宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

平成26年度秋冬ねぎ現地検討会が開催されました!

2014年08月06日 13時59分29秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成26年7月25日に、JAいしのまき長葱部会にて、秋冬ねぎの現地検討会が行われました。当日は,関係機関を含め,約20名が参加しました。
 4月~5月に定植したほ場3ヶ所を巡回しました。今年の春先は乾燥気候が続いたためか,ハモグリバエ類やアザミウマ類の発生が目立ちました。また,白絹病などのかび病も確認されました。

 普及センターからは,害虫防除についての指導を中心に行いました。その中で生産者は,新たに登録された農薬の使用方法について,強い関心を示しました。
 石巻地域は,宮城県内でも有数の長ねぎ産地です。これからも,良質な長ねぎを出荷できるよう,普及センターとしても支援を続けます!

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夏期管理の徹底で高品質なりんご生産を

2014年08月06日 09時50分51秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成26年7月31日(木),栗原市果樹連絡協議会(佐藤常秋会長)は,栗原市高清水福塚を会場に「りんご相互視察検討会」を開催し,22人が参加しました。
 宮城県農業・園芸総合研究所の門間豊資上席主任研究員を講師に,間ばつを実施した園地で3年間のせん定講習会を経て理想的な樹形となった樹を見ながら,着果量や果実肥大の状況,肥培管理と樹勢,結果枝の取り扱いなどについて説明がありました。その後,樹形維持のための今後の管理方法などについて重点的に説明があり,会員からも色々な質問や提案が出されました。また,「ヒメボクトウ」の発生状況や防除方法について説明がありました。
 総合検討では,高清水コミュニティセンターに会場を移し,講師からこれまでの生育状況と今後予想される天候,管理作業のポイントについて説明があり,収穫適期の把握や落果防止剤の使用,高温乾燥対策などの注意喚起がありました。また,最近の試験研究情報として「有望なりんご黄色品種の果実特性」について説明があり,多様な消費者ニーズに合わせた品種の導入に前向きな姿勢が見られました。
 普及センターからはハダニ類の薬剤抵抗性に関する情報提供を行い,抵抗性発達が懸念される薬剤の使用について注意を呼びかけました。今後も,高品質なりんごの安定生産に向け支援していきます。




<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班   
TEL:0228-22-9404       
FAX:0228-22-5795・6144

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