しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

北烏山九丁目屋敷林~芦花恒春公園 ・・・ [ 東京都世田谷区 ] < 3月 > 

2013-03-23 |  雀の足あと ・・ 春

                ↑ 2013/03/21 撮影…タカトオコヒガンザクラとナノハナ(蘆花恒春公園・花の丘)
 
今日の散歩コースは、
京王線千歳烏山駅~北烏山9丁目屋敷林市民緑地~
烏山神社~世田谷文学館~蘆花恒春公園です。


北烏山9丁目屋敷林市民緑地 

2013/03/21 撮影

甲州街道ちかくの「北烏山九丁目屋敷林」は 、
下山家が大切に守ってきた屋敷林と離れや蔵のある庭の一部を、
世田谷トラスト協会が市民緑地として管理し、
一般公開しています。 
下山家の自宅は、
面積2500㎡, 56種類・約600本の樹木があると言われ、
広い敷地のなかに主家・離れ・納屋・蔵・畑・屋敷林などがあります。

武蔵野の面影を残す静かな庭に入ると、
「下山千歳白菜発祥之地」の石碑があります。
「下山千歳白菜」という名称は,
大玉で耐寒性に優れ病気に強く、
貯蔵性に富む白菜の品種を作り出した下山義雄氏の名前と,
世田谷区千歳の地名から付けられたそうです。
大欅・孟宗竹などの屋敷林に囲まれ
手入れの行き届いた静かな庭で、
下山家の老御夫人から、
旧家のかつての生活につき
とても貴重なお話を聞くことができました。
 
            2013/03/21 撮影
…入り口から

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…サクラとコブシ
…下山千歳白菜発祥之地」の石碑
…蔵
…庭
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…クリスマスローズ
…竹林・離れ


北烏山9丁目~蘆花恒春公園への道々 
            2013/03/21 撮影
…コブシ
…サクラ
…タンポポ



烏山神社 
世田谷区南烏山にあり、
由緒書きによると
烏山村の鎮守は、古くは御嶽神社と伝えられ、
江戸末期(1850年)に御嶽神社を白山権現社に遷宮合祀したと記録があり、
烏山及び近隣の鎮守として、白山様と呼ばれ崇敬されてきました。
昭和7年白山御嶽神社の社号が認可され、
昭和37年には神明社・稲荷社・天神社を合併合祀し、
現社名(烏山神社)に改称したそうです。

            2013/03/21 撮影
 
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世田谷文学館
「世田谷固有の文学風土を保存・継承し、まちづくりの活性化に寄与することをめざす文学館」、
「区民の文化交流の場と機会をつくりだし、新たな地域文化創造の拠点をめざす文学館」
を基本理念として、1995年に開館しました。

静かな住宅地の文学館では、
「寺山修司」企画展を開催していました。

            2013/03/21 撮影
 
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蘆花恒春公園 (ろかこうしゅんえん) 

2013/03/21 撮影

徳富蘆花旧邸地部分(恒春園区域)と、
その周辺の公園として整備された土地(解放公園区域)からなり、
開園面積80,304.43㎡(平成21/04/01現在)です。

恒春園区域
文豪徳富蘆花(健次郎)が、
明治40年から昭和2年に逝去するまでの約20年にわたり、
「恒春園」と称して晴耕雨読の生活を送った地です。

武蔵野の面影をしのばせる橡(くぬぎ)・小楢(こなら)等の雑木林、
蘆花が植えたという孟宗竹の林があり、
住まいの茅葺きの母屋・秋水書院・梅花書屋が
廊下でつながっています。
愛子夫人の居宅・記念館などもあります。
また恒春園の東側には、
橡の木立に囲まれた夫妻の墓があります。

            2013/03/21 撮影
 
…竹林 
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 …シダレザクラ
…ユスラウメ


開放公園区域
花の丘区域・児童公園・フィールドアスレチック広場・
草地広場・ドッグランからなっています。

花の丘区域
高遠小彼岸桜が丁度見ごろで、
また辛夷(こぶし)・椿・山茱萸(さんしゅゆ)など、
花壇には
菜の花・ヒヤシンス・クロッカスなども咲いていました。

            2013/03/21 撮影
…花の丘区域 
…タカトオコヒガンザクラとナノハナ
…タカトオコヒガンザクラ
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