第330回三木市議会定例会に当たり、通告に基づき、一般質問をしました。
始めに、幼保一体化計画の進捗状況について3点お聞きします。
先の3月議会では賛成多数で可決されてしまいましたが、
28年より市内で一斉にスタートする認定こども園の中で、
唯一の公立園である別所認定こども園の進捗状況とタイムスケジュールについてお伺いします。
2点目は、共通カリキュラムの進捗状況とタイムスケジュールについてお伺いします。
3点目は、障がいのある園児の受け入れについて、現状と認定こども園化をした後、
双方の対応や体制についてお伺いします。
2番目の質問は、三木市バス交通について3点お聞きします。
1点目は、現在市内各地域で行われている意見交換会での見直し(案)に対する市民からの
意見にどのようなものがあるのかお聞きします。
2点目は、見直し計画案P8の財政に与える影響では、30年度以降は約5000万円の減額が見込まれています。
しかし、バス関連の支出額約4億1400万円の内、削減されたのは2300万円、
それ以外は従来からあった福祉バス券の廃止が計画されており、
その廃止分2500万円を含めて約5000万円の減額になります。
バスルート等の効率化を行って削減したのは年間予算4億4000万円の内、5%の2300万円です。
突出したバス関連の予算がある意味他の政策を圧迫するのではないかと危惧していますが、
財政に与える影響について、三木市の見解をお伺いします。
3点目は神戸電鉄とバスの運行上の連絡状況と公共交通の位置づけでの連携状況についてお伺いします。
3番目の質問は19年に三木市が産婦人科の誘致に取り組み助成金5000万円を支払いましたが、
医師に対し金融機関からの融資が不可能であったため誘致を断念して、
既に助成した5000万円の返金を求めましたが、1400万円のみ返還されただけで、
残額3600万円は月々60万円の分割による返済で完済予定が25年5月でした。
そこで次の3点についてお聞きします。
始めは、現在までの返済状況についてお伺いします。
2点目は、遅延損害金の徴収の有無についてお伺いします。
3点目は、市民に対する説明責任についてお伺いします。
最後に本会議への教育委員長の出席についてであります。
今まで、本会議には教育委員会からは教育委員長、教育長、担当部長の3人が出席し、
教育について様々な角度から多くの議論が出来ていました。
しかし、この度5月25日の議会運営委員会で教育委員長の本会議の出席免除の議論がされました。
私は出席免除については反対でしたが、議会運営員会の承認により出席免除となりました。
私は、6月4日教育委員長に質問を行う旨通告し、翌5日の議会運営委員会で出席要請をする事になりました。
ところが、私の質問日の前日の11日に教育委員長から議長宛に、
出席要求に係る議員からの通告内容は教育委員長が出席し答弁する案件でないため出席しないと、回答を受け取りました。
先の5月25日の教育長との議論では
「教育委員長に於いては、議会で要請を頂けば出席もやぶさかではない。」
「教育長委員長に出席要請をしているのに、教育長が代弁することは考えられるのか。」
「要請を頂けば教育委員長が出席をするようにします。」とはっきりおっしゃっいました。
この時の教育長の答弁はなんだったのか理解に苦しみます。
教育委員さんは一般市民から教育委員に任命された立場であり、
議会には教育行政から教育長、担当部長、そして教育委員長が出席して公開の場の議論に参加して頂いていました。
やはり、三木市の教育の在り方を考えた時、教育行政サイドの出席者が多いと言う事は、
力の入れ方がそれなりにあったように思います。
しかし、この度から本会議に出席しないと言う事はそれなりの力の入れようかと危惧しています。
そのことについて教育委員長と議論して市民に理解して頂きたかったのです。
残念ながら教育委員長とは5月25日の議会運営委員会でも今回の本会議でも議論は出来ませんでした。
そして、今後役所は今回のように私が質問しても教育委員長の出席に値しないと三木の役所独自の判断で終わらせてしまうでしょう。
誠に残念であり、このやり方が全てを物語っているんだと思うと、
三木市の教育の在り方に危機感をもちます。しかし、今後も将来ある子ども達の為に論戦を挑んでいきたいと思います。
今日は教育長が答弁されると聞いていますが、教育長とは既に議会運営委員会で議論していますので、同じ答弁なら省略頂いて結構です。