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懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしの蒸気機関車写真展 その12 「橋とトンネル」 岩壁

2013年06月29日 | 懐かしの蒸気機関車写真展
撮影場所  岡山県新見市井倉

今回から「橋とトンネル」をテーマに写真をお送りします。
日本の国土の70パーセントは山、山があれば浸食され谷が出来て川が流れる。
日本の鉄道はの多くは山間部を走っている。
日本の川は蛇行して走る事が多い。川に沿って走ると蛇行しているので走行距離は長くなりカープの連続でスピードアップが望めない。
線路を直線的にするために鉄橋とトンネルが欠かせない。
幹線路線は直線的に改善をはかりスピードアップしてきた。
しかし、ローカル線は川筋や地形に沿って線路が走っている。
三江線(広島、島根)や飯田線はローカル線好きの旅をのんびり楽しむ人でないとイライラがつのる。

この写真は井倉峡を走る伯備線、重連の石灰列車を待った。
こんな渓谷は太陽が当たらず白い蒸気が出ないと何を撮ったかわからない。
蒸気のでる寒い時期がよかった。
井倉峡は石灰岩が浸食され垂直の岩壁が続く、石灰岩は岩石でなくサンゴや貝殻の化石のため柔らかく浸食されやすい。
渓谷として垂直の岩壁は柱状節理の花崗岩や玄武岩のところで見られる。