私の知っている組織力がみるみる低下して崩壊寸前のように危惧しています。
組織の底力は人材と指導者の力が相互作用により増幅していくようにしなければならないと
思います。
それには明確な目的意識が必要とされますが、指導者の力量が問われるところであります。
指導者やリーダーが目的を履き違えた時は、その組織が崩壊すること。その影響を受ける
人々に後世まで負の遺産を届けることになるでしょう。
巷で報道されている尼崎の事件では、被告が周りを洗脳すると同時に
次々に周囲を引きずり込み
罪の共有化を図っている一種のストックホルム症候群のように感じます。
悲しいことですが、身近な組織にも非常に通じるモノがあるように思います。人間の弱さです。
リーダーが自分の立場を利己的に利用して周囲を巻き込み有無を言わさず罪の共有化を
図る。
そんな組織の継続は見込めません。(リーダーは一時のモノなので継続性は
必要無いのかもしれません。)
しかし、私が危惧するのは組織の人々の人間力の低下と世代を超えた負の遺産の相続です。
※腐ったミカンは元には戻りません。
※茹でカエルは気がついたときには手遅れになっています。
※ガラパゴス諸島のように気が付けば、そこだけ取り残されています。
早く、その現実を組織の一員ミンナが気付き行動しなければ、
将来の人々に言い訳が出来ないところまで迫って来ている事実を私は切実に感じています。
※腐ったミカンは元には戻りませんが、人間の底力は無限です。
※茹でカエルは気が付きませんが、人間はバカではありません。
※ガラパゴス諸島はそうでしたが、人間は同じ過ちを犯しません。
そこには、先頭を走るリーダーが必要です。
私が知っているそのリーダーは、人気取りの時だけ先頭を走りますが責任は部下に回します。
そんな人間のいる組織のモチベーションが上がるはずはないんですが。
しかし、リーダーが代われば時間は掛かるかも知れませんが組織は変わり、
その周囲にも陽は差して来るでしょう。
私達は、日本人ですから。