↑ 2019/07/20 撮影
2016/09/16 撮影
[ アカネ科シチョウゲ属の落葉小低木 ]
日本固有種です。
本州の三重・和歌山・兵庫県と四国の高知県で、
川沿いの岩地や岸壁などに自生します。
樹高は、約15~70cm。
幹はよく分枝し、若枝は緑色で細毛があり、後に暗灰色になります。
葉は、短い柄を持ち、長さ1.5~3.5㎝、幅5~15㎜の狭長楕円形~狭披針形、
草のような質感、縁は全縁で、対生します。
表面は無毛、裏面は脈の上に短い毛があります。
葉柄間の小さな托葉は三角形で先が尖ります。
花期は、7~8月。
枝先や葉腋に、漏斗状筒形で紅紫色の花を付けます。
花冠は先が5裂し、長さ15~18㎜、
内側に柔らかな毛が生えています。
雄しべは5本、雌しべは柱頭の先端が5裂します。
花の基部に苞葉が2枚あり、癒合して萼を包みます。
萼は筒状で先端が5つの裂片に分かれ、
広三角形で先が尖ります。
果実は蒴果で、小さな楕円形です。
観賞用の盆栽や鉢植え・庭木として栽培されています。
名は,紫色の花で形が丁字に似ているので付いたそうです。
別名の岩萩は紫の花をハギに見立て、岩の上に生えることから付いたそうです。
別名 ; イワハギ(岩萩)
・準絶滅危惧種・
苔玉の中に植えた高さ10㎝ほどの紫丁花が、
可愛い花を次々と咲かせ、
10月になっても咲き継いでいます。
2016/09/16 撮影
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2016/09/17 撮影
2016/09/18 撮影
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