しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

ハタガヤ ( 畑茅 )……? 

2015-09-10 |  8月 の花たち

                                2014/08/14 撮影

2015/08/14 撮影


[ カヤツリグサ科ハタガヤ属の一年草 ]

日本では、
本州~沖縄にかけて
日当たりの良い畑や荒地に自生します。
草丈は、10~30cm。
多数の細い茎が真直ぐに伸び、基部に少数の葉を付け、
叢生します。
葉は、緑色の糸状で、茎より短く放射状に広がり、
葉鞘は淡褐色を帯びて、先端に長毛があります。
花期は、8~10月。
茎頂に大小不同の長い苞葉があり、
その中心に小穂が頭状に集まって花穂を作ります。
小穂は長さ3~8mmの披針形で、5~15個付きます。
鱗片の先は外曲し芒状に尖ります。
果実はそう果で、長さ約0.6mmの倒卵円形です。
名は、畑に多いということから付いたそうです。

以前から庭に生えいて
名が解らなかったのですが、
図鑑で調べて「ハタガヤ」にしました。
間違っていましたら、どうぞお教え下さい。
いつも生えている繊細で涼しげな草、
という印象です。
2・3株ほど残すようにして草取りをしています。


2015/07/02 撮影…新しい株

2015/08/13 撮影


2015/08/14 撮影







2015/08/15 撮影



2015/08/18 撮影



2015/08/20 撮影







2015/06/20 撮影…古い株

2015/06/21 撮影





< 2014 年 >
2014/08/08 撮影



2014/08/09 撮影



 2014/08/13 撮影


2014/08/14 撮影

2014/08/29 撮影


2014/08/31 撮影





2014/09/24 撮影







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イトテンツキ ( 糸点突 )…… ?

2015-09-10 |  8月 の花たち

[ カヤツリグサ科ハタガヤ属の一年草 ]

日本では、
本州福島県以西~沖縄にかけて、
日当たりの良い畑や荒地に自生します。
草丈は、10~20cm。
根はひげ状で叢生します。
葉は、根生状の細い線形で硬く緑色、
基部は淡褐色です。
秋になると、
硬く細い糸状で、葉よりも長い茎を多数出します。
花期は、8~10月。
茎頂に大小不同の苞葉が数個あり、
その中心に茶褐色の小穂が頭状に数個集まって花穂を作ります。
さらにその中から柄のある小頭状花穂を出すこともあります。
小穂は長さ3~6mmの長楕円形です。
鱗片は幅の広い卵形で先は尖らず、
紫褐色をして中脈は緑色です。。
果実は痩果で倒卵円形、淡黄色で3稜があります。
名は、葉と茎が糸状なので付いたそうです。
別名 ; クロハタガヤ(黒畑茅)

以前から庭に生えいて
名が解らなかったのですが、
図鑑で調べて「イトテンツキ」にしました。
間違っていましたら、どうぞお教え下さい。
ハタガヤと姿が似ていますが、
葉や花序に違いが見られます。


2015/08/15 撮影…新しい株

2015/09/11 撮影



2015/06/19 撮影…古い株




2015/06/20 撮影






2015/06/21 撮影




2015/08/18 撮影






2015/08/20 撮影









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