陽射しはあるが、冷たい風が強く吹いている。チューリップは無惨な姿になってしまった。やっぱり来年は、チューリップを植えるのを止めよう。来週は花を全て切り取り、しばらくはそのままにしておくが、次にこの鉢に何を植えようか?やっぱり赤いサルビアがいいのかな。
何かを期待して、そうならなければ落ち込むが、期待の無い人生は楽しくない。人生で一番大きな期待は何だろう。小室圭さんが母親の婚約者との金銭トラブルについて、A4用紙24枚に説明し4枚に要約して公表した。宮内庁の西村長官は「非常に丁寧に説明されている」と評価していた。
私は余り詳しく知らないが、母親の婚約者という人はどういうつもりなのかと思ってしまう。彼はどうして母親との金銭問題を表に出したのか、父親代わりというなら、なぜ圭さんと眞子さんの結婚を祝ってやらないのか、不思議だ。
男と女の「愛」は、ふたりにしか分からない。ふたりが「愛し合っている」なら、他の人がとやかく言うべきではない。「純愛」だろうと「不倫」だろうと、他人が口にするのは妬ましいからでしかない。「結婚」することも、「離婚」することも、他人が口を出すことではない。
昨日の朝日新聞に、瀬戸内寂聴さんが橋田寿賀子さんを訪ねた時のことが載っていた。ふたりは「『戦争』を空気や水のように呑みこんで育った」とある。「戦争反対」で手をしっかり握り合った。橋田さんは不倫や殺人を描かなかったが、瀬戸内さんは逆に「不倫」を追った作品が多い。
これはテレビドラマの脚本家と小説家の違いだと思う。脚本家は見ている世界により引き付けることを狙うが、小説家は読み手に想像させることしか出来ない。でもなぜか私は、橋田ドラマを1本も見ていない。不思議だ。