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不可思議な霧や雲が現れて、突如消息を絶った奇妙な10の失踪事件

2017年11月08日 | 世界びっくりニュース
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 日本には「神隠し」という言葉がある。ある日忽然と人間が行方不明になる現象のことで、神の領域である山や森で失踪していることが多かったことから、神の仕業としてとらえたのである。

 突如何の前触れもなく行方不明になった人は世界中に存在する。もちろん原因が特定され、発見される場合もあるが、自分に何が起きたのかわからず、気が付くと全く知らない場所に移動しているケースがあるという。

 これらの失踪事件にはある共通点が存在するという。それは不可思議な霧や雲が現れてその人を包み込んで、そのまま消えてしまうというものだ。

 以下にあげる話は、奇妙な霧と雲を見た後、見知らぬ場所に運ばれていたという10つの失踪事件である。その後見つかったケースもあるが、そのまま行方不明なものもある。

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10. 数千キロ先まで運ばれた男(1959年)アルゼンチン


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 そのビジネスマンは、アルゼンチン、バイアブランカのホテルをチェックアウトしてから車に乗り込み、旅路を進もうとした。しかしエンジンを点火した直後、どこからともなくどんよりとした霧が現れ、車を飲み込んだ。

 窓からは霧以外何も見えない。パニックを起こしかけたが、どうにか辛抱していると、ふとどこかの人気のない道路に立っていることに気がついた。車も出てきたばかりのホテルもどこにも見当たらない。

 やがて背後から重々しいトラックの音が聞こえてきた。彼は我に帰り、トラックを呼び止めると、バイアブランカまで連れて行って欲しいと懇願した。

 だが運転手は呆れたようにこう言った。「バイアブランカまで1000キロ以上あるよ」と。ここはサルタという町だという。ビジネスマンが時計を見るとあれから数分しか経っていない。

 運転手は彼を警察まで連れて行き、警察がバイアブランカのホテルに問い合わせた。そして確かにその男性がつい今しがたチェックアウトしたばかりであると確認がとれた。車もエンジンがかかったままそこにあったという。


9. 家から数キロ先まで移動した少女(1968年)アルゼンチン


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 その夏、グラシエラ・デル・ロウルデス・シメネス(当時11歳)はいつも通りアルゼンチン、コルドバの自宅の外で友達と遊んでいた。彼女はその時のことを「奇妙な白い雲」が現れて、自分の方へ向かってきたと述懐している。

 グラシエラは家の中に避難しようとした。が、すでに家は見えなくなっていた。それどころかまるで閉じ込められたかのように霧以外は何も見えなかった。

 次に憶えているのは賑やかな見慣れぬ広場だ。見知らぬ子供たちが大勢いた。どこにいるのかも分からず、最初に目についた家に近寄ると、ドアをノックした。そして住人に迷子になったことを説明すると驚かれた。そこは彼女の家がある町からかなり離れたプラサ・エスパーニャであった。


8. 2日間意識不明だった夫婦(1968年)アルゼンチン


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 グラシエラの事件の数ヶ月前のことだ。5月のある夕刻、ヘラド・ビダルが妻を乗せてアルゼンチン、チャスコムスをドライブしていると上空から奇妙な霧が降りてきた。

 次の瞬間車の中で目を覚ました彼らだが、辺りはすでに昼間になっている。なんとそれから2日が経過しており、しかもそこはアルゼンチンではなく6400キロ離れたメキシコだった。さらに不思議なことにガソリンはそのまま残っていた。

 一体何が起きたのか見当もつかなかったが、車には焦げたような痕跡がついており、しばらく熱にさらされていたことが窺えた。

 このことから、霧によって一瞬でメキシコまで運ばれ、それから2日間そこで意識を失っていたのだと推測する者もいる。


7. 雲の中で失踪したパイロット(1914年)チリ


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 飛行中に霧に遭遇した場合、誰もが無事生還できるわけではない。チリ空軍のパイロット、アレハンドロ・ベージョ・シルバ中尉は霧に包まれ、そのまま消息を絶った。

 若いが有能だった彼は訓練を行なっている最中で、その機体が「不思議な形の雲」に突入する様子が目撃されてる。目撃者はすぐさま雲を突き抜けてくるものと思っていたが、1分経ち、2分経っても出てこなかったので、嫌な予感がしたという。

 付近はくまなく捜索されたが、シルバ中尉の消息を示す痕跡は一切発見されなかった。まるで雲に突入してそのまま消えたかのようだった。

 この事件はチリで大ニュースとなり、それ以来繰り返し調査が行われている。事件以降、チリでは忽然と姿を消すことを、「シルバ中尉の失踪」と表現するようになった。


6. 一連隊が消失(1915年)イギリス


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 動乱の第一次世界大戦中、ヨーロッパのそこかしこで行われていた塹壕戦の1つでは、イギリス軍の一連隊が消失するという事件が起きた。

 目撃者の証言によると、連隊は進行方向を覆っていた茶色い雲へ進軍していたという。それはガリポリの戦いでのことで、その時連隊は敵軍を戦火で火がついた森林の方へと追い詰めつつあった。

 しかし連隊の最後の兵士が雲に飲み込まれると、それはやがて風上に向かって移動し始めた。そして雲が行ってしまうと、数百名はいた兵士もまたいなくなっていた。影も形もなく忽然と姿を消してしまっていたのだ。
 
 トルコ軍が連隊を捕虜にしたとも推測された。しかし1965年にフレデリック・ライハルトという人物が記録を調査したところ、兵士の消息を窺えるものは何一つ発見されなかった。

 風上に向かって動く雲からUFOの関与を疑う者もいる。その説によると、これは宇宙人による大量誘拐なのだそうだ。

※追記(2017/11/04)コメント欄によるとこれはただの都市伝説であり、消失した部隊そのものが存在しないという説もある。

5. 奇妙な雲の中で消失した戦闘機パイロット(1952年)イギリス


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 シルバ中尉の事件と同じく、経験豊富な戦闘機乗りだったジョン・ボールドウィン中佐もまた朝鮮戦争における哨戒任務の最中、奇妙な雲の中で消失した。

 数時間にわたる徹底した捜索が行われたが、墜落の痕跡は見当たらず、また遭難信号も検出されなかった。結局、ボールドウィン中佐は死亡扱いとなった。

 実は朝鮮戦争で行方不明になったパイロットは彼だけではない。米国とソ連との間で繰り広げられた空中戦では、強力な戦闘機が初めて投入された。数多くのパイロットが撃墜され行方不明となり、捕虜になったあるいは死亡したと推定された。

 しかしボールドウィン中佐の場合、飛行機が発見されず、また戦闘中での事件でもなかった点で不可解であった。


4. 車で霧に突っ込み、異星人に誘拐されたと主張する家族(1974年)イギリス


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 夕方頃、妻の両親と子供3人を連れて英エセックスの自宅に到着したジョンとスーザン・デイは、いつもより3時間以上時間がかかっていたことに気がついた。

 妙なことに、なぜそんなに時間がかかったのかまったく憶えていなかった。しかしやがて家族が酷い悪夢にうなされ、不眠に陥ったことから、ジョンはその間の出来事を思い出すべく退行催眠を受けることにした。

 ジョンが思い出したのは、出発してから30分後に起きた出来事だった。彼はどこからともなく湧き出してきた奇妙な霧の中に車で突っ込んだのだった。

 霧の中では遠くから強烈な光に照らされた。その光が車を照らすと車体が浮き上がり、見たこともない宇宙船の中に吸い込まれて行ったと彼は当時のことを語る。

 宇宙船にはぴったりとしたスーツを着た北欧系の人に似た生き物がおり、様々な人体事件を受けたとも主張している。


3. 車の消失を目撃した東京の銀行家(1963年)


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 日本では藤代バイパス車両失踪事件として知られている。

 11月19日早朝、銀行の支店長代理(39歳)は次長(38歳)と銀行の得意客を乗せて、茨城県竜ケ崎市にあるゴルフ場に向かっていた。

 走行中、150メートルほど先を走っていた黒塗りのトヨペット・ニュークラウン周辺から、突如として白煙とも水蒸気とも判断付かないガス状の気体が噴き出したという。しかし、それは5秒ほどで消えたものの、同時にトヨペットも跡形もなく消え去っていたというのだ。

 支店長代理は、トヨペットのその後部座席には初老の男性が座っており、新聞を読む姿がはっきりと見えたと語っている。

 この失踪事件には諸説あり、裏に重大な犯罪が絡んでいる説、当時黒塗りのクラウン車がよく盗難にあっていたことから事件自体が脚色された説、淡々と田舎道を走っていたことで銀行員らは高速道路催眠現象にかかった説などがあげられている。(wikipedia) 

 ※追記(2017/11/06)コメント欄によると、調査で道路が坂道で角度の問題でそう見えたと結論づけた説が昭和末期ごろにあったようだ。

2. カサ・グランデ山の黒い霧(アメリカ)


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 地元の人の話によると、米アリゾナ州カサ・グランデ山の麓の道は、日が暮れると不思議な黒い霧に覆われるという。

 言い伝えでは、この黒い霧に飲み込まれると、不安に苛まれたり、時には別の次元に転送されるらしい。

 そうした伝承の多くは、周辺がかつてホホカム(Hohokam)族が故郷と呼んでいた場所だと伝えている。だが彼らは1100年頃、突如として姿を消してしまった。そこにはホホカム族の遺跡が数多く残されいるが、中には使途が不明なものもある。

 言い伝えよると、カサ・グランデ山の黒い霧には、一帯に広がる荒野の生気が満ちており、心を宿しているそうだ。ゆえに敬意を決して忘れてはならない。


1. ニャンガニ山での失踪事件(ジンバブエ)


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 ジンバブエ、ニャンガ国立公園にある神秘的なこの山は、地元では「人を飲み込む山」として知られている。付近で度々謎の消失事件が発生しているからだ。

 そして事件にはやはり分厚い霧が関係する。地元の言い伝えによれば、この霧はあの世に繋がっており、そこには奇妙な生物が潜んでいるという。

 科学者はその頂を常に覆っている霧は、単なる大気と気候による自然現象であると説明する。それでも大勢の人が、その気候自体に意思があり、強風や分厚い霧を引き起こしては、周辺を通る旅人を道に迷わせるのだと信じて疑わない。

 なおこの霧に魅入られた旅人が戻ってくることは決してないという。

via:10 Bizarre Disappearances Connected To Strange Cloud Like Misなど

☆フィラデルフィア計画が載ってないがな!

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