朝から雨が降ったり止んだりで、果たしてエアコンを設置できるのだろうかと心配したが、予定通りに来てくれた。雨が降っていない時も蒸し暑い。「大丈夫ですか?」と尋ねると、「今日はこのマンションで4軒もあるんです」と、若い兄さんは笑う。
手際よく古いエアコンをはずすと、今度は外にある室外機を取り外しにかかる。高所恐怖症の私は外を見ることも出来ない。もうひとりの恰幅のいい男の人が補助的な役割をしている。「力がありそうですね」と私が言うと、若い兄さんが「こいつは太ってるだけで、力はありません」と冷やかす。
太った男は「ダイエットしています」と言い訳しながら、指示に従ってゆっくり作業をする。汗でびっしょりなのに、腹が出ているからかズボンが下がってしまうので、ベルトを上げることに気を取られて、指示された道具が渡せない。それでも30分少々でエアコンの取り換え作業は終了した。
ホットよりもアイスコーヒーがよいだろうと、カミさんが氷がいっぱいのアイスコーヒーを出すと、見る間に平らげて「ごちそうさまでした」と引き上げていった。北の部屋は客が来た時くらいしかエアコンは動かさないが、これで快適な部屋になったから娘たちがいつ来ても安心だ。
トランプ大統領がSNSで、「イランとイスラエルが停戦に同意した」と報じた。この人はどうしてSNSで発表するのだろう。きっとどこまで本当なのか、分からない方が良いのだろう。今朝の新聞に、沖縄全戦没者追悼式で小6の城間くんが朗読した『おばあちゃんの歌』が載っていた。
「おばあちゃんに生きていてくれて本当にありがとうと伝えると、両手でぼくのほっぺをさわって『生き延びたから 命がつながったね』とおばあちゃんが言った」。どうして戦争は起きるのだろう。城間くんが聞いたおばあちゃんの歌を、胸にしっかりと受け止めて生きていきたい。
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