朝は少し寒く感じたけれど、昼間は青く澄んだ空で気持ちが良かった。こんな日を、車を飛ばして走るドライブ日和というのだろう。色づいてきた広葉樹を眺めながら、公園を散歩するのもいい。けれでも現実は、部屋の中での会議とパソコンに向かっての文書作りで終わってしまうのだからちょっと寂しい。外に出て、鉢の土の入れ替えでもしようかと思う。
それにしても、今朝の新聞を見て民主党の躍進はなくなったなと思った。小沢民主党党首の辞任劇は一体あれは何だったのか?小沢さんが「恥をさらすが頑張る」と言うのは何のためなのだろうと考えた。いい歳のジジイが、恥をさらしてまでもなにを守ろうとするのか、何をやろうとするのか、と思った。
小沢さんは自民党との大連合、少なくともその前の政策協議は意味があると主張したようだ。しかし、役員会ではダメだと拒否された。すると彼は代表を辞任すると言い、今の民主党では政権担当能力がない、衆議院選挙は勝てない、そこまで記者団に話している。それが、役員会から代表に留まれ、議員全員の意思だと突きつけられたら、「恥をさらすが頑張る」と答えたという。
この大茶番劇は何のために行われたのかと考えるのが当然だと思う。「雨降って地固まる」ととぼけたことを言っている議員がいたけれど、なぜ雨は降ったのか、地はどのように固まったのか、固まることが地にとって意味があったのか、何も問うことをしないのはアホとしか思えない。「国民の前に明らかにして欲しい」と言う議員もいたけれど、どうやら大きな声にはならずに、ウヤムヤのうちに次へと進んでしまいそうだ。
日本の政治の体質は、お互いに傷つけ合うのを避けることにある。それが「大人の政治」だと本当に思っているから始末が悪い。安倍前総理も小沢代表も坊ちゃん政治家である。小沢さんは安倍さんのように、純粋な新国家主義者ではなく、田舎型の新国家主義者というべきだろう。それは多分に感覚から来るもので、小沢さんが日本をどういう国にしていきたいかという点では、似ているように私は思っている。
小沢さんはこの辞任劇で恥はさらしたけれど、誰がどのような人物かを探る材料は手に入れたし、何よりも続投は「議員全員の総意」という御旗を得た。こんな風に権謀術数を重ねることを私は良いと思わない。結果がよければ過程はどうでも良いと考えるやり方に反対だ。「なにを子どもじみたことを言っているか」と老練な政治家は言うであろうが、プロセスが非民主的であるのに結果は民主的だというのは誤魔化しだと思う。
民主党がこのまま小沢党首を擁いてしばらく時を経ることは、政治地図の塗り替えが少し遅くなるということだ。小沢チルドレンの谷岡郁子さん、どうお考えですか?
それにしても、今朝の新聞を見て民主党の躍進はなくなったなと思った。小沢民主党党首の辞任劇は一体あれは何だったのか?小沢さんが「恥をさらすが頑張る」と言うのは何のためなのだろうと考えた。いい歳のジジイが、恥をさらしてまでもなにを守ろうとするのか、何をやろうとするのか、と思った。
小沢さんは自民党との大連合、少なくともその前の政策協議は意味があると主張したようだ。しかし、役員会ではダメだと拒否された。すると彼は代表を辞任すると言い、今の民主党では政権担当能力がない、衆議院選挙は勝てない、そこまで記者団に話している。それが、役員会から代表に留まれ、議員全員の意思だと突きつけられたら、「恥をさらすが頑張る」と答えたという。
この大茶番劇は何のために行われたのかと考えるのが当然だと思う。「雨降って地固まる」ととぼけたことを言っている議員がいたけれど、なぜ雨は降ったのか、地はどのように固まったのか、固まることが地にとって意味があったのか、何も問うことをしないのはアホとしか思えない。「国民の前に明らかにして欲しい」と言う議員もいたけれど、どうやら大きな声にはならずに、ウヤムヤのうちに次へと進んでしまいそうだ。
日本の政治の体質は、お互いに傷つけ合うのを避けることにある。それが「大人の政治」だと本当に思っているから始末が悪い。安倍前総理も小沢代表も坊ちゃん政治家である。小沢さんは安倍さんのように、純粋な新国家主義者ではなく、田舎型の新国家主義者というべきだろう。それは多分に感覚から来るもので、小沢さんが日本をどういう国にしていきたいかという点では、似ているように私は思っている。
小沢さんはこの辞任劇で恥はさらしたけれど、誰がどのような人物かを探る材料は手に入れたし、何よりも続投は「議員全員の総意」という御旗を得た。こんな風に権謀術数を重ねることを私は良いと思わない。結果がよければ過程はどうでも良いと考えるやり方に反対だ。「なにを子どもじみたことを言っているか」と老練な政治家は言うであろうが、プロセスが非民主的であるのに結果は民主的だというのは誤魔化しだと思う。
民主党がこのまま小沢党首を擁いてしばらく時を経ることは、政治地図の塗り替えが少し遅くなるということだ。小沢チルドレンの谷岡郁子さん、どうお考えですか?