音楽喫茶・ヤギヤ店長の日記

クラシックなどの音楽が聴ける金沢の喫茶店ヤギヤの店主が音楽、コンサートなど仕事と趣味を楽しみながら過ごす日々を綴ります。

プロジェクターのランプ交換完了

2021年12月16日 12時06分00秒 | カメラ・オーディオ機器
先日突然破裂したEPSONのホームプロジェクターのランプ。
先ほど宅配便で届いたのでさっそく交換しました。

10cm四方の小さな箱に入って届きました。
外から見たらEPSONの製品とは思えないパッケージで
「違うものが届いた?」と一瞬思いましたが、ちゃんとしたランプが届きました。

交換はプラスドライバーがあれば3箇所のネジを回すだけで終了。
簡単です。




これで今夜から大画面で映画を見られます。

プロジェクターが使えない間は自宅の32インチのテレビで見ていましたが、やはり100インチを見慣れていると小さく感じます。
でもテレビの方が解像度はいいですね。
どちらも一長一短があって迷いますが、老眼の私には大画面の方がありがたいです(笑)
あ、あと音ね。
プロジェクターで見る場合のスピーカーはAVアンプ経由でYAMAHAの1000Mを使ってるのでテレビのスピーカーとは比べ物になりません。
特に映画の臨場感はこちらのほうがいいので、プロジェクターが使えるようになってほんとによかった。

現在は2K画面だけど、いずれは4Kにしたいとちょっと思いました。






Ballad 620

2021年12月15日 12時05分00秒 | カメラ・オーディオ機器
Ballad 620と聞いてスピーカーを連想した方はかなりスピーカーに詳しい方だと思います。
何しろ私も知らなかったくらいです(笑)

このスピーカーが中古オーディオの取扱店で出品されているとお客様から教えていただいて調べてみました。
Altecというアメリカの会社が制作したスピーカーに日本製のキャビネットを組み合わせて販売されたものらしいです。



使われているスピーカーのユニットは604-8Lというタイプ。
実質604-8Kと同じという話です。



604-8Kは巷では不人気ユニットで(笑)
これより古い604-8Gと比べるとかなり安価で取引されています。
だから購入できたんですが(^^;

実際に聴き比べた人の話ではどちらもそんなに変わらないそうなので試しに購入してみました。



かなり大きなスピーカーでしたので運送会社(西濃運輸)の人に手伝ってもらいながら梱包から取り出して設置。
運送会社の人に手伝ってもらわなかったら出せなかったかも。
ほんと助かりました、ありがとうございました。

さて、軽く試聴してみました。
アンプは真空管(Laxman 38)とトランジスタ(ONKYO P306R + YAMAHA B-2x)の2種類で比較。ソースはクラシックとジャズ。

真空管アンプで鳴らすと低音が豊かですね。ホール感がでます。
トライアングルの音はちょっと遠いかな。意外と楽器の位置がはっきりしない気がします。

トランジスタのアンプでは低音が細くなってしまいましたが、楽器の位置ははっきりしてる感じ。

好みで言うと真空管かな。

比較したトランジスタのアンプはかなり古いものなので新しいアンプだと違う結果になったかもですね。

これからいろいろい組み合わせを試してみて最適な音にしていこうと思います。
お店に置いてあるので、レコードを持参していただければ鳴らすこともできますよ。


 

夜中に突然の破裂音

2021年12月10日 12時06分00秒 | カメラ・オーディオ機器
今朝は晴れそうだったので早起きしてレナード彗星を見ようとはりきっていました。
が、雲が出てきて結局見ることができませんでした。

せっかく早起き(3時に起きました)したので映画を見ることに。
プロジェクターがあるのでそれで「007 ゴールドフィンガー」を見ていました。


007がゴルフをしているシーンで突然「バン」って破裂音が。
その瞬間に画面が真っ暗になったから停電かと思って周囲を見渡すと、
室内灯は点いてる。

調べてみるとプロジェクターの電球が切れてるみたい。
EPSON EH-TW5200の場合、電球交換はユニットごと交換するみたいです。
交換ランプはELPLP78です。
EPSONのサイトには4900時間を経過すると交換時期だというメッセージが表示されるそう。
そういえば昨年くらいに交換メッセージが表示されたような。。。
当時はランプの価格が20000円くらいだったのでギリギリまで使おうと思い、メッセージは無視してました(^^;
あれからも毎日のように使っていたから6000時間以上は使ったかも。



開けてみて電球を見るとフィラメントが切れたのではなく、電球のガラス部分が粉々に破れていました。
だからあんなに大きな音がしたのか。

お店にはテレビが無いのでさっそく交換用のランプを注文しました。
今見たら安くなってました。型が古いから?
生産終了にならない心配になってきました。

届くまで5日くらいかかるそうで、しばらくはパソコンで映画を見ることになりそう。とほほ。






GoPro Hero 9 Black

2021年12月02日 12時10分10秒 | カメラ・オーディオ機器
バイクを乗り換えたタイミングで、バイク動画も撮りたいと思いまして。
アクションカメラを導入することにしました。
アクションカメラもGoPro, Insta, DJIなど各社から提供されていてどれにしようか迷います。

今回は定番のGoProにしました。
スマホの1/3のサイズなんですが5.7Kまで対応。
240fpsまでのスロー撮影もできるし、タイムラプス機能も標準で付いてます。
付属のアクセサリーが純正以外にもいろいろな会社から出ていることもポイント。
安定性については使ってみないとわかりませんが。
メリット・デメリットについてはこれから使っていってからご報告したいと思います。


これをバイクに取り付けて、試しに走ってみましたがかなりキレイに撮れます。
揺れ補正のためか画面がカクカクすることもあり、この点についてはこれから設定を変えたりしてちょうどいい条件を模索していこうと思います。

この記事を書いているうちにGoPro Hero 10が発売されました(^^;
ただネットでは10の不具合報告が上がっているので10を使っている方は気をつけたほうがいいです。
なんでもデータが消失するとか。怖いですね。
ファームウェアのアップデートは慎重に行ったほうがよさそうです。

 




カメラアクセサリー Peak design / anchor links

2021年04月28日 18時17分00秒 | カメラ・オーディオ機器
久しぶりに来店したお客様が持参していたカメラに面白いものが付いていました。
カメラ用のアクセサリーなんですが、ストラップの着脱が簡単にできてしまうというもの。

カメラのストラップを使うか使わないかで迷うことがよくあります。
街中を歩きながら写真を撮る場合はストラップは必須なのですが、三脚を使ったり、ジンバルを使って動画を撮る場合には邪魔になります。

今回いいな〜と思ったのがこれ。



Peak designのanchor linksという商品です。
カメラストラップ・クイックコネクタ(Camera Strap Quick Connector)ともいいます。
この商品を介してカメラに簡単にストラップが取り付けられます。



商品の中身はこんな感じの簡単なセットです。



キーホルダーみたいなのをカメラに取り付けて、黒い部品をストラップに付けます。
取り付けも簡単です。



カメラのここのところに、



くるっと通すだけ。
これを2箇所に取り付けます。



ストラップにはこの黒い部品を通して付けると出来上がり。
あ、このクイックコネクタの長さの分だけストラップの長さは短くして調整してください。
7cmほど長くなります。

ストラップとの連結は簡単で、



ここに丸い部分を入れて、スライドさせるかカメラ側の紐を引っ張ると



カチッとハマります。
撮影途中に外れないようにしっかりハマっていることを確認してください。

カメラ側に取り付ける部品は4つあり、カメラ2台分使えるので、このように2台のカメラに付けると簡単にストラップが使い分けられます。



ストラップの長さもひとつ調整してしまえばOKなので楽です。
紐は90Kgまで耐えられるので普通のカメラでは切れることはありません。
まあ90Kgのカメラを持つ人はいないと思いますが。。。

これでかなり使い勝手が良くなりました。
今の時期はいろいろな花が咲いているので、散歩写真も楽しくなりそうです。















DJI RSC2 & SONY FDR-AX45 リモート操作の設定

2021年03月21日 08時00分00秒 | カメラ・オーディオ機器
こんにちは。
新型コロナウィルスの影響でコンサートを動画配信するようになってきました。
ヤギヤも例に漏れず、オンラインでライブ配信するようになりました。

動画の編集もするようになり、機材も徐々に増えていたんですが、とうとうジンバルを購入しました。

今回はこのジンバルでHandyCamのコントロールができるかどうか確かめてみました。

「ジンバルって何?」という方も多いですよね。
ジンバルは撮影する人が動いてもカメラを一定の方向に保つ機能があって、画像の揺れや傾きを緩やかにしてスムーズな動きの動画を撮るためのものです。



これはビデオカメラ(SONY FDR-AX45)を取り付けた状態のものです。

購入したジンバルはDJI RSC2です。
機能が多いのに取説は無いのでネットで調べながら使っています。

ジンバルは一眼レフカメラやミラーレス一眼を使う方が多いみたいで、そちらの使い方はネットでも見かけるのですが、ビデオカメラを使うことは少ないように思います。
ビデオカメラ自身にかなり強力な手振れ補正機能があるのでわざわざ使わないのかな?
それとも一眼レフの画質を求める人が多いのか?

話は戻って、ジンバルでビデオカメラ(SONY製)のコントロールができるかどうかですが、結論は「できる」でした。

設定方法は、



まず、ビデオカメラ本体にSONY multi端子がありますので、ジンバルに付属のケーブル(USB-C to Sony Multi)を接続します。



(ジンバル)RSC2にUSB-Cの端子が3つありますので、左のRSSって端子に接続します。



ジンバルの電源を入れます。
ここで注意して欲しいのは、ビデオカメラよりも先にジンバルの電源を入れることです。
ジンバルの電源を入れたら、ビデオカメラの電源をいれます。




ジンバルの電源が入りました。
写真の赤い点が録画ボタンですね。これを押したらビデオカメラの録画がスタートします。

今回はズームをリモートで操作できるようにします。



設定は横にあるダイヤルを使います。
まずダイヤルを押してメニューを表示させます。




ダイヤルを回すとメニューが変わるので、”FrontDial”を表示して、ダイヤルを押します。



“Functions”を選択して、ダイヤルを押します。



“Focus/Zoom”を選択して、ダイヤルを押します。

これで設定終了です。

ダイヤル下に戻るボタンがあるので、それを押して最初の画面まで戻ってください。




これでグリップにあるダイヤルを回すとビデオカメラのズームを操作することができます。

補足ですが、
ズームの速度は最初は50となっています。
思ったよりゆっくり動くので私の場合は85で使っています。
ズームの速度はさきほどのメニューの”Functions”の下にある”Speed”で調整します。











MARUMI 減光フィルター ND64

2021年03月20日 15時21分15秒 | カメラ・オーディオ機器
最近はお店でも動画を撮影することが多くなってきました。
せっかく撮影機材があるのだから近所の公園の動画でも撮ってみようと思い撮影してきました。

しかし、外は明るくてF値が8以上になってしまいます。
写真を撮る場合はISO100でF2.8にしてもシャッター速度が1/2000にすると適正露出で撮れるのですが、動画はそうはいきません。

動画の場合、シャッター速度はfpsの2倍くらいがいいと言われてます。
私がよく使うのは30fpsなのでシャッター速度は1/60です。
1/60だとF2.8では明るすぎるんです。

というわけで、光を遮るフィルター(NDフィルター)を購入しました。
NDにもいろいろありまして、数値が大きくなるほど光を通す割合が減ります。
ND4だと光量が1/4に、ND32だと1/32になります。
今回購入したND64だと1/64、絞りだと5段分になります。

NDフィルターは右です。
左は一緒に購入したフィルター径の変更用アダプターです。
82mm-76mm というもので、フィルター径が82mmのフィルターを76mmのレンズに取り付ける場合に使います。

NDフィルターはこんな形のケースに入っていました。
卵型?


ND64だとけっこう濃いですね。


フィルターの厚さはコレくらい。
初めてのNDフィルターなので他と比較できないですが、薄いほうかな?

このフィルターは安いタイプなので表面の撥水加工はありません。
ネットで調べると撥水加工が無いと水が付いたらクリーニングがたいへんらしいですが、その点もこれから検証していきたいと思います。

梅は咲いてるし、桜もそろそろ咲きそうなのでこれから屋外での動画撮影では活躍してくれそうです。




まだ使える80年代のオーディオ

2021年02月26日 23時49分00秒 | カメラ・オーディオ機器
今週はお店がお休みで時間ができたので古いオーディオを引っ張り出して聴いてみました。




ほとんどが1980年代の製品です。
この頃は個人的にもオーディオに凝り出した時期で、思い入れがある製品が多いです。
製造から30〜40年も経っているのでちゃんと音が出るのか心配でしたが、接続してみると何事も無かったかのように音が出ました。
当時の製品の品質の高さにびっくりですね。
部品をメンテしたり交換したアンプもありますが、消耗品なのでしかたないでしょう。
ちなみに不具合は、プリアンプのスイッチ類とボリューム。
メインアンプの保護リレーの接点劣化です。
どれも接点の状態が悪くなっていました。

その点は自分で修理しちゃったので、今はふつうに聴けます。

スピーカーはFOCALの2012年モデル。
新しいスピーカーを使えば古いアンプでもいい音で再生してくれます。


オーディオ機器はもちろん好きなのですが、やはり音楽を聴く機械なので何を聴くのかがとても重要です。
今回はデュプレが演奏するドヴォルザークののチェロコンチェルトと、
MJQのBLUE BOSSAが良かった。

次は日本の歌手もいいかも。
ちなみに個人的には中森明菜が好きです(笑)


真空管フォノイコライザーを組み立ててみた LXV-OT10

2021年02月15日 14時33分52秒 | カメラ・オーディオ機器
先日お客様のMさんに真空管フォノイコライザーのキットを教えてもらったのでさっそく購入してみました。


一週間待って「やっときた」と喜んでいたんですが、よーく見ると何かが違う。。。
そう型番を間違えて購入してしまったんですね(笑)
返品するにも手数料や送料がかかるので友達に連絡したら買い取ってくれました。助かりました~

気を取り直して、こんどはちゃんと確認して購入。
そう、こちらが本来買おうと思っていたフォノイコライザーです。
間違えたのはグラフィック・イコライザー。型番も1番違いで形もそっくりなので紛らわしいですね。
ちゃんと確認しなかった私が悪いのですが(^^;

ここでなぜフォノイコライザーを買おうとしたかというと。
ヤギヤのオーディオシステムはアナログプレーヤーが2台あるのですが、プリメインアンプのPhono入力はひとつしかないんです。
これまではRCAのピンを抜き差ししていたのですが、面倒なので
「フォノイコライザーがあればいいな~」とずっと考えていました。
そこに安くて良さそうな製品を紹介してもらったのでした。

このフォノイコライザーはキットになっていて、自分で組み立てるのですが基盤はすでに完成していてハンダ付けも不要なんです。
ほんとにネジを回して組み立てるだけという超簡単なキットなのです。

開けてみると部品が個別に袋に別けられていました。
こういう細かいところが日本って感じがします。
基盤とケースはこんな感じで、
基盤には部品が取り付けられているので細かな作業はありません。
個人的にはハンダ付けが好きなのでちょっと残念(笑)

ドライバーで回してネジ止めするだけ。

基盤に並ぶ部品が綺麗です。
こうして整然と並ぶ基盤を見るといつも「街」を連想するんですよね。
どことなく都会っぽくないですか?

さて、完成するとこんな感じで、とてもシンプルなものです。
中の真空管が見えるように窓が付いてます。

電源、プレーヤー、アンプにケーブルを接続してスイッチを入れてみると
いい感じに光っています。
これ、後で知ったのですが真空管が綺麗に光っていると思っていたんですが、どうやら真空管のソケットにLEDか何かの照明が付いていてそれが光っているみたい。
ちょっとがっかりしましたが、電源スイッチのランプだと思えばそんなものです。

これを見て
「HIGHとLOWのツマミは何?」と思った方もいらっしゃるかも。
これがこの製品の特徴で、普通使われているRIAA特性カーブを変更することができるんです。
完璧にレコード録音時のカーブに合わせることはできませんが、大まかには当時の録音特性に合わせて音質を調整することができるんですね。
ヤギヤには新しいレコードの他にも1960年以前の古いレコードもあるので、このような機能は重宝します。

実際にこれを使って聴いてみると、ちょっと音が大人しくなるかな~?という気がしました。
原因はわかりませんが、プリメインアンプに内臓のフォノイコライザーだと元気に再生する音楽も、これを使うと大人しく聴こえるんです。

解説本にも書いてありますが、このキットは使っているオペアンプと真空管を取り替えることもできるそうです。
ネットではオペアンプを交換することで音質も変わったと投稿している人も多いので、そのうちオペアンプを交換して試してみたいと思います。