↑ サクラタデ
◉ 蓼の穂(たでのほ )・穂蓼 ほたで)・ 桜蓼(さくらたで)・柳蓼(やなぎたで)・蓼紅葉(たでもみじ)・ままこのしりぬぐい
草の戸を知れや穂蓼に唐辛子 ・・・・・ 芭蕉
醤油くむ小屋の境や蓼の花 ・・・・・ 其角
醤油くむ小屋の境や蓼の花 ・・・・・ 其角
溝川を埋めて蓼のさかりかな ・・・・・ 正岡子規
俳句で蓼の花といった場合は、
蓼属の花全体をさすことがおおく、
種類によって、高さや穂の大きさなどさまざまです。
蓼属の花全体をさすことがおおく、
種類によって、高さや穂の大きさなどさまざまです。
おおよそは初秋に、
紅の濃淡から白色の小粒の花を穂状につけ、
紅の濃淡から白色の小粒の花を穂状につけ、
秋が深まるにつれ葉が紅葉し、
野趣に富んで秋らしい風情があります。
花に見えるものは萼で、桜蓼などの一部をのぞき、花弁がありません。
蓼というと、柳蓼を指すことが多く、本蓼・真蓼ともいいます。
柳蓼は水辺に生え、葉が柳に似た形で、
特有の辛味があって食用として栽培もされ、
蓼酢・刺身のつま・蓼味噌などに用いられます。
野趣に富んで秋らしい風情があります。
花に見えるものは萼で、桜蓼などの一部をのぞき、花弁がありません。
蓼というと、柳蓼を指すことが多く、本蓼・真蓼ともいいます。
柳蓼は水辺に生え、葉が柳に似た形で、
特有の辛味があって食用として栽培もされ、
蓼酢・刺身のつま・蓼味噌などに用いられます。
桜蓼は蓼としては花が大きめで、
サクラ色の花弁に長い蘂、
垂れた花穂が風に揺れる姿には、
優しい美しさがあります。
* 犬蓼は「赤のまま」として別に題をたてています。
[ タデ科イヌタデ属の多年草 ]
サクラ色の花弁に長い蘂、
垂れた花穂が風に揺れる姿には、
優しい美しさがあります。
* 犬蓼は「赤のまま」として別に題をたてています。
[ タデ科イヌタデ属の多年草 ]
さくら蓼晩年の友一人増え ・・・・・ みなみ