ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロの熊野三山詣(7)熊野那智大社、那智山青岸渡寺、そして那智の大滝へ

2015-06-29 | パワースポット

京都から熊野三山詣に来ているミモロ。海沿いの那智勝浦のホテルに宿泊し、翌朝いよいよ「熊野那智大社」に参拝します。
朝、夜明けとともに目覚めたミモロ。海から上る朝日をまず拝みます。「わ~お日さまが海から出てきた~!」と感激!
久しぶりの海からの日の出。京都に暮らすと、お日さまは、東山から顔を出すのです。

その日、ミモロは、巫女さん姿で気を引き締めて那智大社へと向かいます。

 「朝から、険しい石段だ~」467段を息を切らせながら、社殿へ。ここは標高500メートルに位置します。
「さすが見晴抜群…」澄み切った空気を深呼吸。

さぁ、参拝しましょう…
 
「熊野那智大社」は、そばの「那智の大滝」をご神体とする原始信仰にその起源を発し、ご祭神は、夫須美神(ふすみのかみ)。イザナミノミコトとも言われる神様で、万物の生成や育成をはじめ、縁結びなどのご神徳が崇められています。また、ほかに12の神々をもお祀りしています。境内には、清らかな気が漂い、パワーが感じられます。

もともとはご神体の那智の大滝を起源とした社は、仁徳天皇の御世(317)に現在の位置に移され、平重盛が造営。その後、織田信長の焼討にあったのち、秀吉が再興。それから、徳川8代将軍吉宗が大改修を行ったのだとか。

さて、「熊野那智大社」の隣りにあるが、西国三十三か所第1番札所の「那智山 青岸渡寺」です。
 
「あれ~知らないうちにお寺の境内に来ちゃった~」。そう「熊野那智大社」と共に神仏習合の修験道場として栄えた寺。
天台宗の寺であるため、信長が比叡山を焼討した時に、同じ宗派のお寺も焼き討ちされ、寺と大社が焼失したのです。ご本尊は、那智の大滝で開祖である裸形上人が得たと伝われる金製の如意輪観音です。現在の建物は、秀吉の弟、秀長により再建されたものと言われます。

「わ~那智の大滝が見えるよ~」境内からは、山の中に一筋の滝の姿が見えます。
 
「那智に来たって感じがする~」
よく写真で見る景色が、ミモロの目の前に広がり、しばし見とれるミモロです。
「那智の大滝」と共に、写真によく見る三重塔。これは「青岸渡寺」の塔で、1972年に再建されたもの。
お寺の塔とご神体の大滝…この景色こそ神仏習合をよく物語る景色なのです。

 
お寺の塔ともっと近くで滝がみたい~」とミモロは、そこから歩いて15分ほどにある「那智の大滝」へ。
  
「うわ~近くでみると迫力ある~」落差133メートル、幅13メートル、滝壺の深さ10メートルという勇壮な滝。落差は、日本一なのだそう。「この滝がご神体なんだ~」と、滝の前で拝むミモロ。そばには、「飛滝神社」という「那智大社」の摂社が。

さて、「熊野那智大社」と摂社の「飛滝神社」には、ここだけのお札やお守りがいろいろ。
 
「カラス文字の護符買わなくちゃ~」と、熊野三山の「牛王神札」を集めているミモロ。ここで2枚目を…。


「あ、おみくじ八咫烏だ~」熊野と言えば、八咫烏。なかなかカワイイおみくじです。


でも、ミモロが一番気に入ったのは、カラス天狗の鈴。

「いい音がする…鈴って魔除けになるだよね~」と、首からさげてご満悦。


ネコに鈴…ホント、ミモロは、鈴が好き…。1日、チリンチリンと、どこにいるかすぐわかる鈴でした。

「さぁ、いよいよ次は、最後の『熊野速玉大社』にお詣りしよう…」
那智大社から、速玉大社までは、車で、30分ほど。さぁ、出発~

*旅のポイント
「熊野那智大社」への参拝は、できるだけ朝がおすすめ。朝5:30~参拝可能です。朝の澄んだ空気の中での参拝の気持ちよさは格別。また観光客も少ないので、本当に静かな時が過ごせます。


*「熊野那智大社」の詳しい情報は、ホームページで。 


人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロより
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする