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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

12月3日の日曜日に2時間半限定公開された「京都家庭裁判所と庭の紅葉」

2016-12-07 | 京都

フェースブックのお友達から教えてもらった特別公開の情報。ミモロは、さっそく出かけました。
向かったのは、下鴨にある「京都家庭裁判所」。ここでお庭と裁判所内の公開がされるのです。
「ここ入ったことない」 

そう、ミモロには縁のない所。家庭裁判所では、離婚、相続に関わる問題や少年審判などが扱われます。まぁ、あまりご縁をもちたくない場所です。

敷地内に自転車を止めて、中へ。「どんなお庭なんだろ?」と、ほとんど知られていないお庭で、想像もつきません。

まず裁判所の入口から職員さんの誘導でい一室に。「お庭の前に裁判所内の見学ができるだって~」
廊下を進み到着したのは、裁判に至る前に、話し合い行う調停室のよう。
大きなテーブルに裁判官などの座る席が表示されていました。


裁判所内は、撮影できる場所とできない場所が明確に分けられています。
 
お庭でも撮影できない方向がありました。

建物の渡り廊下が、紅葉を眺めるポイント。そこには大勢の人の姿が…。


今回の公開は、12月3日の13時から15時半までの2時間半のみ。ミモロは13時に到着しましたが、すでに大勢の人が中に入っていました。「早めに公開されたのかなぁ?」

「あれ~思ったより、りっぱなお庭~」
小川も流れています。

「あ、もしかしてミモロちゃん?いつもブログ見てますよ~」と声をかけてくださったのは、よく京都にいらっしゃっるという方。
「え~こんなところで会えるなんて感激~」とミモロもうれしそう。いろいろな場所で出会いというのはあるのです。「ミモロちゃんのブログ、京都に来るとき、とても参考にしてるんですよ」とうれしいお言葉。
いっしょに撮影したり、ちょっとだけしかお話できなかったのが残念。だって、見学の流れから離れることができなかったのでした。「またね~」と名残り押しそうにお別れしました。

ミモロは、見学者の流れにしたがい、次の見学場所、法廷へ。
 
ここでは、裁判官のガウンを着て、記念撮影ができるのです。残念ながらミモロには大きすぎるので、諦めました。
 

館内の見学の後、やっとお庭へ。
 
なかなか見事な紅葉が見られました。

「広いね~。裁判所にこんなお庭があるなんて~」とミモロは思いながら、庭内を散策します。
  
小川も流れる庭は、なかなか変化もあり素晴らしいもの。それもそのはず、ここはかつて三井家のお庭だったのです。

裁判所の東側は、ミモロが先日訪れた「旧三井家下鴨別邸」に隣接して、仕切りのフェンス越しに別邸が見えます。

この敷地は、三井家の総領家が別邸のために所有し、戦後、財閥解体の折、国に接収された土地。
かつての別邸は、平成19年まで、家庭裁判所の所長宿舎として使われていました。
このフェンスも、平成19年までは、きっとなく、所長さんは、庭を通って裁判所に通われていたのでは?と想像できます。

「あの~このお庭、裁判所に相談に来た人ははいれるんですか?」とミモロは、誘導係の職員さんに尋ねました。
「いいえ、普段の日もこのお庭には入れないんですよ。上から眺めるだけ…だから今日はとても貴重な日なんです」と。
「あの~下鴨別邸って、すごく広くて所長さん住みにくかったんじゃありませんか?」とさらに尋ねるミモロ。
「そうですね~。かなり大変だったようですよ~。内部もボロボロだったようで…」とこっそり教えてくれました。
所長になった以上、そこに住むことが決められていたので、ご家族もさぞや大変だったことでしょう。
「冬、絶対に寒かったよね~。お風呂も小さかったし、機能的じゃない施設だもんね~大変だったよね~」と。今は快適な宿舎に住まわれているそうです。

「お散歩にぴったり~」ミモロはお庭のあちこちを歩き回りました。
   

「京都家庭裁判所」は、全国でも有名な「森と川のある裁判所」なのだそう。「でも公開されず職員さんや一部の人だけしか楽しめないのは・・・なんかもったいないね~。もっと市民が利用できるといいのにね~」と思うミモロです。
本当に、想像以上に見事なお庭でした。


約1時間の見学を終えて、ミモロは、駐輪場へ向かいます。


「フェンスの位置変えて、この敷地も旧三井家下鴨別邸の一部にしてほしい…そうしたら市民がいつでもお散歩できるのに~」と、思う京都市民のミモロです。



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「糺の森の手づくり市」。紅葉の木々の中で、見つけるお気に入りの品々

2016-12-07 | イベント

12月3.4日の両日、下鴨神社の糺の森で開催された今年最後の手づくり市。ご近所のミモロは、午後、トコトコお散歩がてら出かけました。
「あ、いろいろな色のテントがある~」紅葉の木々と同じように、色とりどりのテントが並んでいます。
 
まずは、本部で、出店者リストを手に入れます。
 
入口から次々にお店を覗くミモロ。
「あ、あれ、かわいい~」「こっちもなんか面白い」
日曜日で人出も多い中、リュックを背負ったミモロは、ほかの人に踏まれないように気を付けながらトコトコトコ。

森の中ほどには、ステージがあり、アーティストが次々に登場。ミモロもちょっと見学。
 

「これおいしそうだよ~」と立ち止まったのは、「広島レスカ」というレモンドリンクのお店。
「丸ごとのレモンだ~」
レモンを絞って、スカッシュやホットレモンなどの飲み物を作ってくれます。

「これもかわいい~」と遊ぶのは、「KOMOKとゆかいな仲間たち」という木工のお店。
 

そしてさらに進むと、「あ、ARATIさんだ~お久しぶり~」昨年のミモロの写真展にもコラボしてくださったキャンドルのお店です。「ミモロちゃん、元気だった~。もう1年たったんですね~」「うん、あの時はどうもありがとうございました」
  

さて、今回ミモロが一番長く滞在したお店が、飛騨高山から出店した「木童工房」というオーダー家具工房です。
   
「なんて素敵なお椅子なんだろ?」しっかりとした造り。本当に丁寧な仕事が施されています。
「座り心地すごくいいよ~」ととても気に入ったミモロです。
「ゆっくりいろいろ見てくださいね~」とおっしゃる関西さんご一家。お父様の関西春樹さんは、京都の出身の家具職人さんです。笑顔の素敵な奥様とお嬢さま。「なんか素敵な家族だね~」
「だから家具が、みんなすごく温かい感じ…」と思うミモロでした。

「ミモロちゃんっていうの?これピッタリじゃない…」と見せてくれたのは、木工のカップと自動車。
「珈琲いただきます」ブーブー
ミモロサイズのカップと小さな自動車で遊ぶミモロです。

「これなぁに?」「それはネコの形のボードですよ」と。まな板にも使えるボードです。
「手鏡もある~」自分の顔を映してみました。

「みんな素敵~欲しいなぁ~」とミモロ。でもおうちにもう、ミモロのお椅子あるでしょ。「うん・・・」とちょっと残念そう。

ミモロも憧れる飛騨の家具。

「あのね。12月10日に平安神宮の前での手づくり市にも出店する予定なんですよ」とお嬢さん。
「え?平安楽市ね・ミモロ、よく行くよ~、また見に行ってもいい?」と、また会えそう。
バイバイ~「またね~」と、岡崎公園での再会を約束してお別れするミモロです。


手づくり市は、もうすぐおしまい。ミモロは、糺の森の中を歩いて、家へと向かいます。
 
「まだ紅葉キレイ~来週までは見られそう…」

でも、もう冬はすぐそこに来ています。「なんか寂しい…」とポツリ。
 
  


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