↑ 2011/11/26 撮影…勘治郎
2011/11/27 撮影…勘次郎
2010/12/05 撮影…獅子頭、銀杏落葉の皇居東御苑
[ ツバキ科ツバキ属の常緑中低木、原産地不明 ]
シシガシラ (獅子頭)
サザンカとヤブツバキとの交雑種という説や
山茶花の園芸品種という説や
国種との交雑種などという説があります。
寒椿は、古く獅子頭と呼ばれていましたが、
関東では「寒椿」と呼ぶようになり、関西では今でも「獅子頭(ししがしら)」と
呼ばれています。
樹高は、約1m。
葉は、細長い卵形で先は尖り、縁には鋸歯があり、
互生します。
花期は、12月~2月。
花は、仄かな香りのある
紅い中輪の八重咲きで、
花弁と雄しべが合着し、花弁は1枚ずつ散ります。
果実はさく果です。
矮性で枝が横に広がる性質を持っているので、「這い寒椿」とも呼ばれます。
シシガシラから生まれた園芸品種群を「カンツバキ」と呼ばれています。
カンジロウ (勘次郎)
獅子頭と山茶花の交雑種園芸品種群は、
立ち上がる性質を持っているので「立ち寒椿」と呼ばれ、
その一つに「勘次郎(かんじろう)」があります。
樹高は、約3m。
葉は、山茶花に似ています。
花期は12月~2月。
八重咲の紅い中輪の花を次つぎと付けます。
花弁と雄しべが合着し、花弁は一枚ずつ散ります。
広く庭木や鉢植えにされ、
刈り込みに強いので生垣にも用いられています。
カンツバキ群には、
雄しべが半ば花弁に変化するものがあり、
八重咲きや千重咲きのものも多くあります。
千重咲きには、
白花の富士の峰(開花11~1月)、
薄紅色の乙女山茶花(開花11~2月)。
八重咲きには、
白花の朝倉(開花10~11月)、
白花の姫白菊(開花11~12月)など
いろいろな品種があります。
草庭の勘次郎には、
目白やヒヨドリが蜜を吸いに来ます。
勘次郎 ( 立ち寒椿 )
2011/10/28 撮影
2011/11/17 撮影
2011/11/20 撮影
2011/11/23 撮影
2011/11/26 撮影
2011/11/27 撮影
2011/11/28 撮影
2011/11/26 撮影
2011/11/26 撮影
2011/11/26 撮影
2011/11/26 撮影
2011/11/26 撮影
2011/11/26 撮影
2011/12/10 撮影
< 2010 年 >
2010/11/30 撮影…つぼみ
2010/12/09 撮影
2010/12/10 撮影
2010/07/02 撮影…実
2010/12/03 撮影…種の零れた後の実