自然と共存共生する事により、人生が豊かになります。
水平線に広がる稲穂の波間の美しさ、精米で手のひらに受けた時「キラッキラ」の米の美しさ。
手塩に掛けて育てたお米を家族で食べる事が出来る幸せ。
おかずなしでも食べれるお米の甘さ。
日々感謝の連続です。
兼業農家の現状です。
市内で、猪に踏み荒らされた山田錦の田圃です。
踏み荒らされたところと、そうでないところの違いです。
酒米の山田錦の刈り取りの時期になってまいりましたが、猪の被害が尋常ではありません。
猟友会の皆様には、日々ご尽力頂きまして誠にありがとうございます。
農村部では自己防衛出来ていない田圃は、猪に踏み込まれ収穫が出来ません。
稲が踏みつぶされて、機械では刈り取り出来ませんし、手で刈り取りしても価値はありません。
田圃を耕うんするにも、藁がトラクターに巻き付いて鋤けません。
自己防衛??
電気柵 → 丁寧に草刈りをして、草が電線に接触しないようにする必要があります。
賢い猪は、お尻で電線を押して入るようです。
溶接網(ワイヤーメッシュ) → 牙で溶接を破って入ってきます。(そこに、トタンをあてがいます)
トタン → 電気柵やワイヤーメッシュより効果です。少しの大きさの田んぼの周囲を囲むにも数万円は掛かります。
他にも対策はありますが・・・。
多くの兼業農家(小規模の)
収穫等に掛かる費用に、苗代、肥料代、農薬代、田植え機、稲刈り機、乾燥機、もみすり機、
草刈り機、刈払刃等々の費用があります。
機械の償却費用を考えず、どれだけもたせるか?
人件費もゼロとして考え、家族総出で農作業を行い、ようやく数万円のプラスですが、現状ではマイナスです。
では、何故マイナスでも多くの兼業農家が頑張れるのか?
・耕作放棄地にして、近所に迷惑を掛けたくない。
・荒れてしまうと、復旧にかなりの労力と時間がかかる。
多く聞く話は、
・機械が壊れたら人(組合等)にお願いする。高額な機械は購入できない。
・子どもは遠方に住んでおり、高齢化で農作業が出来ない。
マイナス面ばかりでしたが、プラス面も。
自然と共存共生する事により、人生が豊かになります。
水平線に広がる稲穂の波間の美しさ、精米で手のひらに受けた時「キラッキラ」の米の美しさ。
手塩に掛けて育てたお米を家族で食べる事が出来る幸せ。
おかずなしでも食べれるお米の甘さ。
日々感謝の連続です。
年に1度しかチャレンジできませんが仕組み作りに今後も取り組んで参りたいと思いますので、
宜しくお願い申し上げます。
因みに、トラクター、田植え機、コンバインの定価は以下の通りです。
他にも多くの機械を活用して、労働力不足を補っています。