いよいよ始まった「粟田神社」のお祭り。7日は、福引のある神賑行事。

「わ～いよいよ今年も始まったね～」とミモロが、毎年、楽しみにしている東山の「粟田神社」のお祭り。
　
7日の夜は、前夜祭のあたる「神賑行事」が行われます。これは、氏子など参拝者が、境内で、石見神楽を見たり、夜店で美味しい食べ物を買って、みんなで賑やかに過ごすもの。

神社の鳥居のそばには、8日の夜18時から行われる夜渡神事の大燈呂が並んでいました。
　
「来年の干支の酉できてる～」ミモロも製作のお手伝いをしたもの、
そして境内に続く石段には、子どもたちが描いた提灯がズラリ。「これも夜渡神事のとき、いっしょに巡行するんだって～」
今年初めて行われる子供たちの提灯行列。「楽しみだね～」とミモロ。

境内の拝殿には、昨年修復が終わった神輿が鎮座しています。
「もうお神輿に神様いるんだよね～」
と言いながらも本殿にもお詣り。
「さぁ、今年はなに食べようかな～」と夜店のところへ行くミモロ。
　「やきそば～カレー」
この夜店は、氏子である「ウェスティン都ホテル」のシェフたちが作ったカレーライス、唐揚げ、焼きそばが並ぶミモロいわく「日本で一番上品な夜店」。
「あの～やきそばください～」
1品目各500円。ホテルの味が楽しめると、参拝者には好評で、大勢の人が食べています。
ホテルのスタッフによるカラーボール掬いとヨーヨー釣りもあります。
「あの大きなボール狙おう～」
こちらは1回100円。すくえなくてももらえます。

ミモロがやきそばを食べ終わたころ。舞殿では、石見神楽の奉納が…。それに先立ち佐々貴宮司さんのご挨拶。
　
「この神賑行事は、神様と共にみなさんで楽しいひと時を過ごすもの。神様は、みなさんが楽しそうにする姿を見るのが大好きなんです」とお話。「ということは、神様、ミモロのすぐそばにもいらっしゃるってこと？」と。そう、神様は、いつもそばで見守ってくださっているんです。

舞台には、京都造形芸術大学の学生たちによる石見神楽の奉納が始まりました。
　
演目は、毎年同じ、大黒恵美須とおろち退治のお話です。
　迫力ある神楽にただ見惚れる子どもたち。今年から氏子の小学生の男の子が神楽の太鼓を担当。一生懸命練習した技は、大人顔負け。すごい小学生です。

そして神楽奉納の後は、みんなが楽しみにする抽選会。
「以前は、ビンゴ大会だってけど参加者が多くなりすぎて、ビンゴできなくなっちゃったの～時間かかるから…」今年も700人以上の人が訪れ、境内に入るとき、番号がついた抽選券をもらいます。

ミモロは26番。別に26番目に来たというのではありません。「今年は当たる気がする～」とミモロ。ここ2年間、はずれがつづくミモロでした。賞品は、氏子町の人たちが提供したり・・・

「あ、ゲームやトートバッグだって～」次々に読み上げられる当選番号・・・「まだ～」とミモロは、26番の券を握りしめながらじっと待っています。「ブルーベリージャム・・・26番の人」とアナウンス。「は～い！当たりました！」と手をあげて。ミモロは小さいので、舞台から見えないかもと周囲の方々が「ミモロちゃんが当たってま～す」と替わりに手をふってくれました。
「は、おめでとうございます～」「ありがとうございます～」と嬉しそうなミモロ。

夜10時頃まで歓声に包まれた粟田神社の境内。「神様もきっとお喜びだよね～。明日もがんばるんだ～」と

8日からのお祭りが楽しみなミモロです。

粟田神社のお祭りは、ぜひ「粟田神社」のホームページから

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