ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

今年が最後。20年の歴史を閉じる「京都東山花灯路」。3月13日まで。東山を照らす幽玄な光たち

2022-03-11 | イベント

「はい、どうぞ~」と渡されたライトで光る提灯。ミモロは、お友達を誘って、毎年行われた「京都東山花灯路」にやって来ました。

20年間にわたり、夕暮れ時から夜にかけ、東山の観光スポットを花灯路で照らし、夜の京都の魅力を発信したイベントも、今年で最後になることに。「京都市財政苦しいんだね~」と、京都に暮らすにミモロは、寂しい思いを抱きます。

「ゆっくり楽しんでくださいね~」と、ミモロは「青蓮院門跡」そばの「あおくすの庭」の案内所から歩き始めることに。


そこで渡された提灯は、コースを歩くとき持っていけます。「なんか情緒あるね~」とお友達と。

「でも、この提灯、この場所に返却しなくちゃいけないだって~」と案内所で聞いて来たミモロ。「ここだけで楽しんだ方がいいかも…清水寺まで行って、時間内にここにもどれないかもしれないし~」ということで、この場所だけで楽しむことに。
それでも十分、楽しい気分になりました。
「あおくすの庭」には、光のクリエイティブカンパニーNAKED,INCと立命館大の学生のコラボ作品が、このエリアを輝かせます。

ミモロは、興味津々。


「青蓮院門跡」周辺と「円山公園」では、京都いけばな協会による「いけばなプロムナード」が、訪れる人に日本文化であるいけなばの美しさを披露。「秋には、粟田神社のお神輿が上がる石段にもお花がある~」


「知恩院」の前から、「円山公園」へと進む道にも花灯路がともり、いつもは暗い道も夜のお散歩を楽しいものにしてくれます。
この「花灯路」は、京都の企業「ローム」寄付のLED電球を使用。やさしい光が道を照らします。

「京都の企業も寄付してるのに、どうしてこのイベント辞めちゃうのかな?きっと電気代がかかるからかも…」と京都市の緊迫した財政を思うミモロでした。

トコトコと夜道を進み「円山公園」に到着。

「わ~幻想的~なんか吸い込まれちゃうみたい~」と池に映りこむ景色に感激。


そして、「八坂神社」に通じる道には、「粟田大燈呂」の姿も…「知ってる人いないかな?」と周囲をキョロキョロ。
 
コロナ禍で担当する人数は最小限に抑えられ、いつもならいるお友達たちもありません。

「あ、お月さま~」三日月が掛かる空。ちょっと空気は冷たいけれど、歩き続けるミモロの体はポカポカに。


「ここも幻想的~」と見とれる夜の景色は、「大谷祖廟」へ続く参道。


そこから「祇園閣」のライトアップを眺めつつ、「ねねの道」へ。


「平日だから、あんまり人いないね~」と、以前は、たくさんの観光客で賑わったもの。


「高台寺」の西側を進んでいたミモロ。「あのカラー、ウクライナの旗の色だ~」と足を止めます。

近づくと、そこには京都市を姉妹都市である「キエフ市」への寄付を募る看板が…

「北京オリンピック」直後から始まったロシアのウクライナ侵攻。多くの人々を傷つける恐ろしい侵攻です。
家を追われ難民となる人々、また町に留まり、ロシアに対抗する人たち…「ちょっと前まで平和な暮らしがあったのに~」とニュースを聞くたびに涙ぐむミモロなのでした。
「寄付する!」とミモロは、お小遣いから募金箱へ。わずかな額ですが、それでも…

「この募金は、京都市が行うものです」と係の方。だから武器を買うために使われることはありません。

「ここに来たら、すぐに寄付ができるので、どうぞみなさんご協力を~」
募金した人には、心ばかりの品が渡されました。


「さあ、清水寺に行くよ~」と元気なミモロとお友達。仲良く「花灯路」の道を進みます。


*「京都東山花灯路」は、3月13日まで。点灯時間は、18:00~21:30


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