ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

岩倉の産土神の「石座神社(いわくらじんじゃ)」。岩倉火祭が有名

2018-10-22 | 寺社仏閣

10月20日の午後、ミモロは、京都バスに乗って終点の「岩倉実相院」を目指しました。
終点に近づくころ、窓の外に剣鉾が見えてきました。「あ、剣鉾とお神輿の巡行だ~」ミモロは、それを見に来たのでした。

でも、まずはその神輿が目指す「石座神社(いわくらじんじゃ)」に参拝することに。
「ヨイショ~」

「石座神社」は、「実相院」のすぐそばの山の中にあります。岩倉の産土神でその創建は明確ではありません。その起源は、今、御旅所になっている「山住神社」だといわれます。「山住神社」には、大きな石が祀られて、古代信仰で、神々が降臨する場所、つまり「磐座(いわくら)」と伝えられます。

「だからこの地域が岩倉(いわくら)って呼ばれるの?」とミモロ。たぶんそうなのでは・・・。

秋に行われる例大祭。この日の明け方に行われる朝神事は、岩倉の火祭といわれ、京都市の登録無形民俗文化財に指定されています。

「見たかったけど~夜中の2時から4時頃に行われるから、ミモロ、眠くて来れなかったの~」と残念そう。
大きな松明を灯す火祭りは、その昔、村人を苦しめた大蛇を退治するために、雌雄の大蛇に見立てた大きな松明に火をつけ、どちらの松明が先に燃え尽きるかを競うそう。「きっと幻想的なお祭りなんじゃないの~見たいなぁ~」と、ミモロ。

境内のあちこちに、火祭りの名残と思える燃えかすが…
 

石段を上がると、そこには社が並びます。
八所明神と伊勢、平野、貴船、稲荷の明神も祀られています。

いつもは静かな神社・・・この日は、祭りらしい飾りや奉納榊が・・・
 

そして拝殿には、神輿、そしてそばに祭りの太鼓もありました。
 

でも誰もいない境内、ミモロは、参拝を終えると、「剣鉾と神輿どこかなぁ~」と、石段を下りて、町へと戻ります。


途中であったのは、大きな石仏。「三面石仏」で「大日さん」と呼ばれるもの。「岩倉エリアって、石仏が多いんだって~」


石仏にお詣りして、ミモロは急いでバス通りへと向かいました。

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