わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

この手と

2010-10-30 07:56:07 | オトナの学び

※中原先生のTwitter画像より拝借

握手した


今年、「この手が」で始まる記事を2回書いた。どっちもあたしの右手の画像。あたしの右手がichiroさんと握手して、晃司とハイタッチした。そしておととい、中原先生と握手した。
なんか、すごい。


ラーニングイノベーション論、感動のフィナーレが終わりました。ポスターセッションの話や、全12回で学んだこと(あ、11回目の記事書いてないや。ついでに関根さんの特別セッションの話も。)、リフレクションムービーもなんとかして動画にしてどこかにアップしたい、けど、今日は、今ここでのキモチを優先するF型全開でいきます


長岡先生と共同研究をされている先生として、中原先生のことは2年前から存じ上げていました。確か、授業でワークプレイスラーニング2008のことを教えていただいたのがはじまり。共著の「ダイアローグ」も発売直後に読んだし、学部生時代からのブログも全部遡って読んだし、セミナーとかワークショップとか、もちろんLearning Barへも、中原先生が登壇されるセミナーは仕事の融通がつきやすい日程だったら即申し込み。もうパブロフの犬状態(笑)


修論書いてたときに、やっぱり影響受けたのは長岡先生と中原先生だった。意識下に、お二人の論やアプローチが刷り込まれていたように思う。精神的、というか、思いの部分で影響受けたのは上田先生だったけど。


でも、この頃は、げーのーじんやミュージシャンのそれと同じ位置づけで、ミーハー的におっかけていたんだよね。だから名刺交換なんてとんでもない!って感じだったし、下手に修論なんか書いてて自分のできなさ、知識知見知恵の足りなさっぷりを痛感してたから、「こんにちわ、はじめまして」の次が続かないっ(>_<)と思ってた。
サードプレイスコレクションのとき、上田先生にCDにサインしていただいた勢いを借りて、勇気を振り絞って、名刺交換させてもらった。「修論の発表会、ディフェンスしてきてくださいね(にっこり)」と言ってもらって、この『にっこり』で38度も熱あったけど、晃司Zepp 2DAYSともろかぶりだったけど、口角上げて乗り切れた。(先生は覚えてないだろうけど(^^ゞ)


学者のおっかけって、こちらがその気になればいくらでも接点があって、ただ見ているだけじゃあんまり意味がなくて話をして、その内容を高めて行くってプロセスが大いなる学びなわけで…とぐるぐるしてたけど、それでもやっぱりあたしにとって中原先生はアイドルってゆーか、違う世界の人、いうなればステージ上のスター☆だったわけです、手が届かないからいい、みたいな(笑)


だから、ラーニングイノベーション論もこんなミーハーな心持ちで受講しちゃいかんだろ、と自己規制かけてました。観るだけ、聴くだけにとどめておきなさい、って。そう、アイドルとケッコン出来るなんて思っちゃいかんように(笑)
 

ラーニングイノベーション論の1期は大学院に行ってた時期だったから時間的にも経済的にも通うのはムリでした。大学院が修了して、さ、何しようかな?って考えたときに、なんとなーく、中原先生は今年でラーニングイノベーション論はおしまいにするんじゃないか、って妖怪アンテナが作動して、「迷ったら行け!」と勢いで申し込み。とーぜん自費。日中のプログラムもいくつかあって、休み取らなきゃならないので、上司に相談するも「ひめ個人が学ぶことはアグリーだけど、協力はできない、参加できないことも前提でなら」と言われてたし、物理的には相当しんどいときもあった。つらくて悲しいこともあって、授業や課題どころじゃないって精神状態のときもあった。けど、あたしの妖怪アンテナは間違ってなかった、って思う。


ホント楽しかった。スイーツの差し入れ、裏セッション、Twitter、懇親会やら暑気払い、お誕生日サプライズ、卒業文集…、卒業文集のメタファできょーこちゃんが「ラーニングイノベーション論は部室」って書いてたけど、学生時代のノリと勢いと青臭さが心地よかった。


それでも、やっぱり「個」として先生に向き合うのは今でも(きっとこれから先も)自信がないし、怖い。
それって何かって言ったら、あたしにとっての「学び」はOne of themでしかなくて、いろいろあるけどその中のいっこであり、そこに真剣味はないから。あたしにとっては中原先生も、晃司もichiroさんも同じなんだ。同列で語ること自体がそもそもおかしいけど(笑) 
楽しいから学んでいる、学びの場にいる、ってだけ。学んだことを何かに生かそう、なんて思ってなくて、素直に「知らないことを知るのは楽しい」し、それがステキな人好きな人と一緒だったらもっと楽しいってだけなんだよね。
でも先生は、ベースに「学び」があるんだと思う。ご自身の学び、周りの方への学び…その土台があって生活をとりまくいろいろなものがあるんだと思う。


今言えること。
中原先生に出会えてよかった、ってこと。
先生が提供されるいろんな場に出かけて行って、そこで感じたこと、思ったこと、感激したこと、考えさせられたこと、悩んだこと・・・それは間違いなくあたし自身の何か、にはなっているはず。願わくば「知」だったり、人としての深みだったりしていたいけど。
オトナの学びってそういうことなのかも。これを身につけました、ってことではなくて、学んだことで「あたしがあたし自身に自信がもてるようになる」ってことなのかも。あたしは大学院とこの1年学んできて、知識や思考レベルでの自信は持ててないけど、あたしはどうありたいのか、何をしたいのかってことは結構明確になった。これが「自信」なのかもしれないって思う。


そして、何よりも先生が提供される場でこれ以上にないステキな出会いがたくさんあった。ラーニングイノベーション論2期生の皆さんと出会えて、深くて暑い、もとい、熱い時間と空間と文脈を共有できたこと、これがかけがえのない財産だと思うし、その中にいられたこと、ホントにシアワセです。


上田先生がおっしゃっている「憧れの最近接領域」。あの人とだったら乗り越えられる…、”あの人”にたくさん出会えたラーニングイノベーション論でした。あたしも”あの人”になれるように自信をつけていきたい、そんなふうに今は思うのです。


中原先生、Class of 2010の皆さん、ワガツマさん、そしてホーヤさん!ほんとにほんとにありがとうございました!



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