わくわく記録帳

一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。
そんなに!?
記録しておかないのはもったいないよね。

これやったら絶対ウケる!思いこみとおせっかいが場作りのベースにあったらしい、の話。

2012-02-09 12:52:26 | オトナの学び
中原研のD3たってぃーさんのインタビューを受けました。
研究対象、ということではなく、もっとざっくばらんにとのことだったので、ホントに好き勝手に喋ってきました(^_^;)
1時間程度、なはずが、なぜ外に出るようになったのか、どんな場をどんな思いで作ってるのか、場作りする上で社内・社外で違いや難しさってあるか?場作りする原動力って何?って話から、ギター男子のコミュニティの話まで1時間半以上も赴くままに話しちゃいました。
たってぃーさん、ごめんなさい、お忙しいのに(>_<)


これが、ものすごーーーーーーーく豊かなリフレクションになったのです。


というわけで、思い出すままに少々リフレクションしてみます。


なぜ外に出るようになったのか?これに関してはいろんなところで喋っているので割愛します。去年の夏に長岡先生の授業でおしゃべりしたときにまとめたのは

 ・キャリアチェンジとマネジメントの葛藤→カイシャだけでは行き詰る
 ・チームメンバーに対しての思い→専門知識、裏付けとなる根拠が欲しい

要は、小売の不規則な仕事から完全週休2日制の会社に転職したことと、上司とどーにも合わずに辞めちゃおうかなーと思っていたら思いがけず慰留されて、じゃあ、せっかくなので仕事以外で楽しんじゃおう、と不謹慎に思っちゃったから。


とは言え、この時期は完全に受け身。
学びのコミュニティに出かける≒越境やら、それを持ち帰ったり、自分で場を作るなんてことはまーーーーーったく想定していなかった。というか、そんな場があることすら知らなかった。


転機は長岡先生の授業。
・長岡先生の定性調査(フィールドワーク)の授業で「学び方を学ぶ」 
・2年次 とにかく本を読むことで、似非持論を持つ  
・「Learning Bar」に出会う →中原先生のおっかけ(笑) 会いに行くには外に出なくちゃ。


で、今があるわけです。 


んで、越境って何ですかね?という質問があったので、以前、ラーニングイノベーション論の最終セッションで中原先生がおっしゃっていたのは
越境1.0 外に出る 誰かが作った学びの場に参加する
越境2.0 学んだことを持ち帰る、実践する
越境3.0 自分で作る
(相当意訳、相当省略)


これ、その後、長岡先生の授業でしゃべったり、イタヤさんのLカレッジでおしゃべりしたりしながら、あたしなりに考えたのは
越境2.0は「いざなう」 なんじゃないかってこと。学びの場に誰かを誘うことでLearnerを増やし、コミュニティを形成していくってこと。


で、以外とこの2.0が難しいという話をした。
これは調査結果でも表れているようで、越境学習をする人は1回限りか、複数回頻度高く、の二分化されているそうです。
そうなの。ひめさんが行くなら行く、的なことはよく言われるし、誘ってね、とか、いつも前向きで刺激受けてる、と言われて鵜呑みにしてお誘いするとのらりくらりとかわされる、というのはよくあることです…。外に出るってことはそれだけでハードルが高い。自分の時間、お金を使うわけだし、時間≒仕事のやりくりも発生する。さらに言えば行った先でのお作法もよくわかんないし。あたしもはじめて行ったラーニングバーでは、お隣の人としかお話できなかったもん。



場作りっていっても、やろうと思ってもなかなか実行できないのに、やっちゃう原動力って何?というお話。


それってあたしにとっては2つあって、
1つは、無条件に応援してくれて、参加してくれるのってくれる前のめりな人たちがいるってこと。
もう1つは、これをやったら絶対に喜んでくれる/ウケる、という思い込み


前者はLIN論もそうだし、WSDの仲間も、大学院の同期や先輩、後輩たちとの関係もそう。あ、あとギター男子もそうだね(ここはあたしは乗っかる方ですがwww)


となると、そういうコミュニティ、というか信頼関係、仲間ってどうやって形成されるんじゃろ?という疑問もあるねぇ。
ひとつには、求心力となる存在、な気がする。憧れの誰か・・・うーん、ちょっとキワな言い方をすると教祖的な存在。
LIN論でいえば、中原先生。3期の皆さんの中原先生リスペクト度合ったら半端ないし。ギター男子で言えば、もちろん、布袋さんであったり、ナイトの存在であったり。

(余談ですが、LIN論やギター男子たちのGive,give,give&giveな感じを「気持悪いほど仲がいい」とか「気持悪いほど前のめり」と表現していたら、ものすごくウケてた。気持悪い、褒め言葉ですよ(笑))



これをやったら絶対に喜んでくれる、って思いつくと後先考えずにやりたくなっちゃう。駆け引きとか利害関係とかあんまり考えずに、誰と誰と誰にお願いして、何を準備したらいいかな、それってどこにあるのかな、とぐぐって行けそうならすぐ行っちゃう。なんでしょね、この行動力。違うところで生かしたら成功してたかもしれん(笑)


どういうときに思いつくんですか?と言う問い。


わからーーーーーんっ!


敢えて言うなら、楽しかったことと空間が交錯したとき、な気がする。大学院のOB会を企画したのも、イタヤさんたちと女子会やったのが楽しくってまた集まろうネ、と別れて、ちょうどそのころ大学院の授業を聴講していてキャンパスに行ってて「この教室借りられないのかなー?」と、楽しい出来事と空間が交錯して、その足で事務室行って、かくかくしかじかこーゆーことって可能ですか?と聞き、本学職員で大学院後輩のツカハラさんに「借りられるかなー?」とメールし、とあれよあれよと決まって行った。


LIN論の卒業文集も、大学院の修了式後の飲み会のコンテンツにアベさんがアンケートを取ってくれていて、出席できなかった人もいたし、冊子にしてみようかな?と思い付いたものがきっかけになってるし。一から(ゼロから)モノを生み出せるほどくりえいちぶではない^^;


掛け算、なんだろね。


いっこだけではダメで、何かと何かが合わさったときに、あたししかわからない方程式で解が出る。っつか、あたしにもわからん方程式だ。


思い起こせば、こんなことはずーっと前からやっていたんだよねー。
取締役会に手作りスイーツの差し入れ持っていく前は、授業に差し入れ、その前もお正月に職場にお重に詰めたおせち持って行ったり、大学の学祭かなにかの場所取りをする男子のためにお重いっぱいのお弁当詰めって行ったりとか。
卒業文集作ったのもそうだ。本業とは関係ないところでがんばっちゃうのは昔から変わらんのかも。



というわけで、オチにもなんにもなっていないけど、無理やりまとめると

・好きな人(もの)を作る。求心力憧れれの存在があるとコミュニティのつながりは強固になる
・強固なコミュニティ・・・何やっても受容してくれる存在がいると、足を踏み出しやすい
・これやったらウケる!という思い込み(とおせっかい)

この3つがあたしの場づくりのベースにあるんだなぁ、ということに気づいたインタビューなのでした。


長時間に及ぶくだらない話に付き合ってくださったたってぃーさん、本当にありがとうございます。
コメント (2)
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