ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都情緒あふれる祇園白川のニューリサイクルショップ「PASS THE BATON」

2021-07-26 | ショップ

「なんか素敵なお店…なんだろ?」と、ある日ミモロは、京都情緒あふれる祇園白川を歩いていて、立ち止まったのは、「PASS THE BATON]というお店です。


この辺りは、白川の景色を眺めながら過ごせる飲食店が連なる、まさに京都!という雰囲気のエリアです。


暖簾をくぐり中に進むと、「わ~なんかおしゃれなものがいろいろある~」と、目を輝かすミモロです。


「こういう器いいなぁ~」と棚に並ぶ器に夢中。


さて、ここ「PASS THE BATON」は、今、注目の「ニューリサイクル」をコンセプトに、東京の丸の内、表参道、そして京都祇園にショップを展開。

「ニューリサイクル」とは、企業が処分せざるを得ないデッドストックやちょっとした傷のB級品、長い間倉庫に眠ったままの品などに手を加え、新たな命を吹き込んで、今のニーズに応える品々にすること。
また、時代を纏ったアンティークの品々などにも、新たな感覚を吹き込んでいます。


素敵な洋服もいろいろ。古着ではなく、デッドストックなども魅力的です。


「モノを大切にすることは、地球にもやさしいことなんですよ~」とスタッフの方。


「世の中には、まだまだ使えるのに、捨てられちゃうものって多いんだね~」とミモロ。
ここでは、様々な企業と取り組んで、それを使う人にも、企業にもためになる新たなリサイクルを進めていこうとしています。


例えば、DEAN &DELUCAのトートバックは、制作したものの、厳しい販売基準に満たなかったため販売できずにいた品。そこに刺繍やプリントを加え、オリジナルリメークした、リバーシブルのバッグになりました。
「わ~素敵…しかも安い…」と驚くミモロ。「トートバック探してるお友達に教えてあげよう~」と。

「これもいいなぁ~」倉庫で長い間デッドストックになっていたアンティークボタン。

「ミモロのお洋服に付けたい~」と、想像が膨らみます。

店の中は、まるでワンダーランド。いろいろな品々には、それぞれストーリーが…。

ひとつひとつ見てゆくミモロです。

男性も興味惹かれる品が見つかるはず…。ぜひ一度覗いていてはいかがでしょ。

ショップに併設して、スイーツなどが味わえるスペースもあるのですが、とても人気で、この日は入ることができませんでした。
「いつか行きたい~」

はい、また行きましょうね~「約束だよ~」

*「PASS THE BATON」の詳しい情報はホームページ


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「法然院」での「第21回悲願会」。インド舞踊と音楽の奉納へ

2021-07-25 | 寺社仏閣

「ふ~ここまで来ると、涼しいね~」とミモロが訪れたのは、哲学の道近くにある「法然院」です。

この日も猛暑の京都。自転車でやってきたミモロは、汗びっしょり。でも、山際に位置するお寺には、木々を渡り涼しい風が吹き抜けます。

鹿ケ谷にある「法然院」は、元は浄土宗でしたが、現在は、独立し、単立宗教法人です。

ここには「法然院サンガ」という「法然院ファンクラブ」のような活動をしていて、コンサート、個展、シンポジウムなどに積極的にお寺を提供したり、環境学習活動を主宰したりと、多くの人が集う開かれたお寺になっています。
7月22日から24日の3日間は、「第21回悲願会」という東日本大震災の追悼法要をはじめ、被災地の方々に心を寄せるコンサートなどが次々に行われます。

ミモロが訪れたのは、24日の午後に行われた「インドの舞踊と音楽」です。
以前にも伺ったことがあるミモロ「あのね~お友達が出演するの~」と、インド舞踊を普及させる活動をしている「インドアーツサンガム京都」で活動する金澤さんの舞踊を楽しみにやって来ました。

「本堂で今、準備していますから、ここでしばしお待ちください~」と通されたお座敷で、汗をふきふき待つことに。

「いい風~ここでお昼寝したい~」と危険な発言。

「準備ができましたら、本堂へどうぞ~」と言われ、昼寝に落ちる前に移動できました。


本堂の仏様の前で奉納されるインド舞踊と音楽。「きっと仏様もうれしいね~」


最初に登場なさったのは、野中ミキさん。インド舞踊ならではステップで足の鈴がリズミカルに響きます。

「北インドの舞踊なんだって~」とミモロ。大きな国のインド、それぞれの地方には、それぞれの文化があるのです。「そうだよね~北の方って、結構寒いんでしょ…」
どのような違いがあるのかはミモロはよくわかない様子です。

次にいよいよお友達の金澤さんが登場です。

本堂の席の一番前に陣取ったミモロ。「金澤さん、ミモロのことわかるかな?」

金澤さんは、東インドの舞踊を披露。クリシュナという女性たちに絶大な人気を誇るイケメンの神様のお話で、彼が吹く笛に女性たちがうっとりする姿などを表現した踊りです。

楽しいステップや、うっとりする女性たちの表情がとても魅力的な踊りでした。

「楽しい踊りだね~」と、ミモロも思わず、体を動かしリズムを…


そして後半は、インドの音楽が演奏されました。

サーランギという不思議な形の楽器は、インドの伝統音楽には欠かせない弓奏楽器。独特の旋律は、広がりを感じさせ、まるでインドの雄大な山々の景色が目の前に広がるような心地になります。「演奏するの難しんだって~」と。奏者はナカガワユウジさん。

そして、打楽器のタブラは、藤澤ばやんさんが演奏します。「この音も深いね~」と、余韻が続く深みのある音色は、やはり雄大なインドの自然を彷彿とさせるもの。
お二人のセッションは、楽譜がなく、即興なのだそう。息の合った演奏にミモロ達は、引き込まれてゆきます。

「これがタブラ?」演奏後、近くで見せていただきました。

「ヤギの皮でできてるんだって~」
「この楽器は、寺町の「民族楽器のコイズミ」で「タブラワンコイン体験教室」っていうのもやったりしてますよ~」と藤澤さん。

「今度、行っていたいなぁ~」と思うミモロです。

[ミモロちゃん、来てくれてありがとう~」と金澤さん。

「わ~お目めぱっちりしてる~いいなぁ~」と小さい目のミモロは羨望のまなざし。
「すごくパフォーマンスよかった~感激しちゃった~。ところでミモロのことわかった?」と聞くと…。「もちろん、すぐにわかったわよ」とのお返事に思わずニッコリするミモロです。

帰る前にご住職の「共に生きる~絆と縁、愛と慈悲~」のお話を伺います。
 

「ミモロちゃんに声かけてもらって、よかった~」とお友達。

「法然院サンガ」では、8月も様々な文化講座や講演などが行われます。
ぜひ、参加してみては~
「じゃ、近所でお茶して帰ろうか~」とミモロたちは、境内を後にしました。


*「法然院」の詳しい情報はホームページで


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日和神楽が響く町。「祇園祭」の宵山は、感動的に幕を下ろします。

2021-07-24 | 祭事・神事・風習

「いよいよ今年の祇園祭の宵山になっちゃった~わ~日和神楽が始まるね~」

ミモロが、7月23日の18時過ぎにやってきたのは、昨日までお手伝いをした「大船鉾」の会所です。

この日は、宵山…いつもなら大勢の参拝者が浴衣姿で遅くまで、祭りの夜を楽しむ日。でも、今年は、19時には、それぞれの山鉾の会所を閉めなくてはなりません。

それに先立ち、鉾で祇園ばやしを奏でていた囃子方のみなさんが、鉾を降りて、町をめぐる「日和神楽」が行われました。

今年は、鉾の周りを3周することに…。いつもは四条通から神輿がいらっしゃる御旅所へ向かうのですが…。

囃子方は、揃いの染の浴衣で、数年に1回、新調するのだそう。「これ、新しい柄かも…」。
帯は、西陣製の正絹角帯で、子供たちもなかなか粋に着こなしています。

鐘や太鼓、笛の音は、祇園ばやしらしい独特な節回しと和音…それぞれの山鉾で、異なる祇園ばやしがあり、また巡行などでは、場面によって奏でる囃子が異なります。
「みんなずっと練習してたんだよね~」その調べに感激するミモロです。

「これを聞かないと…京都の夏じゃないね!」とすっかり京都のネコになっているミモロです。

「あれ~またミモロちゃん来てるんだ~今日はお手伝いないのに~」とボランティア活動の大好きな仲間の方々。「うん、だってもう一度鉾の姿見たかったんだもの…」とミモロ。


「わ~かわいい団扇もってるのね~」と、帯に挟んだ小さな団扇に目が…。
「これで、世界で一つだけの特製なんだよ~」と、鼻を膨らませるミモロ。マスクながら、その表情はうかがい知れます。

ミモロが持っている団扇は、「大船鉾」でご活躍くださっている書家の窓月庵坐屼(ざこつ)先生の手によるもの。
「え~縮小コピー貼ったのかと思った~」と「ううん、実際に書いていただいたの~」

やさしい坐屼先生がミモロのために、数年前にわざわざ描いてくださって、以来、ミモロの宝物のひとつになり、宵山のときだけ、出してくるのです。

「ミモロだけの宝物なんだよ~」と。先生のお心遣いに今も感謝です。

今年も、お手伝いができたことがうれしくてならないミモロ。

「来年こそ、いつものようにたくさんの方に来ていただいて、賑やかな祭りになるといいね~」と願うのみ。

19時には、今年の宵山も幕をおろさなくてはなりません。


東京では、もうすぐ「東京オリンピック2020」の開会式が始まる時刻に…。
「でも、山鉾町の人たちは、祇園祭の方が大切。きっと開会式は、再放送があるもんね~」と。

「さぁ、おうちに帰って、テレビ見よう~」と、ミモロもまだ人出の多い四条通から帰路につきました。

24日には、姿を消す、黄金の龍頭が乗った「大船鉾」にお別れを言って…
「また、来年ね~」

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「大船鉾」でのお手伝い。祇園祭限定の和菓子などのテントも

2021-07-23 | 祭事・神事・風習

23日の夜まで「大船鉾」への参拝ができる中。ミモロは、22日もお手伝いに行きました。

「この景色が見れるのも、残り僅かだね~」今年は、山鉾巡行は中止ですが、建てることができたのに多くの人が感激の声を上げています。

鉾のそばの会所では、オリジナルの手ぬぐいや扇子なども授与されています。

もちろん、ご神体の神功皇后のパワーをいただく、安産のお守りなども…。


厄除け粽授与や鉾への参拝券の授与を担当したミモロ。
2日間にわたるご奉仕の間、気になるのが、京都の名物や祇園祭時期限定の品々並ぶテントです。


「よかったら、どうぞ試飲してください~暑さに負けないように、甘酒どうぞ~」

「あ、この甘酒大好き~よく買います~」とミモロがいうのは、亀岡に蔵元がある「丹山酒造」の米麴の甘酒です。

アルコールは含まれていないので、子供からご高齢の方まで安心していただけます。
「飲むヨーグルトや牛乳で割って飲むと美味しいよね~」とさすが、何度も飲んでいるミモロ。
「後で買いに来ます~」と。オンラインショップでも購入可能です。


「これも気になる~」というのは、京栗菓匠「若菜屋」の祇園祭限定の和菓子です。


「祇園祭にちなんだお菓子や夏らしい味もいろいろありますよ~」と。
 

でもミモロが心惹かれたのは、大きな栗がゴロゴロはいった「栗蒸し羊羹」です。

「これも後で買って帰ろう~」と、ご奉仕の時間が終わったら、買いにいくつもりのよう。

これらのテントも23日の夜19時ごろまで設置される予定です。

さて、祇園祭の各山鉾では、御朱印もいただけます。


「今年もミモロちゃん、ご奉仕がんばったんだ~」「うん…」と、すでに四条町の方々に顔なじみで、みなさんに可愛がってもらっているミモロ。


「今年もがんばってくれてありがとう~」と役員の方ともタッチ。


24日には、神事の後に解体される「大船鉾」。

今年もまもなく見納めになります。

連休がスタートして、参拝者の数も急増。
くれぐれも気を付けて…「今日も36度超えなんだって~熱中症の予防もしっかりね!」


暑い中、ミモロに会いに来てくださった皆様…ありがとうございました。
本日は、夕方、参拝者として行くかもしれません。


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黄金の龍頭が輝く「大船鉾」。厄除け粽の授与などのお手伝い

2021-07-22 | 祭事・神事・風習

「さぁ、準備完了~」7月21日の朝10時。ミモロは、新町通に建つ「大船鉾」でボランティア活動をします。

祇園祭も後半になり、前祭の山鉾は姿を消し、後祭の山鉾が新町通を中心に建っています。


ミモロが、毎年ボランティアをしているのは、今年、黄金の龍頭が船の形の鉾の舳先を飾った「大船鉾」です。

今年は、コロナの感染対策のため、山鉾巡行は行われませんが、山鉾をそれぞれの会所前に建てることになりました。
会所や仮設テントでは、お守りや厄除け粽などが例年通りに授与されています。


「ミモロちゃんは、南側のテントの担当です」と、ボランティアを束ねる「NPO法人 京都の文化観光を考える会 都草」の方に言われ、大学の課外授業のひとつとして参加する「平安女学院」のみなさんといっしょに南テントで働きます。

「ミモロちゃんは、ベテランだから、学生さんにいろいろ教えてあげてくださいね~」「は~い、任せて!」

「あのね~授与品の価格は、厄除け粽なら800円お納めください~っていうの。お支払いくださいって言っちゃだめだよ」と体は小さいけど、ボランティア活動の先輩として…。
「はい、わかりました」ととても素直な学生さんたち。

ミモロが担当する南テントには、厄除け粽のほか、「大船鉾」オリジナル手ぬぐいや扇子、団扇、絵葉書などが並べられています。
 

この日の気温は、なんと36度超え。家からここに到着するまでに、暑さでフラフラになりそうでした。テントは、幸い強い日差しを遮り、扇風機なども備えられていますが、それでも、浴衣にマスク姿なので、座っているだけで、ジワ~と汗がにじみ出ます。

「ミモロちゃん、大丈夫…早めに水分補給してね~塩味のキャンディも食べて…」と、ボ~っとするミモロを周囲の人たちが気遣ってくれました。

「うん、大丈夫だよ~」というと、テントの前を通る人に「厄除け粽、どうですか~」と京都弁のイントネーションで呼びかけます。

「あ、ミモロちゃん~頑張ってるね~」と何人かお友達が…
  
外出するだけで、熱中症の危険がある日中。京都では、まん延防止重点措置も解除されていますが、外出自粛は進んでいるので、参拝者は、かなり少なめ。

「いつもより、かなり暇だね~ここでコロナ感染拡大したら大変だから…まぁ、蜜にならないしね~」と。

でも、そんな状況でも、最近、知り合いになったミモロのブログのファンの方々も、わざわざ会いに来てくださいました。「うれしいね~」と笑顔になるミモロです。

さて、しばらくして、ミモロは「ちょっと鉾に乗ってもいいですか?」と、スタッフのまとめ役の方にお願いして、持ち場を他の人に頼み、鉾に乗ることに…。

「大船鉾」では、500円を納めれば、人数制限をしながらも、一般の人でも鉾に乗れることになりました。

「ミモロちゃんは、スタッフだからどうぞ~」「ありがとう~」とミモロは、会所の2階へ。

そこには、龍頭と交代で鉾の舳先を飾る江戸時代の大金幣が…

「これも迫力あるんだよね~」幕末「蛤御門の変」で鉾のほどんどを焼失した「大船鉾」。その折に、焼失を免れた貴重な品のひとつです。

壁には、懸想品もいろいろ展示されています。

また鉾のご神体である神功皇后のお姿も奥に祀られているのです。
「今年は、鉾が動かないから、お乗りにはならないんだって…」

まるで大きな船に乗るような感覚になる「大船鉾」。

ここには、通常、約40人の囃子方が乗り込み、巡行の折に、様々な祇園囃子を奏でます。
今年は、人数を制限しながらも、夕方5時には、祇園ばやしが四条町に響くことに。

「わ~黄金の龍頭の背中だ~」

大きな龍の背中がすぐそばに…「これに乗って、お空飛びたいね~」とミモロの頭には、「ネバーエンディングストーリー」のシーンが浮かんでいるようです。

再び、テントに戻ったミモロ。「厄除け粽どうですか~」と、コロナ収束を願う厄除け粽の授与に励みました。


22日の午後14時ごろまで、ミモロは「大船鉾」でご奉仕をしています。

なお、「大船鉾」は、23日夜19時までは、参拝が可能です。
24日は、かなり早めに解体されてしまうので…。


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