実証ほでは,ごく最近イノシシが複数立ち入った形跡があり,講師からほ場周辺の見晴らしを良くした方が良いとのアドバイスや,イノシシの足場が悪いのをいやがる習性を利用して,周辺に竹を敷き詰めてはどうかという提案が出されました。その後,創造センターに戻り,これからの鳥獣害対策についての総合検討会を行いました。
普及センターではこれからもイノシシ被害の軽減に向けて,情報収集や防除対策支援を行っていきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班
TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138