骨董店や美術商、老舗のお茶店や紙・墨などのお店をはじめ、カフェなども並ぶ寺町通は、大人が心躍る通りです。
御池通から丸太町通までの間は、ミモロの大好きな町歩きスポットです。その中ほどにあるのが版画紙箱の「十八屋」です。


「このお店の前、何度も通っているのに、まだ入ったことなかった~」と、のれんをくぐり中へ。


招きネコが迎えてくれ、靴を脱いで、お店にあがります。
「わ~かわいい~小さな紙箱がいっぱい~」店の壁面には、色とりどりの小さな箱が並んでいます。


「あの~この箱なんですか?」とミモロは、お店の方に。
「これは版画を使った紙箱です」と。その版画は、版画家徳力富吉郎による京都の名所や祭事を描いたものを中心に、明治から平成にかけて、活躍する絵師やデザイナーの作品です。
徳力富吉郎は、代々西本願寺絵所を預かる徳力家の十二代目。昭和の初めから木版画研究を進め、多くの職人を養成する「版元まつ九」を興し、木版画の普及に尽力します。昭和53年に勲四等瑞宝章を授与された木版画の第一人者です。国内外の版画やリトグラフなどを収集、平成3年には、「京都版画館」を設立しました。
「この版画、見たことある~」とミモロ。京都の風物などを描いた作品は、京都を訪れた人なら、きっと1度は目にしたことがある、懐かしい、そして素敵な京都が描かれているのです。

さて、そんな版画を使い、小さな紙箱を作り始めたのは、現在の店主になってから…。
このお店の中に並ぶ紙箱は、その中に、豆や干菓子、メモなどをセットし、販売しています。
「これ箱の中身なんだ~いろいろあるね~」


「中身を選んで、それからその箱を選ぶんだって~。楽しい~」と、すっかり夢中になって選ぶミモロです。


「これもかわいい~。でもこっちもいいなぁ~」


たくさんある種類。それを見て行くだけでも、かなり時間がかかりそう。
「あ、お雛様~」店には、小さな雛人形も。また紙箱製のものもあります。


ここには、紙箱だけでなく、ポチ袋やメモ帳、封筒や便せんなど、版画をモチーフにしたいろいろな品があり、京都のお土産にもぴったりのものが揃っています。

「あ、ねこ~」お店の壁にネコの絵を見つけたミモロ。

「上を見てください~。ほら・・・」「あ、ネズミがいる~」

こんなところにも遊び心が…。
一度、ぜひ訪れてみてはいかがでしょ?きっとお気に入りの品が見つかるはず…。
*「版画紙箱 十八屋」京都市中京区寺町通夷川上ル東側 075-251-8585 営業時間 11:00~17:00 水曜休み

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