友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

私はひとり合点していた

2023年01月08日 17時47分52秒 | Weblog

 韓国ドラマ『愛の不時着』を観たけれど、私が想像していた恋愛ドラマとは違っていた。このドラマに共感した人々は、『冬のソナタ』の次の世代ではないだろうか。設定が奇抜すぎるし、アクションが多いし笑いを誘う場面も多い。

 北朝鮮の高官の息子と南朝鮮の大富豪の娘が恋に落ちる設定は、ありえないとしても面白い。何度も半島の統一が幸せを呼ぶというセリフがあった。韓国の人々は心の中では、そう願っているのかも知れないと思わせてくれる。

 ドラマだからなのか、北朝鮮にも金持ちの実業家がいる。高官の息子とこの実業家の娘は同じ中学校に通っていて、彼女は高官の息子に好意を抱いた。ピアニストを目指していた高官の息子はスイスに留学し、彼を追って彼女もスイスへ旅立つ。そしてふたりは両親の前で結婚を誓う。

 そのスイスが、北の高官の息子と南の大富豪の娘との運命の出会いの場だった。北朝鮮の軍部の中に、金を得るため不正を働く者がいる。息子と不正を働く者との戦いが始まる。悲しい愛の物語なのか、正義と悪とのアクションドラマなのか、織り交ぜながら続いていくから、間延びにイライラしてしまう。

 最後にふたりはどうなるのかと思ったら、ふたりは1年に1回、夏休みにスイスで逢瀬を楽しむ。ドラマって本当に勝手だ。ふたりが既婚者では無ければ、どこまでも純愛を貫いたことになるが、そんなことってあるだろうかと考えるのは下衆野郎なのだろうか。

 ドラマだからなのか、南の人も北の人も美人が多い。若い男性はハンサムで背が高い。ソウルもへピョンヤンも高層ビルが建ち並ぶ大都会だ。やっぱりこのドラマは南北統一を願っていると、私はひとり合点していた。


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