ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都府庁界隈をめぐるスタンプラリー「まちかどミュージアム」。「京都府公館の日本庭園の特別公開」へ

2022-10-30 | 歴史・史跡

秋の京都は、いろいろなところでイベントが目白押し。「ここ特別公開だって~」と訪れたのは、「京都府公館の日本庭園」です。


11月13日まで歴史的建造物・庭園・工芸作品など京都の文化と芸術が楽しめる「府庁界隈まちかどミュージアムショップ」というスタンプラリーが行われています。

上京区の「京都府庁」の周辺にある「松本明慶仏像彫刻美術館」「平安女学院大学 有栖館」「益富地学会館」など、いろいろな場所をめぐり、スタンプを押して応募すれば、記念品が抽選で当たるというイベントです。

この日、ミモロは、京都御苑の中立売御門の向かい側にある「京都府公館庭園・茶室」の公開にやってきました。

ホールへの入口の脇にあるドアから、奥へ進みます。


「こっちかな?」と進むと、見学順路が現れます。

「へぇ~ここもホールみたいになってる~」


この場所は、大正9年に京都初の旧知事公舎があり、洋館と日本建築の和館からなる大正期の貴重な建築だったそう。戦後、公舎として使用されなくなり、昭和63年に「京都府民ホールと京都府公館」に建て直されました。

庭園は、山口の「永興寺」、福井の「御誕生寺」をはじめ、さまざまな庭園を手掛ける枡野俊明氏と植藤造園さんが手掛け、庭園内のお茶室は、数寄屋建築などを設計する中村昌生氏によるものです。

池泉回遊式庭園で、歩くごとに、さまざなま景色が広がってゆきます。
「あ、大きな鯉…」とまずミモロは庭より鯉を眺めます。


「大きな石だね~」と、庭の石もなかなか立派。


順路に従って、茶室へと進んでゆくことに。


通常は非公開の場所…「どんなお茶室なんだろ?」

飛び石の先の「梅見門」を過ぎ、その先に立礼席の茶室が…。


さらに四畳半台目の茶室がその奥に…
躙り口から内部を覗きます。

「なんか広い感じのお茶室だね~」


待合の腰掛に座ってしばしお庭を眺めるミモロ。

「ここでお茶頂けるといいのにね~」と。

茶室の周りには、手水や滝なども…。
 

さぁ、もっとお庭を歩きましょう。


茶室の前には、小さいながら州浜が広がっています。

「州浜って。仙洞御所にあるよね~」とミモロ。

このお庭には、四季の木々が植わり、池の畔には、大きなしだれ桜があり、「春に来たいね~」と思わずにはいられません。
「あ、また大きな鯉…よっぽど居心地いいんだね~ここ」


しばし、鯉と見つめるミモロなのでした。


ここで、ミモロの姿を見つけた方から声が…「小さなぬいぐるみ君といっしょなんだ~」


ここ「京都府公館」の公開は、11月13日の土・日・祝日の10:00~15:00です。

「ほかの場所にも行ってみよう~」とスタンプラリー台紙をもらったミモロでした。
向かい側の京都御苑のイチョウが黄金色に色づくのも間もなく…

日に日に秋が深まる京都です。
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