三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

淡河神社「御弓神事」(県指定重要無形民俗文化財)ver4

2018年02月12日 | 日々徒然

 

1月28日の稽古始から、連日に及ぶ練習に耐え10日の稽古治め、

11日の神事本番まで、多くの皆様に支えられながら

主役の射手(練弓、練脇弓、秀手弓、秀脇弓)の郷土愛に満ちた青年達が頑張りました。

 

上の写真は、今年の親村を務められた北区淡河町木津の公民館に隣接した、大歳神社

(村人が大切にお祭りされているのが良くわかります)


次の写真は、4人の射手。

全ての神事が終わり「ほっ」とした面持ちと満面の笑顔で、

境内の皆さんにお餅を振舞っています。

私は、初めから携わっているだけに、この時の青年達の笑顔を見るのが一番の楽しみです。

(この笑顔を見る為に、毎年続ける事が出来ます)

神事が終わると、県弓道連盟の高段者の先生方の奉納射術がありました。

普通では、まずこれだけの先生方の射術を見る事は出来ません。

淡河神社の御弓神事なればこその風景です。

 

連日の極寒の環境では焚火がとても有難いものです。

下は、丹生山の麓にある不動の滝で身を清める禊を行います。

私を先頭に、射手4人が続きます。この日は一日中雨天でした。

(インフルエンザも何とか治して先導する事が出来ました)


身体中を冷たい水が突き刺します。そして、身体中から湯気が立ち昇ります。

しかし、青年達は我慢して耐え続けます。

 

昨日の神事本番、正装(素襖)に着替えて、多くの方の見守る中、

緊張した面持ちで40分前後の時間作法を行い二人で4本の矢を射ます。

(練弓、練脇弓ペア→40分)(秀手弓、秀脇弓ペア→30分)


的には「鬼」と書いた上に墨で黒く塗りつぶし(鬼封じ)、

その鬼を射る事によって、無病息災と五穀豊穣を祈念します。

今年も、稽古の成果もあり、見事に鬼を射抜くことが出来ました。

(写真手前が練弓、奥が練脇弓、同じ氏子で先輩議員の大眉議員さんが撮って頂いた写真です)

それぞれの地域で守り続けられる伝統が、その地域の絆を更に強くし、

世代を超えて受け継がれていきます。

この度も、多くの方から学びの機会を頂きました。

ありがとうございました。

 

 


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