わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

「思考」だらけ

2024-03-21 21:55:45 | ドクショ
昨日、「余白思考」を読んで感想を書いた。
ふと、そういや「思考」とタイトルについた本がやたらと多いなぁ、と本棚を眺めたら、こんなにあった。



だいぶ偏ったわたしの本棚でこれですから、きっと大型書店に行ったらもっとすごいことになってるんだろうなー。


それだけわたしたちは日々「考えること」をしていて、「考え方」を求めている、ってことなのかもしれないね。


新しいアイデアを考えたり、やもっと効率よく(うまく)仕事をする方法はないのかな?と考えたり、物事をポジティブに捉えようとしたり、今よりももっとよくしよう、きっとよくなる、って思っているからこそ、「考える」し、「思考」の仕方を欲するのかもね。


これらの本は確かにわたしの書棚にあって、一度は読んでいるもの。何かしら引っ掛かりがあったり、覚えている箇所もあるけれど、悲しいかな、全部は覚えていないし、実践もできていない。実践できてたらきっと今頃もっと楽に生きてるだろうし、いろんなことを成し遂げていることでしょう。


けどね、ふと思った。


女子大の学び直し講座でデザイン思考に出会った。厳密に言えば、ラーニングイノベーション論で博報堂大学に見学に行った時に「デザイン思考」という言葉は聞いていたんだけど、ちゃんと認識して、いろんなワークショップに参加したり、自分自身もデザイン思考のプロセスでプロジェクトを回してみたり、それなりに、学びを深めた。デザイナーの感性、考え方をメソッドにしたもので、イノベーションを起こす思考法の一つであるとされている。何やらすごいもののように見えるけれど、誰かの困りごとを解決する、生活者視点が大事であることなど、身の丈にあったというか、地に足ついた感覚があって、だからこそ探究し続けている気がしている。


新規事業や企画に携わっていなくてもデザイン思考的な考えやマインドセットを持つって大事だなぁ、と思っているから、学び直しでもそのことをお伝えしている。


折に触れて思い出すのが、プログラムを立ち上げた森田先生の言葉、思い。
先生はいつもこうおっしゃっていた。


世の中には思考法はたくさんあって、思考法を学ぶ講座、機会はたくさんある。けれどもこの講座では、何が解くべき問いなのか?を見つけることを大事にしたい。それはあなたが本当に解くべき問いですか?


これに尽きる、と思っている。思考法をいくら学んでも解決なんてできない。本当に解くべき問い、課題はなんなのか?課題を見つけ、捉えることこそが大事で、それに時間をかけたい。
アインシュタインも言ってるもん。問題解決に20日かけられるなら、問題発見に19日かけたいって。


本当の問い、課題を見つけるのはそう簡単なことではなくて、だから課題はそこにある前提で、解決に導いてくれる「思考法」に飛びついちゃうのかもしれないねぇ。なんて。


でも、いろんな思考法を知っていることは、それだけ考えの幅を広げてくれるってことだから、いい意味で逃げ場ができて、生きやすくなりそうだよね。いいとこどりでもいいじゃん。どんどん吸収して、使っていこうと思ったよ。
いくつか斜め読みしただけの本もあるので、これを機に再読してみよう。


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