平成22年12月16日(木),JAみやぎ仙南蔵王地区なし部会員を対象に,せん定講習会を開催しました。
蔵王町は日本なしの栽培が県内で最も盛んな地域で,県内で唯一,光センサーを用いたJA選果場があり,仙台,東京,大阪方面へ市場出荷されています。
講習会当日は,会員が45名の参加があり,県農業・園芸総合研究所 菊地総括研究員の支援もいただき,4か所でせん定実技講習を実施しました。
今年は夏の日照時間に恵まれ,その結果,予備枝のえき花芽の着生が全般的に良好となっているため,枝の更新を積極的に行うよう指導を行いました。
菊地総括研究員からは,近年面積が拡大してきている「あきづき」の若木の育成方法や待ち枝せん定のポイント等について実技指導が行われました。また,夏季の降水量が極端に少なかったため,新根の発生量が少なく花芽数が多いことと相まって来年は樹勢が下がることが予想されるため,果実着果数は抑え気味とする等,指導がありました。
部会員からは,枝の配置や結果枝の扱い等について,質問が出されるなど栽培技術向上の意欲が伺えました。
普及センターでは,高品質な日本なし生産へ向けた取り組みを支援していくこととしています。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138
蔵王町は日本なしの栽培が県内で最も盛んな地域で,県内で唯一,光センサーを用いたJA選果場があり,仙台,東京,大阪方面へ市場出荷されています。
講習会当日は,会員が45名の参加があり,県農業・園芸総合研究所 菊地総括研究員の支援もいただき,4か所でせん定実技講習を実施しました。
今年は夏の日照時間に恵まれ,その結果,予備枝のえき花芽の着生が全般的に良好となっているため,枝の更新を積極的に行うよう指導を行いました。
菊地総括研究員からは,近年面積が拡大してきている「あきづき」の若木の育成方法や待ち枝せん定のポイント等について実技指導が行われました。また,夏季の降水量が極端に少なかったため,新根の発生量が少なく花芽数が多いことと相まって来年は樹勢が下がることが予想されるため,果実着果数は抑え気味とする等,指導がありました。
部会員からは,枝の配置や結果枝の扱い等について,質問が出されるなど栽培技術向上の意欲が伺えました。
普及センターでは,高品質な日本なし生産へ向けた取り組みを支援していくこととしています。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138