週末、ちょこっと東京にやってきたミモロ。


さて、銀座でお友達と会う約束の前に、現在工事中の歌舞伎座周辺をトコトコ歩いていた時、ふと一軒のお店の前で足が止まります。

中を覗くと、かわいらしい市松人形がいっぱい。


お店の棚には、ずらりと大小いろいろなサイズの市松人形が並んでいます。

「かわいいー。すてきなお着物着てるー」とミモロは、お人形と共に、そのお着物に関心があるよう。
「あ、いろんな着物の生地があるよー」

店内には、古い着物のハギレがいろいろ。「わーこんな柄で着物を作ったらステキ!またお正月に振袖着たいなー新しいお着物欲しいなー」と、着物好きのミモロは、ブツブツ。
さて、ここ「銀座 かぶきや」は、市松人形の専門店。
そもそも市松人形というのは、江戸中期、人気歌舞伎役者の佐野川市松をモデルに作られたお人形で、それまでの飾って楽しむ人形ではなく、抱っこして遊べるお人形として大人気を博します。まぁ今でいえば、アイドルのフィギュアというところ。
男の子は、坊主頭ですが、女の子は、おかっぱが定番。

愛らしい姿は、時代を越えて人気があり、海外の人もよく買いに来るそうです。
このお店は、お人形のお顔からボディを製作。


古い市松人形の修復もやってくださるそう。
市松人形は、そもそも着せ替え人形で。いろいろな着物を着せて楽しみます。体の大きさがだいたい決まっているので、既成の着物を購入して遊べるのも魅力です。
「いいなぁーできた着物が着られてー」と、ミモロは、既製服が着られない体形。
ミモロよりかなり大きな市松人形

市松人形は、ボディーに二部式の襦袢を着ます。

ミモロも着物の前に、まずは…

「では、お着物を着てみましょう…」とご店主の岩村孝茂さん。

さっそく着物を羽織ってみると…

「うーやっぱり大き過ぎますねー」と。
「それなら、人形のお着物を作るお教室があるんですよ」と。
「そう、私も作ったんですー」と、お店にいらした女性のお客さん。タイの方で、ご自分のお人形のお着物をお教室で習ったそう。
「先生が、すごく親切に教えてくれたよーだから誰でもできるねー」と。先生と一緒に楽しそう。

お教室などの詳しい情報は、お店のホームページでご確認ください。
また生地を持ちこんで、オーダーでも製作してもらえます。
「へぇー東京でもお人形の着物づくりが習えるんだー。お友達に教えてあげよう」とミモロ。
自分サイズのお着物は見つけられなかったミモロですが、小さな団扇などなら…と、小物を熱心に見て行きます。

「また東京に来たとき、遊びにくるねー」と、カエルの人形にご挨拶するミモロです。

*「銀座 かぶきや」 東京都中央区銀座4丁目13の3 電話03-3543-4297
10:30~18:00 日曜休み 歌舞伎座の一筋東側(晴海寄り)の通りにあります。

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大昔 人形屋さんでアルバイトしていた時
お客様がよく、お嫁に行かれるお嬢さんに男の市松さんを買われました。
何でも以前から持ってられた女の市松さんを持って嫁がれると
お嬢さんとお婿さんに市松さんが嫉妬しはるとあかんので、お婿さんの人形さんを買われるとのことでした。
紋もその家にされるかたもおられたとか
そういえば 私も嫁ぐ時 お供にフランス人形持たされました。
市松人形は、抱っこするためのお人形とか…。「かぶきや」のご主人も、お人形は、ときどき抱っこして、愛情を注いであげてほしいと言ってました。
ミモロは、みんなに抱っこされて幸せでーす!
ちなみに長い間和裁の仕事をしていました。沢山の仕事は無くてもよいのです。お返事お待ちしています。
連絡頂けるならメールでなく電話でお願いします。京都から転居してきたものです。
電話 080ー1451ー0158