ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

盛りを迎える高雄の紅葉。フィアットのイベントに参加。紅葉と車を楽しむ秋の休日

2016-11-15 | 京都


京都の紅葉は、北の山から始まり、次第に町中へと降りてきます。
「今、紅葉を楽しむなら、まず北の方向に行っとかなくちゃ~」と、日曜日に、ミモロは高雄に出かけました。
 
嵐山と高雄を結ぶパークウエイ。その道沿いには、鮮やかな紅葉が彩っています。
ミモロは、車の窓から身を乗り出して見物。「キレイ~」と感動しています。

そういえば、昔、カラーテレビが家庭に普及し始めたころ。家具調の「高雄」という堂々としてカラーテレビが発売されていました。その画面には、鮮やかな紅葉が映し出された広告でした。懐かしい~

さて、ミモロが目指したのは、パークウエイにある「菖蒲谷大駐車場」。ここで、この日、イタリアの自動車メーカーの「フィアット」がイベントをするのです。
「なんかいろんな車見られるんだって~」と、乗り物好きのミモロ。
 
広い駐車場には、続々とフィアットやアルファロメオなどイタリア車が入ってきます。

ミモロのお目当ては、古いタイプの車や珍しい車。
  
「わ~これカワイイ~。すごく小さい車だね~」
 今、人気の500の原型ともいうべきタイプ。「これ、ルパン三世が乗ってるんだよね~」
古いタイプの車には、今の車にはない、趣があります。時代と共に、エンジンのパワーが増し、さまざまな機能が装備された車と違い、パワーも少ないし、乗心地だってよくないはず。でも、それよりもっと愛すべき魅力が備わっているから、オーナーさんたちは、新車に乗り換えず、高い自動車税を支払い、毎年整備を行い、維持しているのです。

日本では、長く1台の車に乗り続けないように…とも思える税制が布かれています。「ものを大切にするといけないみたいだよね~。ヨーロッパでは、古いものが大切にできるのに…」とミモロ。新しいものを購入することで、経済を活性化しよとするもの。「ゴミが増えるのにね~」

会場には、いろいろなブースがあって、入場者には、お土産のクッキーが渡されました。
「ありがとう~」とクッキーをもらってうれしそう。
赤いユニフォームを着たスタッフが、笑顔で「ミモロちゃん、ゆっくり遊んでいってね~」と。
  

ミモロは、会場内をあちこち散策。
 
いろいろな場所で記念撮影も…。

マーケットのテントも覗きます。「いろんなもの売ってる~」
  
ミニカーやアンティーク雑貨やフィアット関連グッズなどが訪れた人たちの関心を呼んでいました。

「なんか喉渇いた~」とミモロ。食べ物のテントもあって、そこへ。
 
「ドーナツだ~」このお店は「YetioFazenda」という彦根にある焙煎珈琲のお店。ドーナツは、滋賀県産のオーガニック小麦で作られたもの。自家製のフルーツシロップのホットドリンクも人気です。
 

車を見て回った後、ミモロは、ホットドリンクを飲みながら、高雄の紅葉を楽しむことに。
 
「わ~やっぱり今年の紅葉は素晴らしいね~」。昨年に比べ鮮やかな紅葉は、本当に見事です。
 
「もっと近くで見よう~」と得意の木登り。さすがネコ・・・
 
木の下から、見上げる紅葉の枝。青空に映えていっそう鮮やかに…。

このフィアットのイベントは、モータージャーナリストなどのトークショー、またビンゴゲーム、試乗会などいろいろなプログラムが用意され、秋の休日をのんびり過ごすようなサービスが。
  

でも、ミモロは、1時間ほどで、この会場を後にしました。


「ミモロちゃん、もう行っちゃうんですか?イベントこれからですよ~」とスタッフの方に言われたミモロ。
「ごめんね~。ほかの場所にも行かなくちゃいけないの~」と。

ミモロが会場から、再び高雄パークウエイを抜け、周山街道に入ったのは、11時頃。
すでに山へと向かう道は、車の長い渋滞が始まっていました。

高雄から下鴨までも戻るルート選びが、紅葉シーズンは問題に…。
「嵐山に近づかないようにしなくちゃ~」と。この時期、多くの人で身動きができなくなる嵐山。駐車場も少ないので、絶対に電車で行くのがおすすめです。

丸太町通に一瞬下り、道路の車線の多い、堀川通に住宅の間の道を抜けます。
堀川通から、北大路通に出れば、それほどの渋滞に巻き込まれません。


無事にお昼前に下鴨に到着。

紅葉シーズン、車での移動は、早い時間に。団体のツアーバスが動きださない前が狙い目です。

もちろん町中の渋滞もかなり。特に、紅葉の名所が多い、東山エリアを通る東大路通は、清水寺に向かう五条通の交差点は、普段でも車が動かないのですが、この時期は、ものすごく時間がかかります。

「行けるところは自転車が一番だよね~」とミモロ。
バスも動かないので、地下鉄など電車での移動を…




「さぁ、これから鞍馬に行こう~」と、ランチを終えたミモロは、叡山電車に乗るために、出町柳駅へと向かいました。

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「重要文化財 旧三井家下鴨別邸」。趣あるお庭の紅葉の盛りは、もうすぐ。特別公開も。

2016-11-14 | 歴史・史跡

今年10月から一般公開された「重要文化財 旧三井家下鴨別邸」。三井家の人々が、集った別邸です。
ここは、戦後、財閥解体で、国の所有となり、長らく京都家庭裁判所 所長宿舎として使われていました。

そして近年、明治、大正期の建築物の価値が見直され、修復作業の後に、一般公開されることに。

「ずっとあそこなんだろうね~って、京都の人たち思ってたんだって~」とミモロ。

ある日の夕方近く、訪れたミモロは、その建物の広さに驚くと共に、広大な敷地にひろがるお庭にも心惹かれます。

「いい眺め~落ち着くね~」
  
池を中心にした回遊式庭園。苔や石燈篭が、趣を添えています。

3階建ての木造建築。最上階は、望楼になっていて、周囲の山々、鴨川の流れ、町の様子などが、一望できる場所です。
「きっとあそこからの眺め素晴らしいいんじゃないの~。見たいなぁ~」と
憧れるミモロ。そんな願いが叶うチャンスが、
11月19日~12月4日までの特別公開。いつも非公開の2階、3階部分が公開されます。

大きな木々が茂る庭を歩きます。

「何かいるかな?」と覗くのは、瓢箪の形をした池。
 「なんにもいない…」とちょっと残念そう。

池に移る建物の姿は、なかなか趣があります。


そもそもここは、三井家の総領家が、下鴨に勧請した祖霊社の「顕名霊社」に、一族が参拝するときの休憩所として作った別邸。
住まいというより、迎賓館であり、そのため、多くの人が一堂に集える広い座敷が、建物の中心にあります。
3階の望楼も、訪れた人を楽しませるための趣向のひとつではなかったでしょうか?

庭も、構造は同じでしょうが、その景色は、おそらくできた当時とは、かなり異なるものと思われます。

庭をゆっくり散歩できるように小路が廻ります。
今は、その道に色づいた葉が・・・

ミモロは、小路を進みながら、時折立ち止まり、木々を見上げたり、

「どんぐりないかなぁ~」と、キョロキョロ。


今は、大きな木々が色づき始めましたが、庭の中心には、大きな楓があるのです。

「これが紅葉したら、すごいね~。きっとすごくキレイだよね~」と想像。

おそらく、特別公開の時期が、楓の紅葉の時期と重なるのでは…。
「そのころまた来なくちゃ」ね~」とミモロ。


帰り掛けに、玄関を通ると、「へ~オリジナルのお土産あるんだ~」
 
さすが機動力のある三井家。ここだけのお土産がしっかり売られています。

この公開にあたり、管理者および構成団体として、京都市観光協会、下鴨神社、曽根造園、そして三井不動産レジデンシャルサービス関西が名を連ねます。


ところで、現在、この別邸のそばでは、JR西日本不動産開発が事業主なり、竹中工務店が施工するマンションの建設が進行中。
全90戸の低層マンションで、土地は定期借地権です。来年の6月には、入居がスタートする計画。ちなみに坪単価は、京都でもトップクラスの400万円とか言われます。現在、現地のモデルルーム見学など予約制で物件説明会を実施しています。ご興味のある方は、ぜひ…。

「海外や関東のお金持ちが買うらしいって噂~」とミモロ。
「でも、近くにコンビニないよ~。ちょっと不便かも…」とあくまで発想が庶民のミモロです。

下鴨エリアも、時代の流れの中で、変わってゆきます。

「ここも昔だったら、ミモロ入れないよね~三井家に知り合いないし…」



100年以上経ったとき、その時代の人たちが、素晴らしい!と評価する建造物が、建つことを願います。

紅葉が進む京都。まだまだミモロの紅葉狩りの日々が続きます。



*「重要文化財 旧三井家下鴨別邸」の詳しい情報はホームページでどうぞ。

 

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今年10月から公開。重要文化財の「旧三井家下鴨別邸」。三井家が集った休憩所

2016-11-13 | 歴史・史跡

「下鴨神社」の南側、「京都家庭裁判所」のそばにある「旧三井家下鴨別邸」は、今年10月から一般公開されています。「一度、行かなくちゃ~」とご近所に住むミモロは、ある日出かけました。
 
「さすが三井家、広い別邸・・・」と案内図を見て驚きます。

ここは、三井家11家の共有の別邸として、総領家の三井北家の10代三井八郎右衛門高棟(たかみね)によって建設されました。
そもそもこの別邸は、三井家が崇敬する「木嶋神社(蚕の社)」を勧請した「顕名霊社」を祀るために、明治31年に下鴨神社の南側の土地6000坪を購入。そこにお詣りするための休憩所として大正14年に作られたのです。母屋となる建物は、木屋町にあった別邸のものを移築し、その後、増築などがされています。

戦後、財閥解体により、この下鴨の土地は、国有化され、祀られた神社は、さまざまな地に移されながら、平成6年に東京の向島にある三井家の守護社「三囲神社」に落ち着かれました。

昭和26年からこの下鴨の別邸は、平成19年まで、京都家庭裁判所の所長宿舎として使用されていました。しかし、歴史的価値が高いことから、平成23年に重要文化財に指定。その後、修復などが行われ、今年10月から一般公開されることに。


ちなみに、「あさが来た」のモデルとなった広岡浅子は、三井家11家のひとつ、「出水三井」と呼ばれた後の「小石川三井家」です。
「あさちゃんも、ここに来たことあるのかな?」
昔のちょっとゆがんがガラス窓から庭を眺めながら思うミモロです。

さらにちなみに、総領家の三井高棟の妻は、広岡浅子が、大阪の豪農の娘さんを自分の養女にして、嫁がせました。
つまり広岡浅子と高棟は、親しい関係だったことが伺えます。もしかしから、ここにも来ているかもしれませんね。

ミモロは、広い別邸の中を見て回ります。
  
広い座敷を廊下が廻ります。
「ここにもお玄関あるんだ~」
 

建物は3階建て。階段も2つあります。
  
3階は、望楼。鴨川や東山など周囲の景色を一望するための場所。
「きっと五山の送り火をみんなで楽しんだんじゃないの~。いいなぁ~」とミモロ。

ちなみに。11月19日~12月4日は、通常非公開の2階、3階が特別公開されます。

「でも、すごく広いから、ここに住んだ家庭裁判所の所長さんもお掃除大変そう。それに広すぎて住みにくかったんじゃないの。冬は寒そうだよね~。お風呂も追い炊きついてないし~」とミモロ。

確かに、お風呂は、洗い場が広く、夏はいいけど、冬は寒そう。「思ったより湯船小さいね~」
 
「たくさんお湯沸かすの大変だったのかもね~」と勝手に想像するミモロ。
洗面所もレトロな雰囲気。「お湯出るのかな~」と、機能の方が気になるミモロです。

長い廊下をトコトコと。

「お茶室もある~」
現在、茶室は、一般の人がお茶会に借りることができます。

明治、大正期の建築は、見ごたえがあります。
 

「ホントに広いお家~」

「ちょっとひと休みしよう…」


「ここから、みんなお庭眺めたのかな~」


ミモロ、そろそろお庭に行きましょ。「は~い」広いお庭の散策に出発です。

*「旧三井家下鴨別邸」京都市左京区下鴨宮河町58-2 075-366-4321 受付時間:9:00~16:30 水曜休館 入館料410円

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苔の美しさも見どころ、鞍馬二ノ瀬「白龍園」。静かに紅葉を見られる場所。

2016-11-12 | 京都

今年も、鞍馬の二ノ瀬にある「白龍園」を訪れたミモロ。
「わ~すごくキレイ…」と、山を彩る紅葉の美しさに立ち尽くすミモロです。
 
ここは、1日限定100名しか入園できない場所。そのため、ほかの紅葉のスポットのように多くの人でゴチャゴチャすることもなく、訪れた人は、のんびり静かに思う存分紅葉を楽しめるのです。

ここ「白龍園」は、鞍馬の山間にあるため、気温を、京都の町中より年間を通じ、低めです。「だから紅葉早いんだよね」そう、今週中には、紅葉の盛りを迎えます。

さて、春の桜、秋の紅葉と共に、ここの見どころは、敷地内のいたるところに見られる苔。
園内に入ると、まず苔に覆われた石段を上ります。
「苔を踏まないように…ヨイショ・・・」ミモロは、石段の石の部分を上ります。

「白龍園」が1日限定100名の入園者しか迎えないのには、この苔を傷めないようにという思いがあるのです。

「フワフワ~」
敷地内は、まるで緑の絨毯を敷いたよう。特に雨上がりは、いっそうみずみずしい苔の景色は見事です。

「あれ~まるでネットみないな苔がある~」
 
石垣を覆うように伸びる苔。ミモロは、めずらしそうに観察します。

紅葉を眺めながら、歩くときは、足元の苔もチェック。

「ホント、ここの苔キレイなんだよね~」
「あ、落ち葉・・・」思わず苔の上に乗ってしまったミモロ。ダメでしょ、苔に乗ったら・・・
「あ、ごめんなさい~」体重が軽いミモロは、特別許していただきました。

「ねぇみて~マッチ棒みたいな苔があるよ~」とミモロが指さす方を見ると、屋根の上一面が赤くなっています。
 
「不思議~ここだけ、この苔あるんだ~。なんかクリスマスみたい…」

他にもかわいい苔がいろいろ。
まさに苔好きには、見逃せない場所かも…。

さぁ、そろそろ下に戻りましょ。「は~い」
石段の手すりを滑り台のように降りようとするミモロ。また、そういうことやって~
「だって、苔踏まないようにと思って…」とミモロ。え~ホントは、遊びたいからでしょ…。

誰よりも早く下に到着したミモロ。緋毛氈の上で待っていました。

そこには、岐阜から来たという方が。
「わ~着物姿で、素敵~。ミモロも今度は、着物で来ようかな~」
京都の紅葉を楽しみに、訪れた方。「あの~クマちゃんは、前にも来たことあるの?」と。「え?クマ~。あの、ミモロ、ネコなんですけど…」「あ、そうなんだ。ごめんね~」「まぁ、いいけど、よくあることだから…」と機嫌を直して、「ここは、春も桜が素晴らしいんだよ。またぜひ来てね~」と笑顔に。

すでに多くの人に知られている「白龍園」。京都だけでなく、他府県の見学者も増えています。
愛知県から来たという女性グループは、「朝、9時頃に出町柳駅に到着して、観覧券を買いました。まだ15枚くらい残ってましたよ~」と。でも、その日に1番のりした人は、7時頃から発券を待っていたそう。発売時間の9時に到着して買えるのは、ラッキー。たまたまこの日は、出足が遅かったのです。今後は、たぶん9時では無理かも。
観覧券は、当日のみで、100枚限定。買えるのは、叡山電車の「出町柳駅」のみです。叡山電車1日フリーチケット+白龍園観覧券で2000円です。

並ぶのが無理~という人は、京都定期観光バスが運行するバスツアーで。当日での乗車可能だそう。
京都駅出発で、貴船神社、鞍馬寺をめぐり、昼食のお弁当をいただいて、白龍園には、一般観覧後に特別に入園します。一人1万3000円。電話予約は、「京都定期観光バス」075-672-2100


「ねぇ~休憩しようよ~」とミモロ。はい、いつものコースね…
紅葉を楽しんだあとは、向かい側にある「河鹿荘」でお茶をいただきます。
   
「あ、囲炉裏に火が入ってる~」そう、秋は、囲炉裏に火が入り、田舎家の情緒は満点。
 
この建物は江戸時代末期のもの。窓からも紅葉が、絵画のように眺められます。


「ミモロちゃん、なに食べるの?」とお友達。「ぜんざい!」ミモロは、ここのぜんざいが大好き。
焼きたての御餅が2つ入ったぜんざいは、ほんのりした甘さ。 ここに来ると、必ずミモロが注文する品。

「今年は、鞍馬寺や貴船神社の紅葉も見に行きたいね~」とミモロ。

う~忙しい~。京都各所の紅葉を巡る忙しいシーズンの始まります。


*「白龍園」の詳しい情報は、ホームページでどうぞ



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「白龍園」。12月4日まで特別公開。美しく色づき始めた山。今年の紅葉は、見事です。

2016-11-11 | 京都

1日100名限定で入園できる、鞍馬二ノ瀬の「白龍園」。春の桜と秋の紅葉のシーズンの公開は、今や大人気。
朝、叡山電鉄の出町柳駅で販売される入園券を求め、列ができるほど。

今年も、ミモロは、その人気の「白龍園」へ。
「今年は、紅葉早いから、いつもより少し早めに行こう~」とお友達と向かいました。
  
「わ~キレイ~。早めに来てよかった~」
 
すでに桜の紅葉は終わり、楓の紅葉が始まっています。

「色づき始めたころの紅葉が好き~」とミモロ。枝の先端から色づく楓。赤、オレンジ、黄色、そしてまだ色づいていない緑の葉が、絶妙な色合いを見せています。

ここ「白龍園」は、京都の子供服メーカーの「青野株式会社」が所有する山に開かれた庭園です。
「ミモロちゃん、いらっしゃい~」と今年も笑顔で迎えてくださった青野社長。
子供のころ、この山の整備に石運びなどもなさったそう。ここは、青野さんのご家族や社員の人たち、地元の人たちが、少しづつ整備したお庭です。おじいさま(青野創業者)が、縁あって購入した山は、当時、荒れ放題。でも、その昔、安養寺というお寺があった霊場と言われていたそう。

まず、山の整備で手掛けたのは、この山のご祭神と言われる不老長寿の白鬚大神と商売繁盛の八大龍王をお祀りする祠と鳥居を作ることでした。
 
ミモロもここを訪れると、まずはお社に参拝します。「鳥居から先のエリアって、なんか空気が違うの~」と。
訪れるたびに、身が清められる心地になる場所なのです。
「わ~奥の紅葉も進んでる~」とその美しさに感激。

「こっちだよ~」と、さすが何度も訪れているミモロは、馴れた足取りで、山の道を進みます。
歩くごとに、鮮やかな紅葉が目の前に…。
山を上る道からは、見上げる楓も、すぐ近くに見ることができます。

「ホント今年の紅葉素晴らしい~」


山道には、苔が生え、それを傷つけないように注意しながら進みます。


山には、景色を眺めるあずま屋が点在しています。
「いい眺め~」
ミモロの前に広がる景色は、息を飲むほどの鮮やかな景色…ミモロはただ見惚れるばかり、言葉もでません。


しばらく、その景色を黙って眺めるミモロです。
 

「ホントに今年の紅葉見事だね~」昨年は、いまいち・・・といわれた京都の紅葉。それだけに今年の美しさが際立ちます。

ミモロは、園内のお気に入りのスポットで、景色を眺めます。


「いいよね~ホントに~」


歩いては、立ち止まり、眺める景色…
 
「飽きないね~この景色…秋っていいねぇ~」と。

いつもこのお庭は、スタッフのみなさんが、心を込めてお世話をしています。
この鮮やかな紅葉や美しい苔は、年間を通じ、手間をかけたからこそのもの。
「あ、水相さん、こんにちは~また伺いました」「ミモロちゃん、いらっしゃい~」といつも笑顔で迎えてくださる水相さんは、長らくこの庭に関わる方。このお庭のことなら、隅々まで知り尽くしていらっしゃいます。
「今年の紅葉は、どうですか?」とミモロ。
「昨年は、あんまりよくなかったけど、今年は、素晴らしいですよ。あと5日ほどすれば盛りを迎えますね~」と。

そう、鞍馬エリアの紅葉は、11月中が見ごろ。ぜひ町からちょっと足をのばして、鞍馬へ。
「鞍馬って、出町柳駅から叡山電鉄に乗ればすぐ来れるから、すごく便利なんだよね~」とミモロ。
観光客が実はとても行きやすい場所なのです。

紅葉シーズンになると、紅葉のスポットに向かう道は、多くの車で交通渋滞が起こります。そのため、バスの運行も乱れがち。でも、叡山電車なら、ダイヤが乱れず、目的地に到着できます。

叡山電車の駅の周辺には、紅葉の名所も多いんです。「鞍馬寺って、駅からすぐだから、おすすめ~」とミモロ。
今年は、叡山電鉄沿いの紅葉を楽しもうと思うミモロでした。


「もっと白龍園楽しもう~」と、ミモロ。まだまだ魅力的な見所が…


*「白龍園」の特別観覧は、12月4日まで。各日100名限定。観覧券は、観覧当日に、叡山電車「出町柳駅」で朝9:00~12:30発売。1人1枚での購入で、100名限定、完売次第発売終了。(白龍園での販売はしていません)
「白龍園」の観覧受付は、10:00~13:00.雨の場合、休園することがあります。

叡山電車1日フリーチケット+白龍園観覧券で2000円 こちらがお得!
白龍園観覧券のみは1300円(白龍園の最寄り駅往復で760円かかります)









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