京阪電車の「伏見稲荷駅」に降りたミモロは、JR奈良線の踏切を超え、一筋目の道を北へと向かいます。その道は、伏見街道といわれ、昔から京都への街道として発達したところです。
「でも、いつも伏見稲荷大社には行くけど、この道歩いたことないかも…」と、車の往来が絶えない道を進みます。
今もその通り沿いには、古い構えの店があり、ミモロは、興味津々です。そんな一軒が、「いなりのいもや こにしいも」です。
お芋好きのミモロは、引き寄せられるように店先へ。「わ~美味しそうなおいもがいろいろある~」と目を輝かせます。
そこには、焼き芋、ふかし芋などが…
常連のお客様もいっぱい。「ここのお芋、美味しいのよ~」と。
店の中を覗くと、ホカホカの焼き芋が店先に並ぶのを待っています。
「なににしますか?」とお店の方。「あの~」とミモロが迷っていると…
「あれ?もしかしてブログで見たことあります~。え~となんてお名前だっけ?」と。「あの~ミモロです」
「あ、そうそう、かわいい~実物に会えるなんてうれしい~」と、喜んでくださいました。
さっそく抱っこしてもらったお店をなさっている小西さん。ここはご両親が始められ、すでに70年になるそう。
「伏見には、お芋屋さんが以前は、もっとあったんですが、少なくなってしまいました」と。「そう、京都でも、前に行ったお芋屋さんなくなちゃったの~」とミモロ。
でも、焼き芋自体は、今も人気があって、コンビニやスーパーでは売っていますが、専門店は姿を消しつつあります。
「焼き芋などは、夏になると売れ行きがさがるので、最近は、ジェラートと組み合わせたスイーツなども夏の時期販売しています」とのこと。
ここで、使うのは、さつま芋でトップクラスの徳島産の「鳴門金時」です。自然の甘味が強い美味しいお芋。ここでは昔ながらの作り方を今も続け、お芋ひとつひとつがとても大切に扱われているのが、ひとめでわかり、見るからに美味しそう。
「わ~お布団かけてるみたい~」
「大学芋もある~」とガラスケースに近づくミモロ。
「これ?美味しいですよ~」と鼻先にこんがりとした大学芋が…。
「う~食べたい~」ガラス越しの大好物。ミモロは、我慢できず、「それください~」と、思わず大きな声でお願いしました。
結局、大学芋や焼き芋などを包んでもらいます。
「他のも美味しそう…」とまだお芋を見つめるミモロ。
「お家に帰って食べるの?電車で食べちゃだめ?」と一刻も早く食べたいよう。
伏見街道で出会ったお店…「この街道、興味深いね~」というと、さらに先へと進みます。
*「いなりのいも こにしいも」京都市伏見区深草稲荷榎木橋町30 電話075-641-5629 営業時間9:30~17:00くらい 木曜休み
ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
人気ブログランキング
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで