「ここ、初めての公開なんだって~」と、「京の冬の旅」でミモロが、足取り軽く向かったのは、「仁和寺」から徒歩5分ほどにある「転法輪寺(てんぽうりんじ)」です。
ミモロを迎えたのは、「鐘楼門」です。「なんか浦島太郎の竜宮城の入口みたい~」。その中には、大きな釣鐘が下ります。その重さ約4トン。大晦日には、一般の人も除夜の鐘が撞けるのだそう。
境内の中を進みます。
ここ「転法輪寺」は、もともと宝暦8年(1758)に関通上人により北野下の森に念仏道場として創建された浄土宗のお寺で、昭和4年に現在の御室に移転し、地元の人たちには「関通さん」と呼ばれ崇敬を集めています。
本堂に進んだミモロは、ビックリ。そこには、高さ約7.5メートルの京都最大級の仏像が鎮座していらっしゃいました。
「わ~大きい~こんな大仏様がいらしたんだ~」と手を合わすミモロ。
金色に輝くご本尊の阿弥陀如来さまで、江戸時代に桜町天皇追福のために作られたものと伝わります。
なんと、大きさだけでなく驚くは、このご本尊は、木像で、寄木造りだこと。阿弥陀如来さまの光背の中央には、桜町天皇の私物の手鏡が納められています。
極彩色の宝珠などが阿弥陀様を囲んでいます。
大仏さまに相応しく、そばの木魚もビッグサイズ。
この木魚は、一本の木から作られているのだそう。
そばには、髑髏の木魚など、珍しい形のものも並んでいました。
また、寺宝である宝暦14年(1764)に描かれたといわれる、幅3.9メートル、高さ5.3メートルの「釈迦大涅槃図」も公開されています。
「こっちも大きいね~。その箱もすごい~」
大仏さまの後ろにまわると、そこには小さな厨子が。中には、阿弥陀如来立像が祀られています。
「あれ~袴はいてらっしゃる~」とミモロ。そう、裸のお姿の童の姿で、安産のご利益があるといわれる像で、室町時代以前の作と伝えられます。
「これ、古い袴だって~」
本堂での参拝を終えたミモロとお友達は、寺宝が展示されている場所を見学。
「どうぞ~甘茶いかがですか?」と言われ、100円御志納してお茶と煎餅をいただきます。
「オリジナルのお煎餅があるんだ~」
しばし寛ぐミモロです。
「大きな仏様に会えてよかった~。なんか感激しちゃった~」と。
「京の冬の旅」では、初公開のお寺。ぜひ拝観をおすすめします。
*「転法輪寺」京都市右京区龍安寺山田町2 嵐電北野線「御室仁和寺駅」から徒歩10分
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