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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都紅葉便り。紅葉を見ながらお食事、そして鮮やかな紅葉が包む槇尾「西明寺」へ。

2013-11-20 | 寺社仏閣

京都の紅葉の名所、高雄エリアを訪れているミモロ。世界文化遺産の「高山寺」の紅葉を見物した後…「お腹が空いたーもう動けない…」と。気づけば、すでに3時近く…ゴメン、昼ごはん食べる時間なかったものね。ということで、次に移動する前に「高山寺」の前にある「とが乃茶屋」という食事処に。
 
ここは、清滝川に面した食事処。川にかかる紅葉を眺めながら、うどんやそばなどが味わえます。
秋、冬は、暖房が入った温かな室内がおすすめ。四方がガラス窓で、外の景色がよく見える開放的な造り。
ミモロが、選んだのは、味噌仕立ての鶏うどん鍋(1200円)
  
「熱いから、気を付けてくださいねー」とお店の人に言われ、猫舌のミモロは、しばしおあずけ。鉄鍋の中には、大きな鶏肉、白菜、エノキ、シメジやお餅が、うどんの上に盛り沢山。小鉢に入れて、少し冷ましていただくミモロ「味噌のお味が、具にピッタリ。美味しいねー体が温まる…フーフー」と、汗をにじませながら食べています。
こちらの営業は、4月から紅葉シーズンが終わるまで、冬の間は、お休みだそう。「ごちそうさまー」あれ、もう食べちゃったのー。よほどお腹が空いていたよう…。

さて、お腹もいっぱいになったミモロ。時は、すでに3時半を回って、拝観時間終了まで、1時間半ほど。「あのー『西明寺』と『神護寺』のどっちを先に見たらいいですかー」とお店の人に尋ねます。「西明寺の紅葉、きれいだったてー。神護寺は、ライトアップするから、遅くまではいれるんだってー」とそこでまずは「西明寺」へと向かいます。
 
「ホント、ここの紅葉の方が赤い…」お寺につづく橋を渡り、周囲の景色を眺めながら階段を昇ります。
  
清らかな清滝川の水際に、枝を伸ばす紅葉の美しさに、しばし足を留め、見惚れます。

  

「西明寺」は、真言宗大覚寺派の寺院で、御本尊は、釈迦如来。天長年間に弘法大師の甥と言われる智泉が、神護寺の別院として創建。その後、焼失したり、寺の荒廃などを経て、慶長7年(1602)に、再興。本堂は、元禄年間に五代将軍徳川綱吉の母、桂昌院の寄進。堂内には、鎌倉時代の仏師運慶作という重要文化財の釈迦如来像をはじめ、多数の仏像が安置されています。ところで智泉は、9歳のとき、弘法大師の弟子となり、聡明さから、弘法大師が深く信頼を寄せた弟子のひとりです。弘法大師は、弟子の智泉に密教の未来を託そうとしますが、弘法大師より、病で早く死んでしまいます。大師の嘆き悲しみは、相当なものが…、

今回、ミモロの関心は、仏像や建造物ではなく、鮮やかな紅葉にあるよう。
 

「わーキレイだねー」と、赤やオレンジ、黄色の葉に夢中です。
 
確かに、今の時期しか見れない景色…。

本堂に上って御本尊にお参りすると、本堂の中を歩き回っています。
「だって、キレイなんだものー」
目の前に、これだけ鮮やかな紅葉があれば、そちらに心惹かれるのも頷けます。
 
建物の内部から見ると、フレームの中の写真のように景色が見えてきます。室内が暗いので、外は、いっそうハッキリと見えます。「なんか絵みたい…」

「ここからの眺めもいいねー」

 
「今も十分美しいけど、来週が見ごろだねー」


紅葉がある時期、ミモロは、じっとしてられません。「えーと次はどこ行こうかなあー。たくさんあって、困っちゃうー」と、楽しい悩みを抱える毎日です。

*「西明寺」拝観時間9:00~17:00  拝観料500円 「神護寺」のライトアップは11月23日まで、17:00~19:00 入山料800円。


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京都紅葉便り。世界文化遺産の栂尾(とがのお)「高山寺」。「鳥獣人物戯画」でも有名な紅葉の名所

2013-11-19 | 寺社仏閣

京都の数ある紅葉の名所の中でも、屈指の名所のひとつが、高雄エリア。京都の北西に位置し、清滝川の清流に沿って、高雄「神護寺」、槇尾「西明寺」、栂尾「高山寺」が、点在する山深いエリアです。
  
「秋に、高雄エリア行ったことないよー。行ってみようよー」というミモロのリクエストで、京都市街から、周山街道という京北へ通じる曲がりくねった国道162号線を進みます。

さて、ミモロが、まず向かったのは、3つのお寺の中で、一番奥にある栂尾「高山寺」です。

「あれーまだ参道に落ち葉がないー」大門があったと言われる表参道、そこには17枚の正方形の敷石が並び、色づいた葉が、美しく散っているはず…だったのにー。「もしかして、来るの早すぎた?岡崎エリアは、紅葉の盛りなのに…ここの方が気温低いはず…」と、不思議そうなミモロ。
岡崎エリアは、カツラ、いちょう、プラタナスなど、紅葉が早い木が多いのかも…。

「紅葉どこかなー」 ミモロは、ちょっと心配そうに、大きな杉が聳える昼でも暗めな道を奥へと進みます。

やがて、杉木立の中を抜けると…
「あったー!わーキレイに紅葉してるー」と、思わず感激の声を。
広い境内では、紅葉してる木も多数。まさに色とりどりの秋の景色です。
 
「今月中は紅葉が楽しめそう…」。でも、緑のままの枝もかなり見られますから、まだ間に合います。
 

そもそも「高山寺」は、宝亀5年(774)に光仁天皇の勅願により、「神願寺都賀尾坊」と称し開創。9歳で神護寺に入山した明恵上人が、修行の後、建永元年(1206)に後鳥羽院より勅額を賜り、以来、「高山寺」と称し、再興開山を。また、華厳宗の根本道場(学問所)としての役割も担います。また鳥羽僧正作と言われる「鳥獣人物戯画」をはじめ、多数の国宝、重要文化財を保有し、その多くが、東京や京都の国立博物館に寄託されています。現在は、真言宗の単立寺院で、御本尊は、釈迦如来。1994年に世界文化遺産に登録されました。

「かわいい仔犬ー」
ミモロが、親しみ込めて近づいたのは、明恵上人が慈しんでいたという木彫の仔犬。「えー鎌倉時代に活躍した、あの快慶作なのー。この子、重要文化財なんだー。明恵上人もカワイイもの好きだったんだねー」と。ミモロの大きさと比べても、まさに実物の仔犬サイズです。今にもクンクンと鳴きそうな、愛くるしい仔犬。「勇壮な金剛力士像などで知られる快慶さんも、こういうカワイイものを彫るんだー」。勇ましい仏像とは違い、きっと彫るのも楽しかったかも…。

これら寺宝が拝見できるのは「石水院」。明恵上人時代の唯一の建物と伝えられる一重入母屋造の1間の広い廂の間をもつ、国宝の建造物です。
廂の間越しに、庭の景色が眺められます。「あのー紅葉の盛りは、もう少し先って感じですねー」とそこにいる人に声を。ミモロ、それは、「善財童子」の木像。明恵上人が敬愛した仏様です。後姿が、ちょっとミモロに似てました。

さて、ふたたび紅葉のお話へ。
「石水院」の南縁は、山を望む絶好の紅葉ビューポイント。
 
軒先にも紅葉の枝が迫ります。
しばし、目の前に広がるパノラマのような美しい秋の景色を、楽しむミモロです。

また、「高山寺」は、日本で初めて茶の栽培がされた場所だそう。今も茶園で、毎年茶摘みが行われます。
  
明恵上人が、喫茶の祖、栄西禅師が、宗より持ち帰ったお茶の実を栽培したと伝わる茶園で、「日本最古の茶園」との石碑も。「あ、お茶の花が咲いてる…お茶の花って、白いんだー初めて見たかも…」可憐な花が、葉の蔭にひっそり。

「高山寺」を散策したミモロは、苔に落ちた葉を見ながら、何か口ずさんでいます。
小さな声で歌うのは…「京都 栂尾 高山寺 恋に破れた女がひとりー…」えーミモロ、随分古い歌知ってるのねー。この歌は、昭和41年にデュークエイセスが歌ってヒットした「女ひとり」という歌の2番です。
ちなみに、1番は、大原 三千院、そして3番は、嵐山 大覚寺 いずれも紅葉の美しいところ。この歌は、秋の歌だったんですね。恋に破れた女には、やはり秋がふさわしいよう。

「高山寺」の紅葉は、まだこれから…。ぜひ、錦繍の世界へ。


*「高山寺」の詳しい情報は、ホームページで。


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京都紅葉便り。岡崎の名所「真如堂」へ。早朝から紅葉狩りが楽しめる境内は、今が盛り・・・

2013-11-18 | 自然

「もう紅葉も色づいたんじゃないのー。行ってみようよー」と、朝、ちょっとだけ早起きして、7時台に家を出発。向かったのは、岡崎の紅葉の名所のひとつ「真如堂」です。
「わースゴイ…真っ赤だよ!」境内の楓は、見事に色づいています。

「真如堂」は、「真正極楽寺」という、比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺。永観2年(984)に、比叡山の西塔にある常行堂の阿弥陀如来を戒算上人が、この地に移して安置したのが始まりだそう…。現在、重要文化財に。

「へーじゃ、延暦寺の常行堂には、阿弥陀様いないの?」うーミモロの鋭い指摘…。常行堂の御本尊は、阿弥陀如来と延暦寺の資料には…きっと別の阿弥陀如来さまがいらっしゃるんじゃないの…。

さて、紅葉に目を移しましょう…。
市内の北東にある丘の上にある「真如堂」の境内は、いつでも無料で入ることができます。だから、朝早くても、紅葉が眺められるのが魅力です。「入場料払わなくて、紅葉が見られるお寺って、少ないよねー」確かに、多くの名所は、拝観料が必要。

 
朝靄が残る時間は、空気も冷たく、朝の光が、色づいた葉を通し、いっそう美しく感じられます。
 
 
「きれいだねー」ミモロは、うっとりと、紅葉の枝を眺めます。

境内には、楓が多く、すでに散った葉が、緑の苔に、まるで赤い絨毯のよう…
 ミモロは、落ち葉の上をそっと歩きます。「下の苔を痛めないようにねー」と、なかなか細やかな気づかいも。
上を見上げても、下に目を落としても、そこは鮮やかな紅色の世界が広がっています。「京都の紅葉って、本当に見事だよねー」と。ミモロが、紅葉に見惚れていると、「あのー写真とっていいですか?」と、大阪からいらした方が、カメラを向けて、ハイ、パチリ。
時間を追うごとに、境内には、一眼レフカメラを手にした、人たちが増えて行きます。
みんな立派なカメラで、美しい紅葉を撮影。境内のなかでも、最も人気の撮影場所は、三重塔周辺です。
 
紅葉した葉だけ撮影しても、後で見ると、みんな同じように、どこで撮影したかわかりません。やはり建物などを入れて撮影することが必要に。

「紅葉っていっても、いろんな色があるんだねー」赤でも、微妙に違います。


昨年もお話しましたが、京都の紅葉は、庭師さんなどの技によるもの。楓の木を、そのまま放置しておいては、枝葉が茂りすぎて、このように美しい紅葉にはならないのです。紅葉が美しく見えるのは、ほどよく陽光が葉を透かすことがポイント。だから、紅葉は、遠くから眺めるだけでなく、ミモロのように枝の下を通り、上を眺め、美しさを愛でることも、楽しみとなります。

「紅葉だけじゃなくて、菊も秋は、きれいだねー。紅葉以外の秋も見てあげなくちゃ…」


存分に境内で紅葉を楽しんだミモロは、トコトコと参道を下ります。途中、脇に伸びる道へ。
 
そこは、紅葉がトンネルのように茂る場所。昨年もここを通りました。
 

「ここ好きなんだー」 今日の朝のお散歩は、そろそろおしまい…。また、明日、どこかに出掛けましょう。

*「真如堂」の詳しい情報はホームページで。



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「世界一小さな浮世絵博物館」。浮世絵・木版画の摺師 市村守さんの工房兼お店へ。

2013-11-17 | アート

京都の祇園の南に位置する「建仁寺」の南門の向かい側に、古めかしい雰囲気の建物があります。壁には、浮世絵の額がさがっています。
   
「へえーいろんな浮世絵や絵が、飾られてる・・・美術館みたい…」
 
役者絵の額や仔犬の絵も。「この仔犬、知ってる…神坂雪佳のだー」京都で有名な仔犬です。

ここは「世界で一番小さな浮世絵博物館」という浮世絵・木版画の摺師、市村守さんの工房兼お店です。
「こんにちはー」とミモロは、中へ。
町家の入口部分には、棚が置かれ、その上に木版画の絵葉書や小さなサイズの浮世絵が並べられています。
 
「いらっしゃいませー」「こちらにもありますよ」
家の中にも浮世絵がいっぱい。

市村守さんは、今は数が少なくなった浮世絵や木版画の摺師(すりし)。浮世絵は、絵師が描いた絵を、彫師が版木を作り、それを摺師が、摺りあげる分業制の仕事です。それぞれの分野のスペシャリストの技が集約して、初めて優れた浮世絵が完成するのです。
市村守さんは、今や数少なくなった摺師のおひとり。「おじいさんが、摺師で、14歳くらいから、お菓子屋のラベルなど簡単な摺りを手伝うようになりました。その後、工房にいた摺師さんたちを見習い、浮世絵など美術作品の複雑な摺りの技術を修得しました」と。
店の奥には、絵具などが並ぶ工房が…。


「あのー浮世絵って、どうやって摺るんですか?」ミモロは、興味津々。

例えば、北斎の「富岳三十六景」の場合を…
この作品を復刻するには、版木は7枚、絵具は7色使います。版木は、硬く、なめらかな材質の桜の木です。
そこに絵具を程よくのせて…。絵具の置き具合が、細かい線やグラデーションの美しさを左右します。
まずは黒で絵の輪郭から  そして、絵具をのせた版を摺り重ねて行きます。一度に摺るのは、多いもので100枚ほどだとか。
「わーずれないように摺るのって、すごい技術だよねー」と、ひたすら感心しきりのミモロ。

江戸時代の浮世絵の復刻のほかに、京都の景色を描いた絵はがきや木版画もいろいろ。
京都の名所の四季の風情を映した絵はがきは、昭和までの人気のみやげ品。江戸時代に発達した浮世絵は、今のグラビアのような役割。そこに表現された人気役者や小町は、まさにグラビアアイドル的存在。また、景色を映した作品は、旅情をさそう各地のPR写真的な役割を持っていました。

昭和期は、木版画やシルクスクリーンの作品が、インテリアとして人気を博した時代です。
京都の四季を表現した作品のなかでも、昭和11年京都市生まれの日本画家、加藤晃秀さんの作品は、大胆な構図と色使いが、ニューヨークで開催した個展で高く評価され、今も外国人観光客に好評。
  
「モダンな感じが、ステキ…」とミモロも憧れる作品。「でも、すごーく細かい表現がされてるー。これ摺るのって、すごいねー」と。点描画のような表現もほどこされている作品に、絵具を同じようにのせる技術に驚きます。

ここ数年で、カラーコピーの技術は、飛躍的に発達。1枚1万円を越える手刷りの浮世絵は、昔ほど観光客は買わなくったそう。「今、一番、関心を示すのは、外国人観光客ですね。日本の浮世絵など、手刷りの作品の価値をよく知るのは、外国人の方が多いですねー」と市村さん。手刷りの作品には、カラーコピーでは、表現できない、絵具の盛り上がりや和紙への染み具合などの温もりと風情が漂います。日本の木版の技術は、他に類を見ないほど優れた技。
「いつか、こういう技術も廃れて、摺師もいなくなる時代が来ると思います」と市村さんはポツリ。

確かに、カラーコピーの質の向上により、絵具などの質感も表現できるようになりました。
「そのうち、美術館に飾られる、歴史的美術絵画のほとんどが、劣化を防ぐために、カラーコピーになっちゃう時代がくるかも…」と、ミモロは、ちょっと心配に…。

店の外には、英語の表示も。
「朝起きてから、寝るまでお店やってるんだってー。休店日は、休みたい時だってー」

市村さんに、浮世絵などのお話を聞きながら、日本に伝わる優れた技術を改めて感じたミモロでした。

*「世界一小さな浮世絵博物館」市村さんのお店は、京都市東山区八垣通大和大路東、「建仁寺」南門前 電話075-561-7355 午前中から夜まで、不定休
 


 



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冬のファッションの決めては、帽子。神宮道のおしゃれな帽子店「soylistaソイリスタ」

2013-11-16 | ファッション

秋も深まり、おしゃれが楽しくなる季節になりました。ミモロも、「今年はバッチリオシャレしちゃおう…」と張り切っています。そんなこのごろ、ご近所の東山、神宮道で、気になっている「soylista(ソイリスタ)」という帽子の専門店が…。通るたびにお店の中を覗きこんでいます。
「今日は、入ってみよう…」
お気に入りのトートバッグを下げて、赤いベレーをかぶって、秋のファッションで店内へ。

「わーいろんなお帽子があるー」
   
明るい店内には、紳士向け、婦人向けの色とりどりのさまざまなスタイルの帽子が、並んでいます。

ここの帽子は、オリジナルのものだけでなく、ベルギー、ドイツ、フランス、イタリアのメーカーの品々が豊富。いずれもなかなか個性的な品揃えです。

「ミモロに似合うお帽子ないかなぁー」赤いベレーを頂いてから、ミモロは、帽子への関心を強めたよう。 
  

「どうぞお気軽にかぶってみて下さいね」とお店の方に言われ、さっそく気になる帽子を試着します。
温かいウール素材のシンプルなデザインが、いろいろな洋服にマッチしそう。
「こっちのもいいなぁー」リボンがアクセントのクラシックな感じの帽子です。
でも、ちょっとミモロには、大きすぎるよう・・・。

お店の方に、帽子選びのポイントを伺うと・・・。
「一番大切なのは、サイズが合っていることです。どんなに気に入ったデザインのものでも、頭のサイズと合わないと、結局かぶらなくなります。かぶり心地のよいものを、まず選ぶことです」と

「うーサイズねぇー。残念、ミモロには、みんな大きすぎちゃう…」と、ちょっとがっかり。

次にデザインやスタイルについて・・・
「帽子は、顔に近いアクセサリー。顔の形に合ったものというより、かぶってみて、ご自分の個性や好みとピッタリくるものを…。それを見つけるには、顔だけ映る鏡ではなく、全身が映る鏡で、トータルバランスをチェックすることがポイントなんです。帽子をかぶることで、お顔全体が華やかに見えるようなものがステキですねー。ともかくいろいろなスタイルの帽子を、どんどん試着してみてください。思い込みで、これしか似合わないと決めつけないで、今までかぶったことのないスタイルでも、ピッタリくるスタイルに出会うもの…」と。



帽子は、ファッション性だけでなく、夏は、日焼け防止に、冬は、防寒にと、その機能性も見逃せません。

冬場は、帽子をかぶることで、かなり温かく感じるもの。「今年の冬は、すごく寒いって言われてるから、帽子は必須アイテムかも…」と、ミモロ。まぁ、ミモロの場合、全身毛皮だから、温かそうですけれど…。

「わーこれ温かい…」頭からすっぽりとかぶるマフラーのようなスタイル。
「これも温かいですよー」と、「ホント、耳って結構冷えるんだよねー」とウサギの毛皮の耳カバー。
帽子だけでなく、マフラーや耳あて、また帽子につけるアクセサリーも揃っています。


欧米では、帽子は、ファッションに欠かせないアイテム。日本でも、昭和30年代ごろまでは、大勢の人が帽子を愛用していました。着物姿にも男性は、帽子をかぶっていましたし、丁稚さんは、デッチ帽を必ず…。また、スーツ姿に、帽子をかぶった男性は、なかなかダンディーな感じ。女性も、新婚旅行には、スーツに帽子が定番という時代もありました。ファッションのカジュアル化が進み、帽子も毛糸で編んだものなどをかぶる人は多くても、フェルトでしっかりとフォルムを作っているものを、かぶる人は、少なくなりました。帽子をかぶることで、スタイルか完成すると言われます。この冬、ぜひ帽子を素敵にかぶりたいものです。

「いいなーこういう帽子かぶりたいー」 
うーこのスタイルをミモロサイズで作るのは、無理…また、ミモロに合う帽子を、見つけましょうね。

冬の京都の観光には、帽子は必須アイテム。紅葉の夜間拝観など、かなり冷え込みます。くれぐれも、温かな服装で。また、お寺を拝観する場合、厚手の靴下もお忘れなく…。ストッキングや薄手のタイツでは、冷えた床が辛いです。

*「soyista」京都市東山区神宮道三条上ル堀池町373-45 075-751-2055 10:00~19:00 年末のみ休み

 


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