友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

この構図がすべての原因のような気がする

2021年12月19日 17時35分25秒 | Weblog

 この街の出身というので、『欅坂46』の平手友梨奈さんに関心を持って見ていた。グループの中でも独特の存在感があった。グループを卒業(?)して、しばらくひとりで歌っていたが、その歌もなかなか魅力的だったのに、最近見ないと思っていたら女優になっていた。

 昨夜、NHKテレビ午後9時からのドラマで、女性騎手の役に出ていた。身体が細すぎるのが気になったが、相変わらず目力は強く、意思の強さがよく出ていた。この街の地域新聞はどうして彼女を報じないのだろう。彼女が無理でも同級生とか親戚はいるのにと、おせっかいなことを考えてしまった。

 この街で昨夜、午後7時から15分間、花火が上がった。夜空に映えて美しかったが、私のケイタイではうまくとらえられなかった。地域新聞の編集長がブログに花火の写真を掲載していた。その記事で、「市は財政が困難な状況だと聞いていたので違和感が残ります」と書いていた。

 地域新聞だからこそ、地域に密着した取材が存在価値でもある。市の財政が厳しい原因もぜひ追求して欲しいし、その責任をどう取るのかも知りたいところだ。財政の立て直しのために、公共施設の統廃合が行われようとしているが、住民との合意は出来ているとは言えない。

 国も地方自治体も、税金の使い方が誠に杜撰だ。国会議員の文書通信滞在費の月100万円の支給に顕著だ。けれど、国民が腹を立てている割には、諦めてしまっている。この構図がすべての原因のような気がするが、どうしたらよいのだろう。

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自分に目を向けなくてはと思う

2021年12月18日 17時48分56秒 | Weblog

 猛烈な風だったので、ひょっとすると今朝は雪景色かと思ってカーテンを開けたが、雪が積もった様子は無かった。しかし、昨夜の強風のせいで植木が2鉢ひっくり返っていた。「寒い!」と声を殺して、鉢を元に戻し、飛び散った落ち葉を掃き集めた。

 今朝の新聞は、大阪のビル火災を大きく報じていた。火元は4階のクリニックで、男が暖房器具の近くに紙袋を置き、蹴り倒したら火が燃え上がったという。火事の発生の時から、火の気のないクリニックでなぜ?と思われていたが、どうやら放火のようだ。

 犯人らしい男も重症のようなので、なぜ放火したのか分からないが、本当に不可解な事件が多い。不可解といえば、森友学園への国有地売却にからむ問題で、公文書の改ざんを命じられ自殺した赤木さんの妻が起こした訴訟で、国が責任を認め「認諾」した。

 賠償金を払うことで裁判を終わらせてしまう魂胆が見える。赤木さんの妻が財務省に抗議文を出すのも無理はない。赤木さんの上司が証言台に立つのを怖がっているとしか思えない。行政の権限強化が司法にも及ぶ例なのか。

 放火されたクリニックの医師は、通院している患者さんから評判がいい。患者の立場に立って真摯に向き合ってくれる医師のようだ。診察が丁寧だから、待合の時間が2時間とか3時間になることもあったという。そんな優しい医師のクリニックがなぜ放火されなければならなかったのか。

 人の気持ちは、時にはすれ違う。夫婦でも何十年と暮らしてくると、時には思いやりを忘れて非難が先に立ってしまう。自分に目を向けなくてはと思うが、なかなか表せない。もうすぐ1年が暮れようとしている。

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陰鬱な気分になる

2021年12月17日 17時22分31秒 | Weblog

 天気予報通りに午後4時を過ぎると、猛烈な北風が吹いて一気に寒くなって来た。天気予報の確率は断然高くなった。なのに、全く関係ないことだが、私のパソコンは動きが悪くなるばかりだ。午前中に友だちと「お茶」して来てよかった。

 友だちはカミさんが入院して、「ひとり暮らし」と聞いたので、励ますつもりで出かけたのに、宿題を出されてしまった。病院はコロナ禍で、面接が出来ない。「スマホで互いに相手を見ながら会話が出来るからとても便利だ」と教えてくれた。

 「スマホ、持っているでしょう!」と言われ、一緒に行ったもうひとりの友だちも私も、「持ってはいるけど、使い方を知らない」と答えた。友だちはスマホで海外にいる弟と会話をしたり、海外の新聞を読んだりも出来ると強調する。「英語はちょっと」と言うと、「大丈夫、日本語訳も出来る」と。

 「これからはスマホの時代だよ」と言い、「買い物も乗り物も全てがスマホ決済になる」と教えてくれる。「市の広報も見られるし、調べることも出来る。スマホにすればポイントもついて、お得なことばかりだ」と。なるほどこれからはスマホで、どんな生活をしているかを国が一括管理できるようになっていくのだろう。

 コロナ禍で、行政の権限は強くなっているし、国民もそれを望んでいる。情報の過多と行政の権限強化はますます進んで行く気がする。私自身は自分で考え判断したいと思うけれど、そんなことより誰かが、つまりは国や自治体が決めて欲しい、そんな気持ちが強くなっている。偏屈な私はなぜか、陰鬱な気分になる。

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気持ちよく建ててもらうように

2021年12月16日 18時49分03秒 | Weblog

 上の孫が1歳2カ月になる息子を連れて月に1度、我が家へ遊びに来てくれる。「ヒマしてるから」と言うが、ジジババの見守りを兼ねている。カミさんに言わせると、上の孫は「3番目の娘」なのだ。娘たちが幼かった時は働いていたので、充分に世話することが出来なかった。

 孫が保育園に通うようになった時、たまたまマンションの隣りが空いたので、長女の願いで買った。そのため孫との接点が増え、共働きの長女たちに代わって、私たちが食事の世話や保育園への送り迎え、そしてあちこちの公園へ連れて行ったりした。

 見る度に曾孫は大きく成長している。頭髪が薄くて、私の仲間だったのに、今日見ると髪も多くなっている。それでも私を仲間だと思っているのか、ニッコリと微笑んでくれるから嬉しい。孫は茨城にいる叔母である次女とlineで近況を話していた。次女の小1の娘が学校から帰ると、曾孫に向かって本を朗読してくれた。

 着実にみんな成長している。孫夫婦は今、家を新築しているが、その進行状況にも話が及ぶ。まだ、20代の夫婦なのに家を建てると聞いた時はビックリした。ダンナが車いじりや魚釣りが好きなので、そのための空間というか、車庫も建築すると言う。

 どんな家が出来上がるのか、楽しみだ。ダンナの父親が大工なので、建築業者の見積もりが高いと指摘しているようだが、業者とのトラブルは一番マズイ。波風が大きくならないようにと願うばかりだ。これらか先、何十年と住み続けていく家だ。「気持ちよく建ててもらうように」と話した。

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ゴリラ絵画を観る

2021年12月15日 17時20分45秒 | Weblog

 カミさんが認知機能検査の日だったので、警察署まで送って行き、近くの喫茶店で待機し、迎えに行った。せっかくの機会だからと、松坂屋画廊で行われている阿部知暁さんの「ゴリラ絵画展」と、伏見の富士フォトギャラリーで行われている「国境なき医師団」の写真展を観てきた。

 久々のデートのようなもので、「松坂屋で美味しいものを食べましょう」とカミさんも張り切っている。阿部知暁さんのことは朝日新聞の『天声人語』で紹介されていたが、どこで行われているのかは書かれていなかった。そこで朝日新聞社に電話して聞いた。

 同じ日の中日新聞にも紹介記事が載ったようだが、市内版なので見ることが出来なかった。阿部知暁さんという名前から男性のように思ってしまったが、1975年生まれの女性だった。大阪芸大の先生だったかが、「あなたにしか描けないものを描き続けなさい」と言われ、ゴリラばかりをズーと描き続けているという。

 京大の山極寿一元総長が原稿を寄せていた。「阿部さんの絵はゴリラだけでなく、ゴリラが見る世界を描き出している」とあったが、ゴリラの目を見ているとまるで見つめられているようだ。21日まで開催されているので、ぜひ一度ご覧いただきたい。

 「国境なき医師団」の写真展は、残念ながら明日までの開催なので、時間の都合のつく人は見て欲しい。人間はどうしてこんなにも愚かなのかと思う。なぜ、殺し合わなくてはならないのか、必死に生きようとする人まで虐殺してしまうのか。「国境なき医師団」が解散できる日は来るのだろうか。

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何もしなければ、ドラマのような展開にはならない

2021年12月14日 17時50分51秒 | Weblog

 「今日は赤穂浪士の討ち入りの日だ」と言うと、カミさんが「雪降りのイメージ、無いわね」と外の景色を見て言う。「旧暦だから、1カ月先になる。その時は雪かも知れないよ」と答える。私は三河の刈谷の生まれだから、赤穂よりも吉良の方が馴染みがある。

 実際、西尾へ行くと上野介は名君と称えられている。「忠臣蔵」は何度も映画になったけれど、吉良上野介を善人として描いたものはなかったが、仇討を果たしたらその功績でどこかに仕官するつもりというリアルなものはあった気がする。

 知らない土地に行けば、知らないことを知ることも出来る。ジェリー藤尾さんの『遠くへ行きたい』が流行ったのは、私が高校生の時だった。低音でなんとなく甘酸っぱい歌声が気に入って、私も「知らない街を歩いてみたい」と口ずさんでいた。

 高校3年の夏休み、補習授業に出たくなかったのでひとり旅に出た。父が「太平洋は青いが日本海は黒い」と言っていたので、「確かめたい」を口実にした。「知らない海を眺めていたい」し、「知らない街を」当ても無く歩いた。

 奈良の法隆寺では、「愛する人と巡り」遇えたのかと思うことがあった。宿が決めてなかったので、電車内でOLらしい綺麗な女性に、「泊まれるところ知りませんか」と声をかけた。親切な人で、法隆寺の前の旅館まで案内してくれた。

 せっかくの機会だったのに、名前も連絡先も聞きそびれてしまった。しかも、「明日の朝、この人はきっと会いに来てくれる」と思い描いていた。何もしなければ決してドラマのような展開にはならない。77歳の今なら少しわかる。

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人と人との関係は、どうなっていくのだろう

2021年12月13日 17時14分04秒 | Weblog

 清水寺の貫主が大筆で書いた今年の漢字は「金」だった。もうすっかり忘れていたが、今年は東京オリンピックが開催され、日本人選手が大活躍して多くの金メダルを獲得したから、「金」になったのだろう。

 「金」よりも「禍」の方がよく目にしたが、「禍」ではこの先に希望が持てないということなのか。けれど、決して「コロナ禍」の影響とばかり言えないと思うが、暗いニュースが多い。電車の中での殺人事件にはじまった、「誰でもよかった」殺人とはいったい何なのかと思う。

 奈良県橿原市の百貨店の屋上から、下の通行人をめがけてコンクリートブロックを投げ落とす事件や、名古屋市の商業施設で入り口のドアやガラスを棒で叩き破損させた事件は、いずれも働き盛りである35歳と37歳の男性だった。

 仙台のスーパーで、高齢の男性に切りつけた殺人未遂の清掃作業員の女性は39歳、茨城県の介護老人施設で入所者の血管に空気を注入したと疑われている元介護職員の女性は35歳、障がいのある我が子を絞殺した母親もいた。

 たとえ事実だとしても、それぞれに理由があり軽々しいことは言うべきではないが、それにしてもどうしてこんなに不可解な事件が多いのだろう。コロナ禍で家に籠りっきりの生活は確かに気が滅入るが、それで他人を傷つけるまでに自分を追い込んでしまうのだろうか。

 人との接点が小さいほど、あるいは少ないほど、人を恨んだりすることは無いように思うけど、人との間にしか「愛」は存在しない。人と人との関係は、これからどうなっていくのだろう。

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今、充実していなくてはならない

2021年12月12日 17時42分40秒 | Weblog

 友だちの一周忌は無事に終えることが出来た。夕方からの「偲ぶ会」も大いに食べ、飲み、おしゃべりして、笑ったり泣いたりと忙しかった。友だちの家は本願寺のようで、お経を聞いていても「ムノョ、ムノョ」としか分からない。親鸞の名前が出てきて、聖人が教えを説いていたのだろうと、推測出来ても中身が分からない。

 昔、本願寺の住職に「お経の口語訳は無いのですか}と聞いたことがある。「西本願寺ではその作業をしている」と言われたが、昨日のお坊さんは若い人だったのに、40分近くもお経をあげてくれたのに何も分からなかった。ただ最後に、「こうして皆さんが故人を偲ぶことが大切」と言われたことは納得できた。

 友だちの家は娘さんがふたりで、既に嫁に行って成人した子どもがいる。友だちの家の処分もどうしたことかと悩んでいる。友だちが亡くなったダンナのために買った仏壇や墓を、どうしたらいいのかとお坊さんに聞いていた。お坊さんは「いつでも相談にのります」と答えた。「母も父のお墓に一緒に入りたいと言っていたし、仏壇を引き取ることは出来ないし」と娘さんたちは困っていた。

 マンションで仏壇を保有している家は少ない。高齢化が進み、子どもたちも家を離れ、仏壇や墓をどうするか、これからも出てくる問題だ。私は思い切って墓じまいをしてしまったが、思い切れる状況だから出来たけれど、長男であると悩みは付き纏うようだ。男だからと押し付けられても、きっと子どもたちも困るだろう。

 「偲ぶ会」に私は友だちと出かけた海外旅行のアルバムを持って行った。娘さんやダンナさんそれに孫たちに見てもらいたかったからだ。楽しそうにはしゃいでいる写真は逆に涙を誘う。あんなことがあった、こんなこともあった、過去は振り返ることが出来るが取り戻すことは出来ない。今、充実していなくてはならない。

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「さもなくば、民主主義は終わる」(前川喜平)

2021年12月10日 17時20分27秒 | Weblog

 明日の友だちの1周忌の後に行う「偲ぶ会」のため、買い物などの打ち合わせをした。雑談の時、コロナ禍の話になった。友だちが「中国はコロナウイルスを世界中にバラまいて、主導権を得ようとした」と言う。そういう説を未だに信じている人もいる。

 今朝の朝日新聞に、熊本県の県立高校100周年の記念行事で、九州国際大学の西川京子学長が講演した記事が載っていた。西川学長は元自民党衆院議員で文部科学副大臣を務めた。西川学長は太平洋戦争を大東亜戦争と呼称し、「アジア全体を栄えさせ、独立させるための戦いだった」と話した。

 個人がどのような見解を持っていても構わないが、そういう表向きの理由で始まった戦争で、多くの人が苦しんだ事実にも触れるべきだっただろう。朝鮮・中国をはじめとするアジア諸国への侵略や植民地支配を政府も認めている。二度と戦争はしないと国民は決意したはずだ。

 コロナウイルスは中国の世界支配への戦略だとか、先の大戦はアジアの解放のためだとか、余りにも軽々しく口にしてしまうのはどうしてなのだろう。もう少し、考えるクセを身につける必要があるが、どうすれば良いのだろう。

 文部科学省の事務次官だった前川喜平さんの著書『権力は腐敗する』の帯に、「自由を捨てて権威主義に逃げた人間は、自由の価値が見えなくなる。人がなぜ自由のために戦うのかが理解できなくなる」「権威を疑え。自分の頭で考えろ。さもなくば、民主主義は終わる」とある。

 明日は「偲ぶ会」のため、ブログは休みます。

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「頑張って!」とエールを送りたい

2021年12月09日 17時33分44秒 | Weblog

 国会議員に支給される文書交通滞在費は月に100万円で無課税、領収書も不要という。何にでも遣えるということは、小遣いにしてもいいということなのか。議員の「お金」を巡る不祥事が相次いでいる。「議員は税金を食い潰す白アリだ」と誰かが怒っていたが、本当に情けない。

 裏金を要求されたと告発した国会議員と、要求したとされる県会議員の長老は、地盤を巡る権力争いとも言われている。議員の地位に長く居ると、いろんな権益の甘い汁が巡って来るようだ。この地域でもそんな黒いうわさは絶えないが、証拠まではつかめない。

 政治にかかわる人は理想を求める清廉潔白な人であって欲しいし、中にはそういう人もいるだろう。けれど、文書交通滞在費100万円のような、誰が見てもおかしいという問題であっても、それを口に出して変えることは難しいようだ。

 議会はひとりでも活動できるが、それは常に針のむしろの上にいることになる。多数派から常にいじめられることを覚悟できなければ務まらない。こんなバカなことがまかり通っていていいのかと、地域にアピールし続けることで、多数派と対峙することだ。

 そうなると文書を印刷して配る費用が要る。「お金」が欲しいが、支援者がいなければ身銭を切ることになる。でも、それが政治活動であり、議員活動である。清廉潔白な理想主義者でなければ、政治家に向かないことを知らしめる人がいないと、「税金に群がる白アリ」議員ばかりになってしまう。

 無党派・市民派の地方議員が集まって勉強会を行ってきた。今も現役で活躍している議員はいる。「頑張って!」とエールを送りたい。

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