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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

六本木ヒルズにそびえる、祇園祭の「大船鉾」.訪れた人から感激の声

2015-06-22 | 東京

東京を訪れたミモロ、向かったのは、六本木ヒルズです。「そこに祇園祭の大船鉾が立ってるんだって~」と、東京駅に着くと、まっすぐに六本木へ。
  
六本木ヒルズのイベントスペースのアリーナの中央に、昨年から祇園祭の後祭(7月24日に山鉾巡行が行われる)京都の四条町に150年ぶりに聳える「大船鉾」の姿が…。
「わ~すごい~カッコいい~」と、その堂々とした姿に見とれます。

「あ、ミモロさんも東京に来られたんですか?」と、四条町の大船鉾保存会の皆さん。

「はい、六本木で鉾見たかったんで~」と、ミモロは、毎年、ボランティアで祇園祭のときにお手伝いをしているので、顔なじみなのです。

大船鉾が、六本木ヒルズに立ったのは、京都市、京都観光協会などが企画した「ほんまもんだけ3DAYS]という「京都夏の旅」のプロモーションのため。

6月19日から21日まで、五花街の芸妓さんや舞妓さんたちの舞や、京友禅のファッションショー、老舗料理屋さんの料理や伝統工芸品などが紹介され、その一環で祇園祭の大船鉾が東京の人たちの前に披露されたのです。

3日間にわたり、祇園祭のお囃子なども演奏され、六本木は、京都の華やかな雰囲気に包まれたのでした。

ミモロが、訪れたのは、その最終日。しかも、残念なことに、到着したときは、すでにお囃子の演奏は終了し、鉾の解体作業が始まっていました。


「でも、見られてよかった~」そばで、作業を見守ります。


解体作業には、かなりの時間がかかります。
釘を1本も使わずに、縄などで組み立ててゆく鉾は、バラバラに部位ごとに解体され、鉾の周囲を飾る装飾品などは、箱に納めら、京都に運ばれます。


「また、来月、京都で見られるね~」と鉾を見上げるミモロです。

祇園祭の山鉾は、それぞれにご神体が乗るいわば動く社。今回は、イベントの参加なので、大船鉾のご神体も、京都でお留守番です。


祇園祭は、日本で一番長い期間行われる祭りで、7月1日から31日まで1か月におよびます。その中で、多くの観光客が訪れる山鉾の巡行は、八坂神社の神輿を町に迎える前祭7月17日、そして神輿を神社に送る後祭7月24日の両日に行われます。

後祭の最後を飾る鉾が、この「大船鉾」で、御池通、河原町通、四条通を経て、四条町へと戻ります。

「今年も、ミモロお手伝いする予定なの~」と、今から楽しみするミモロです。






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コメント
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