ある日、ミモロは、東山三条の交差点から東大路通の東側を「八坂神社」方向に歩いていました。「なんかお腹空いちゃった～」と、そろそろランチの時間に…。
「ここ、入ってみようよ～」と、立ち止まったのは、「喫茶 六花」です。
すでに何度も、その前を通りながら、一度も入ったことがなかったお店です。
店先の黒板を見ると、喫茶店でありながら、食べるものが豊富のよう。
「あ、ランチもあるよ～。しかも美味しそう…」とミモロ。
この日は、豚肉の粕汁をメインに、野菜の小鉢などもセットされ、980円（税込）です。
「大根焚きより安い！」と比べてはいけないことながら、感激するミモロです。
さっそくお店の中へ。
「なんかいい感じ～」窓のある店内は、木の家具などで、とても心地よいスペースです。
ミモロは、窓際の席へ、座って、係の人が来るのをじっと待っていました。
「あの～日替わりランチお願いします～」とミモロ。ここでは、野菜たっぷりカレー、季節の野菜スープランチ、キッシュランチなど、野菜がたくさん食べられる品々が揃っています。
店内には、地元の常連さんも次々に…。「あ、ミモロちゃんもここに来るんだ～」と顔馴染みの方とも遭遇。
「はい、あの～初めてなんです～」とミモロ。「そうなの～ここは、とても美味しいのよ。野菜がたっぷり食べれるし、よく来るの～」と。「あ、そうなんだ～」とミモロは、まだよくわからない表情です。
しばらくして、ミモロの前に日替わりランチが運ばれました。
「わ～ホント、野菜がいっぱい～」根菜がたっぷり入った豚肉の粕汁は、体があたたまる料理。そばには、サラダのほか、おじゃこと菜っ葉の炊いたものなどが添えられて、それもご飯が進む品。
「美味しい～。わ～こんなにたくさんお野菜が食べられて、うれしい～。やっぱりお野菜体にいいもんね～」と、パクパク。
別の日も行って、その時は、株と鶏肉のクリーム煮でした。
「ふ～美味しかった～。また来ちゃおう～」と、野菜不足になりがちの食事には、ありがたいランチです。
ここは、コーヒーも美味しく、1杯づつ丁寧に淹れてくれます。
「ごちそうさまでした～」とカウンターへ。
「あの～お野菜たっぷりですごく美味しかったです～」とミモロ。するとお店の方は、「野菜のほとんどは、自家製なんですよ。父が畑をやっていて、そこのものを使っています。う～今日のランチは、全部、自家製野菜です。もちろん季節によって、他の野菜も使いますが、ほとんどが自家製ですね～」とのこと。「だからすごく野菜が美味しかったんだ～」と改めて感激するミモロ。
店では、レモンやキンカンなども販売されていました。
すでに東山でお店を初めて十数年になるそう。この場所に来てからも10年になるのだとか。地元の常連さんが多く、かわいいイメージのお店には、ランチやコーヒーを楽しみに、おじさんたちの姿も多く見られます。
日替わりランチは、その日の分がなくなったらおしまい。14時過ぎには完売です。
「また来ますね～」と、すっかり気に入ったミモロ。「だって、お野菜すごく美味しいの～」
店内には、アクセサリーや雑貨のコーナーもあります。
「もっと早く知ってればよかった～」と思うミモロです。
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