320回テープお越し(誤字脱字はご容赦下さい。敬称略)
産婦人科誘致事業
私:返還が24年頃から滞っているようであるが、当時の議長及び監査委員(議選)の現状把握について
立石:聞いていない。
安居:5月か6月頃、60万円が2か月分滞っているがどうしたものかと相談があった。
その後、すぐに入金があったと聞いた。その後は聞いていない。
森田:24年度の定期監査全体の中では示しているが、個別にこれだけということは答えてなかった。
私:360万円の遅延に付いての説明責任は
森田:全体説明の中から取り出して説明しなかったことに付いては反省している。
ここまでは、24年度の監査委員及び24年度の議長に確認しました。
私:返還が24年頃から滞っているようであるが、その理由及び、返済が始まってからの年度毎の返済状況について
森田:残額540万円。昨年8月に医師から相談があり、事情があって滞っていたが、今後共、続いて誠実に返済をしていきたい。強制執行を受けることも十分覚悟している。
滞った理由:個人情報となる為、答えられない。
私:債務承認並びに弁済契約公正証書の履行状況について
森田:医師は24年8月までは公正証書通りに返済を続けてきた。今後も続けて返済していくと言っており協議を続け全額返済をさせるもの。
私:25年8月27日には強制執行をすると聞いた。にも関わらず今まで通り回収をしていくと判断した理由は
森田:返還金について記者会見の時には分からなかった。その後、7月30日に入金があったと確認が出来たので強制執行はしていません。
私:8月13日記者発表の時に強制執行をすると言っていた。その時には、更に入金が確認できたと言う理解でいいか。それとも、7月30日の入金が8月13日まで確認できなかったという理解でいいか?又、幾ら入金されたのか。
森田:8月13日以降に7月30日の入金が確認出来たので、合計60万円
私:6月14日と8月21日の資料では30万円の入金しか確認出来ていないが
森田:25年度5月に30万円入金、7月に30万円の入金があり、合計60万円。
5月入金分は24年度の収入です。
私:今年度に至っては30万円しか入金されていない。各年度の記者発表資料と歳入予算整理簿を比較して20年度から度々延滞があったと考えていいか。
森田:20年度から度々、延滞があったのではなく、20年度から23年度までは順調に入っている。
24年度から入金が滞ったと言うことです。
私:延滞金について
森田:「期限の利益を逸した時」になっているので、それまでは、期限の利益を逸していないので延滞金はかかりません。
私:「期限の利益を逸した時」について、公正証書では25年5月に全額返済予定になっている。それ以降に返済が滞っていると言うことは、「期限の利益を逸した時」と思うが、市民に分かりやすく説明をして欲しい。
藪本:今の三木市に損害が一切出ていない。そのような段階で公の電波を使って議会で質問するのか分からない。この事実を隠蔽しようとか先延ばししようとか、そのようなことは全く考えていない。
如何に回収するのがベストの手段か、模索している中で・・・・・・・考えている。
「監査請求された人もこの事実を全くご存じないです」現時点において三木市には1円の損失も出ていない。
(私見です。彼の経営感覚とガバナンスについて・・・。????が一杯発生しました。)
私:20年度から遅延は発生しているが延滞については取るつもりはあるのか?
北井:公正証書に謳ってあることは、執行するかどうかは役所の問題。基本的には不利益は発生していないので、延滞利息をとるつもりはない。
私:返済期限の25年5月を過ぎている。期限の利益を逸しているので延滞利息を取らなければいけない。
北井:強制執行をする時になれば公正証書に謳っていることも考えなければならないが、今の段階ではそれについて答えることは出来ません。
市長も私たちも市に一円の損失も与えないように努力している。
私:これらの事実を公表していく
北井:相手に返すと言う意思をそぐ事になるので、十分考えた上で公表はひかえて欲しい。
(私見です。何か立場が弱いんでしょうか?この答弁も理解不能でした。)
私:役所と一緒になって医院の5000万円については、あまり公表せずにやっていこうということか?
北井:回収にあたっては自分(医師)のことなので全て聞いていると思う。発表の時期とか方法は慎重に判断した上で適正な時期にするべきであると思う。
私:公正証書の通りにしていると答弁があったが、月60万円の返済額が月30万円×2になっている。何故か?
森田:昨年8月医師から相談があった時、返済金の回収について強制執行を行って全額を一度に回収できるかということ、もう一つは分割をしてでも返済を続けさせていくほうが確実かと、回収の可能性を判断した。
結果、分割をしてでも返済を続けさせるほうが回収の可能性が高い。この様に判断して分割に応じた。
私:昨年の8月に医師と話をして最終的には何時返済をして頂く予定か。
森田:540万円残っているので、18回。
私:医師と確約した?
森田:公正証書もそうですが、両者の合意がなければ前へ進みません。
私:昨年8月に60万円から30万円にすると言うことを医師と相談された。その時に残り18回で支払っていくと確約されたのかどうか聞いている。
北井:私、森田部長2人で出会っている。その時に顧問弁護士の立会いも求めて、その段階で確認しているので、確認出来ていると思っている。
私:昨年の8月の段階で確認できたと言うことでありました。しかし、それから24年8月分の督促状が25年7月に出されている。と言うことで、確約されていない。
これについてどうお考えなのか?医師に対して、今回確約されたことに対して、どのように申し述べられたのか?
森田:督促に付いては入金が無ければその都度、入金するように促している。
北井:60万円を30万円の分けたので大西議員の言っているような誤解が生じたのかと思います。只、30万円が遅れた分について、約束したのに入っていないことについて、弁護士立会いの下、支払う意思も確認した上で、お願いもしている。我々も御出会いしてキッチリと確認をしている。
遅れたことは申し訳ないけれども、私としては支払う意思があるんだと言っている。我々としては全額回収に向けて最善の努力をしている。
以下は、上記に付いてその他の答弁です。
Q:対象医師の返済能力の有無について
A:個人情報なので答えを控える
Q:今後の三木市産婦人科医院誘致助成の取り組みについて
A:10月医療センター開業と共に来年1月には産科が開業されることから、安心して産み育てる医療環境の向上がようやく実現出来たと考える。
上記、返済の為に交わした公正証書の概要です。↓
産婦人科質問資料公正証書
弁済契約内容概要
第2条
①平成20年5月末日限り1400万円を弁済する。
②残金3600万円は平成20年6月から平成25年5月まで毎月末日までに60万円を60回払いの月賦で返済する。
2、利息は無利子とする。
3、期限後又は期限の利益を失ったときは、以後完済に至るまで年、10,95%の割合の遅延損害金を支払う。
4、弁済方法は三木市の発行する納付書により支払う
5、左の各号の1に該当する場合は、三木市からの通知催告が無くても、当然に期限の利益を失い、直ちに元利金銭額を完済すること。
① 割賦金の支払いを怠り、その額が120万円を超えた時
② 他の債務につき強制執行(仮差し押さえを含む)を受けたとき。
③ 他の債務につき競売、破産、民事再生の申し立てを受け、若しくは申し立てたとき。
④ 三木市に通知しないで住所、電話番号、連絡先等を変更したとき。
⑤ 振出、裏書、保証した手形、小切手が不渡りとなったとき。
⑥ 国税滞納処分又はその例による差押えを受けたとき。
第5条 医師は、本契約による金銭債務を履行しないときは、直ちに強制執行に服する旨陳述した。