ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

今年の干支のイノシシめぐり。「建仁寺」塔頭の「禅居庵」の開運・勝利の「魔利支尊天」

2019-01-04 | 寺社仏閣

2019年の干支のイノシシにご縁のある神社仏閣への初詣。まずは、祇園にある臨済宗の「建仁寺」塔頭の「禅居庵」へ。
  

禅宗の寺院では、本堂のご本尊とは別に鎮守のために、毘沙門天、弁財天、大黒天などをお祀りすることがあるそう。
「建仁寺」の南西に位置する「禅居庵」には、「魔利支天(まりしてん)」というサンスクリット語で陽炎を意味する古代インドの女神マーリーチをお祀りしています。

陽炎は、目に見えず、実体がなく、捕らえたり、傷つけたり、害することができないもの。そんなことから、戦国武将の間で、「魔利支尊天信仰」が広まったとか。開運、勝利を導くのです。

「魔利支尊天」は、7頭のイノシシの上にお座りになったお姿をしています。


そのため、境内のあちこちにイノシシの像が、狛犬ならぬ、狛イノシシでお守りしています。
 

お浄めの手水にもイノシシ。


「こっちにもイノシシいるよ~」とミモロとハンス君。
 

絵馬もおみくじも、お守りもすべてイノシシに因んだもの。

ミモロは、さっそく本堂に参拝します。


いつもは、秘仏となっている「魔利支尊天像」ですが、今年はイノシシ年ということで、12年に1度の正月の御開帳が行われ、内陣で、拝むことができます。1月末まで御開帳が行われています。

毎年1回の御開帳は、10月20日の大祭の時。今年の1月を逃すと、10月まで拝むことはできません。
「今年がチャンスだね~」と、真剣にお詣りするミモロなのでした。

1月10日は、新年祭が11時から行われます。


「1月10日は、ご近所の「京都ゑびす神社」の十日ゑびす祭の日だから、すごくにぎわうんだって~」とミモロ。

ぜひ、御開帳が1月末まで行われる今年、「見逃せないね~」と、ミモロおすすめの場所のひとつです。

ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより


人気ブログランキング

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「六波羅蜜寺」の弁財天での... | トップ | 京都の干支めぐり。狛イノシ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

寺社仏閣」カテゴリの最新記事