懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

古い町並み 倉敷市天城

2013年06月27日 | 古い町並み
撮影場所 岡山県倉敷市天城

天城には昔、陣屋があったといわれている。
昔ながらの狭い車一台が通れる道が続く
道の狭さが開発を遠ざけ古い民家が残ったのだろう。
残そうとして残った民家ではない。古い痛んだ民家は取り崩されていく。
手入れをすれば住める民家だけ残っている。
こんな町並みは今後残るかどうか難しい状況にある。
茅葺き民家と同じで住む人が残す意思がないと残らない。
建て替えが必要になったら更地にして郊外の新しい土地に家を建てるしかない。
駐車場も作れない昔の町並み。みんな歩いて移動していた時代
江戸や明治には車置き場など必要でなかった。
間口が狭く奥行きのある民家の造り、地震や火災にも脆弱である。
もう時代に合わない住居かもしれない。
しかし、長年住み慣れた土地や重厚な日本家屋に住みなれた人には軽い現在の家屋はなじめないのであろう。20年後こんな町並みどう変化するのであろうか

ここへは私の住んでいるところから近い、車を置くところがないので自転車できた。
カメラに白黒フィルムを入れて夕方の町並みを撮った。