音楽喫茶・ヤギヤ店長の日記

クラシックなどの音楽が聴ける金沢の喫茶店ヤギヤの店主が音楽、コンサートなど仕事と趣味を楽しみながら過ごす日々を綴ります。

ドイツ旅行記 6月2日 vol.3 バンベルク

2020年04月01日 20時00分00秒 | 海外旅行

ここKlein Venedigはマスクス通りにある橋とバンベルク旧市庁舎の間の川沿いにあります。



緩やかに流れるリンカー・レグニッツァルムの川に面して建物が並んでいます。

観光客も多く、バンベルクの観光名所であることがわかります。




鮮やかな色合いの可愛らしい建物が並んでいますが、水辺にあるためか湿気で建物が傾いています。

この地域の建物は保存する必要があるため簡単に立て直すこともできず、補修もままならない建物がたくさんあるとか。

次に訪れた時にはもっと傾いているかもしれません。。。


でも、この河面のテラスでくつろいげたら気持ちいいでしょうね~

川には多くの観光船が往来しているので動物園の動物みたいな気分になりそうですが()




お昼ごはんは「Klein Venedig」のすぐ近くにある「Kachelofen」というドイツ料理のお店で。

テラス席が気持ちよさそうなのですが、テラス席はみなさんに人気があるので空きは少ないです。

席を探していたら先に座っていた人(写真のピンクのシャツのおじさん)が詰めて空けてくれました。

今回だけでなくいろいろなシーンでとても親切にしていただいてます。

ドイツって親切な人が多いです!




席を空けていただいたので、さっそくメニューを開いきます。

なぜか最初にビールのページを開いてしまうんですが()

Biere vom Fass というのが樽生ビールのようです。

もちろん樽生から選びましたよ。




ドイツのビールはどの街のお店で飲んでも美味しい。

ただ、量が500mlがほとんどで、オシャレな店だと300mlもあります。

ワインはたいてい250ml、どれだけ飲むんですか~

たいていの日本人ならワイン一杯で十分ですね。




輪島さんが注文したのは、ナイフを大胆に突き刺した肉料理。骨付きです。

左の丸いのはクノーデル。

クノーデルはジャガイモをいったん潰して、丸めたものを茹であげたもの。

何も入っないプレーンなものから、中に具が入っているものまでいろいろあります。

お店で出るのはプレーンなクノーデルがほとんどでした。

どんな種類があるのか気になったので本屋さんでクノーデルの作り方の本を買ってきました。

ドイツ語なので簡単には作れそうもありませんが、機会があれば作ってみたいですね。



こちらは先程のレストランのすぐ近くにある(レストランから見えるくらい近い)ビアハウス。

ビアハウスというより、Ambräusianum GmbHという醸造所が経営している店です。

併設されているのでここで作ったビールを飲むことができて、とても人気のお店です。

輪島さんも大のお気に入りらしいので、みんなで飲んできました。


ここはバンベルクの旧市街のほぼ中心なので、ここからは歩いて街を散策します。



まずは大聖堂 Bamberger Dom

DomCathedralのことで、ドイツでは大きな教会はDomと呼ばれています。

この教会も例に漏れず補修工事をしていました()

が、幸い中に入ることができました。





中は薄暗くて静かな空間です。

休憩している人、祈っている人、物思いにふける人などさまざまな人が静かに過ごしています。




ここにも立派なパイプオルガンがありました。それも2つも。

2台同時に演奏することってあるのかな?

教会の造りと合わせてとても装飾が見事です。



今回の旅行では教会に入るといろいろ見て回ることよりも、椅子に座ってぼーっとしていることが多かったような気がします。

静かな教会でただ座っている時間がなぜか幸せなんですよね~()




どこの誰だか知りませんが、なぜか気になった像です。

銅で造られているのか、石で造られているのかもわかりませんが、この表情とうなだれてるような首がいいですね。

これお土産にあったら欲しいと思いましたよ。

ちゃんと探してないけど、販売してたのかな?



やはりここも補修工事中でした。
大切な文化遺産を保存するのもたいへんですね。
でもその努力のおかげでこうして素晴らしい建物が形を残して目の前にあるわけです。

次はすぐ近くにあるバラ園に向かいました。

つづく




















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