京都に暮らして、ミモロの楽しみは、雛祭。京都各所の町家やお店に飾られる雛人形を見て回るのです。
毎年訪れているのが、北野天満宮のそばにある「平野の家 わざ永々棟(えいえいとう)」です。



「ここのお雛様、りっぱなんだ~」毎年、さまざまなお雛様が飾られ、ゆっくりと近くで拝見できるのが魅力です。
「わ~この子大きい~」入口近くに待っていたのは、大きな赤ちゃんのお人形です。


「赤ちゃんなのに、すごく大きいね~。抱っこできないよ~」と、そのスケールに驚きます。
2階のお座敷には、享保雛、古今雛、有職雛、次郎左衛門雛など江戸時代から現代までの様々な雛人形が飾られています。


ミモロが好きなお人形は、丸顔の次郎左衛門雛。いずれも歴史を感じさせる雛人形です。


「みんな大きいね~。きっと昔はお座敷に広かったから、大きなお人形飾ったんだよね~」と、ミモロの小さなお雛様とは大違いのビックサイズです。
女の子の成長と幸せを願った雛人形。穏やかな顔立ちは、見るものを幸せに導くよう。
段飾りには、雛人形のオールキャストが勢ぞろい。また、そのお道具もいろいろあり、興味をそそります。


「わ~お布団もあるんだ~」長持の中に入った絹のお布団です。「お雛様より小さいよ~。足出ちゃうかも~」と、変なことに気が回るミモロでした。

「もし現代版の雛道具作ったら、いったい何が揃うのかな~」とミモロ。さまざまな家電製品やベッド、車なども並ぶのでしょうか?
ガラスケースの中には、小さな囲碁や貝合わせなどもありました。


「わ~小さい~」ミモロでも遊べないくらいの小ささ。作った職人さんの腕の良さと気概を感じる作品です。
江戸時代は、雛道具などミニチュアを専門にする職人もいて、その小ささと精巧さを競い合ったそう。
「あ、ここにもチンがいる~」江戸時代の人気のペットです。

また「楽しそうだね~。宴会してる~」

「あ、ミモロちゃん、こんにちは~」「え?だれ?もしかして昔一緒に写真撮影した女の子?」
そう、もう数年前になるでしょうか。初めてここを訪れたとき、まだ小学生だった女の子が、今は、すっかり素敵なお嬢様に成長していました。


ここでは、子どもたちによる「ひな茶会」がお茶室で行われます。
1階の広いお座敷では、「京の伝統産業わかば会」の実演販売会も同時に開催されています。


若手の伝統工芸の職人さんが週替わりで登場します。
この日は、京焼、清水焼の山口有加さん。


「これライオン?」「そう、獅子ね~」作っているところを見学するのは、楽しいものです。


会場のお座敷には、さまざまな作品が並んでいました。


「わ~楽しかった~」とミモロ。春になり、京都の町が華やぐ季節になりました。

*「平野の家 わざ永々棟」のひなまつりは、4月1日まで。10時~17時 入場料600円。詳しくは、ホームページで

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