わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

対話するひめくりカレンダー26日目

2019-03-26 21:23:10 | カレンダー



どこに行ってもアウェイ感を感じるけど。


いわゆる「越境学習」というものをはじめて10年くらいになるけど、越境初期はどこに行っても「場違い感」ハンパなくて、「すみません、すみません、わたし、こんなとこ来ちゃって…」と気後れして、名刺交換もドキドキしながらだった。大学院修了して、ナカハラ先生の追っかけしながらいろんなイベントや勉強会、研究会に行きまくって頃は、どこに行っても知り合いができていたこともあったし、見るもの聞くものが新鮮で、仕事にもすぐに取り入れたりして、楽しくて仕方がなかった。そして、ここ最近はどこに行ってもアウェイ感満載。それってなんでだ?


ありがたいことに、最近はどんな種類の勉強会やセミナー、練成会といった学びのコミュニティに行っても、コミュニティの中心に居させてもらってる。これ、ほんとにありがたい。必ず声をかけてもらえるし、学びもたくさんある。その理由のひとつには、グラフィックで話をまとめることができるっていう側面もあるんだと思う。


けど、なんだかどこに行っても違和感、というか、アウェイ感を感じる。いや、みなさん、ほんとにフレンドリーであったかく迎えてくれて、わたしもそのコミュニティに居られることはこの上なく嬉しいし、楽しいし、幸せだなーって思ってる。けど、違和感。


それってなんでだ?
ひとつには、コミュニティがコンテンツを中心に成り立っているから、な気がする。ツールの使い手としてスキルアップ、ブラッシュアップしていくためのコミュニティなので、実践的で実利的な学びが獲得できる。それはものすごいメリットだし、本当にありがたいことだ。


けど、ツールは手段であって、目的ではない、というのが身に沁みすぎているのか、なんだかコミットできない自分がいる。と言いながら、この地に来てからは、ツール優先の学びにばかり手を出していたりもする。自己矛盾www


アウェイ感を感じることはイヤじゃない。ひとりでいることがそんなに苦痛じゃないし、イベントで知らない人ばかりの中で誰とも話さなくてもだいじょうぶだし、逆に「お近くの人と対話してください」というのも適当にこなせる。
(まー、この「お近くの人とお話ししてください」っていう、乱暴な「対話の時間」のなんと多いことか…。そりゃー、話も弾まないし、深まらないよねぇ、と思うことしばしば。自戒を込めて申し上げますと(爆)、場をつくる、あたためる、話せるだけの準備をきちんとする、そして「問い」を設定する、そういうことを丁寧にやらないと、「対話」はできないよねぇ。)


なんとなく、なんですけどね、アウェイ感を感じる場の方が学びが多い。特に学びの場においてはそれが顕著。たぶんね、「批判的学習モデル」的に学ぼうとするからな気がする。きちんと理解しないとはじまらない、真剣に取り組むからこそ、批判的な視点が持てるんじゃないかなぁと。


アウェイ感ばっかりだとしんどいけど、アウェイ感を感じる場に身を置くってだいじだ。最近、置いてないなあ。っていうか、アウェイ感もなにも学びの場に身を置いていない(汗汗)
春だしね、ちょっと越境してみよう。
そして、人生は続いていくに違いないのだから。
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