「GOPAN」は,三洋電機(株)から2台借用しており,12月から3月までイベントを実施することになっています。村田町での研修会が県内第1回目で,出席者のみなさんの期待・注目が集まっていました。
普及センターからは,県産食材の生産振興及び消費の拡大を図るとともに,食料事情やみやぎの食材への理解を深め,それぞれの立場で食料自給率の向上に向け行動しようという趣旨の「みやぎ食料自給率向上県民運動」について紹介しました。また,米粉製粉技術の向上により,多様な食材への活用ができるようになったことを説明し,パン,菓子類,惣菜等での米粉活用をすすめました。カタチをかえて少しずつでもお米を食べることによって,食料自給率が向上するということで,家庭や身近でできる自給率向上運動推進を呼びかけました。
調理実習は,「GOPAN」で焼いた基本の米パン,米粉を活用して蒸しブラウニー,はくさいとかぶのシチュー,チヂミをつくり,試食・意見交換を行いました。
米パンについては,どこにでもある米粒からパンが焼き上がることに驚きの声があがり,「思っていた以上にパンらしく,おいしい。」「古米の利用にぜひ使いたい。」とのことでした。米粉を使った料理についても,「米粉を使っていろんなことができることがわかった。ウチでもやってみようと思う。」と大好評でした。
普及センターでは各種情報の提供等により今後も生活研究グループの活動を支援していきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第二班
TEL:0224-53-3516 FAX:0224-53-3138