友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

美の世界を堪能する

2024年05月22日 18時18分56秒 | Weblog

 友だちから『菰野ピアノ歴史館』の招待券をもらったので、いつ行こうかと思案していると、カミさんが新聞広告にあった『細川護熙 美の世界展』を見せて、「このパラミタミュージアムって、同じ菰野町じゃーない」と言う。調べてみると、同じ街道沿いにあった。

 29日の水曜日を予定していたが、廃刊になる地域新聞の編集長との対談が入ってきた。ならば、「今日、行こう」と提案すると、カミさんが「近くにモスバーガーがないか、調べてみて」と言う。娘から「母の日のプレゼントで来たメールを使いたい」と言う。

 名2環を利用して、新名神高速で菰野インターまで行くつもりだった。ところが私の車のナビは古いので、新名神高速が地図に出てこない。スタモンダしたけれど、何とか菰野町へ着くことが出来た。まずはモスバーガーで昼食し、パラミタミュージアムへと向かった。

 駐車場からは想像できない立派な美術館で、中は広く大きかった(写真1)。庭も素敵な空間だった。詩人で映画監督もした池田満寿夫さんの『般若心経作陶』が目に飛び込んでくる。立体曼荼羅と命名した作品が大小、独特の世界を創り出している(写真2)。

 2階に上がると、細川護熙さんの陶器や書、水墨画や油絵などが展示されていた。何にでも興味が湧くのか、才能の豊富な人は何でも成し遂げることが出来るようだ。竜安寺に奉納した「龍」など、誠に見事だった。

 書や絵の花押を見ると、どうしても護熙とは読めない。係りの女性にそのことを訪ねると、三蔵法師の「東には帰らない」を印にしたものと教えてくれた。この施設の名称の「パラミタミュージアム」もよく分からなかったが、経典の「マカハンニャパラミタ」の「パラミタ」らしい。

 次に「ピアノ歴史館」へ。ピアノの歴史がよく分かり、ピアノに関心のある人にはたまらない施設だ。談話コーナーに置かれていたピアノの歴史を綴った本が欲しかったけれど、売り物ではないと断られてしまった。帰路は菰野のコーヒー店に寄り、東名阪高速で順調に帰ることが出来た。

コメント
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