ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

いよいよ始まる「祇園祭」の「後祭」。山鉾の曳き初めで賑わう町。新しい車輪の「大船鉾」

2024-07-21 | 京都
「わ~大船鉾だ~1年ぶりだね~」とミモロが見上げる「祇園祭」の後祭りの大船鉾。

いよいよ後祭りの山鉾が町に姿を見せました。

11基の山鉾が24日に巡行する「後祭」。20日は、大きな山鉾である「北観音山」「南観音山」「鷹山」「大船鉾」の曳き初めが行われました。

24日の巡行では、曳き手の人しか綱を持つことはできませんが、曳き初めは、一般の人達が綱を持ち、曳くことができる唯一の機会。毎年、大勢の人がその機会を楽しみにしています。

烏丸御池駅から、四条通方向に向かう途中で、「黒主山」などを建てる作業をしばし見学。
 
山や鉾を建てる大工方の熟練した技を近くで見つめます。

そして15時過ぎに四条新町に到着したミモロ。「あ、もう大船鉾動いてる…」四条通から、鉾の姿が新町通の先の方に見えます。


「わ~やっぱり大船鉾立派だなぁ~」

通りの両側の建物が迫る新町通いっぱいに大きな船が…。陸地を進む船…こういう景色は「祇園祭」ならでは…。

ミモロは、曳き初めを綱を持つのには、間に合わなかったので、沿道で見学します。


新町通を南に進んだ「大船鉾」は、町会所に戻ってきました。


「あ、ミモロちゃん、1年ぶりだね~」と、いつも「大船鉾」でお世話になっている方。

「はい、今年もよろしくお願いします。お手伝いするから…またね~」と、通り過ぎるわずかな時間に挨拶を…

いよいよミモロの横を「大船鉾」が過ぎてゆきます。


今年、特に注目したいのは、新しい大きな車輪。

今まで、「菊水鉾」の車輪として作られ、修理を経て使用してきたものを、今年、新しい車輪にすることができたのです。
岐阜の高山市で作られたもので、直径2m13㎝で、「祇園祭」最大の直径を誇ります。今年は、白木で巡行しますが、来年は、黒漆などで塗られる予定。この色の車輪が見れるのは、今年だけということです。

「毎年、どこかが作られて、立派になっていくね~」とミモロ。そう、長い間巡行できなかった「大船鉾」は、多くの人の支援により、年々、育っていくのです。ぜひ、多くの方のご支援をお願いします!

「大船鉾立派になりましたね~」と船鉾でご奉仕をなさっている方と、沿道でいろいろお話したミモロ。

「船の形って、素敵ですよね~」「そう、新町通から、大きな通りに出るとき、感激しちゃいますよね~」「そうそう…」同じような感覚を抱く、船の形の鉾関係者。「後祭、頑張ってね~」と励まされました。

「大船鉾」を見送ったミモロ…「21日と23日の夜にミモロ、ご奉仕するから待っててね~」と


四条通まで大勢の人で出るのに時間が掛かるため、綾小路通を行くことに…途中、「前祭」で賑わった「綾傘鉾」の町会所があった場所へ。

「もうだれもいない…いつもと同じになってる~」と、すでに「前祭」の山鉾があった場所は、どこでもまるで何事もなかったようにいつもの景色に戻っているのです。
「ホント、お片付け早いよね~」と。そう、巡行をした山鉾は、終わるとすぐに解体作業へ。夜の神輿渡御に邪魔にならないように片づけられます。「これって、昔からの知恵じゃないかな?」と思うミモロ。祭が終わりは、その勢いで、片づける。

いつまでも片づけが終わらないミモロにとっては、すごいことに思えます。

四条通に出たミモロが立ち寄ったのは、神輿が鎮座している高島屋そばの御旅所です。


「お神輿よく見えるよ~ここでも、八坂神社の厄除け粽の授与などもやってます」


「後祭」の山鉾見物の折には、ぜひ、神輿を拝むこともお忘れなく…。

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